2009年11月02日
THIS IS IT
THIS IS IT デラックス・エディション(初回生産限定盤) マイケル・ジャクソン |
行ってきましたよ 映画 『マイケル・ジャクソン THIS IS IT』
前売券を唯一引き換えをしていたコンビニ「ローソン」での機械発券の色気のないチケットじゃ物足りなくて映画館へと前売券を購入しに出向き
その後映画が公開してからでないとできない座席指定のために、またまた映画館へ出向き (シネコンだったため全席座席指定であった)
で、やっと今日映画を観るために映画館へ出向きました。
すごい! 何をそこまでマイケルに…
と笑ってしまった私とMKちゃん そして本日代休で学校が休みのMKちゃんの下のお子(DSの中で私を育てている(10月18日参照)小4)も一緒
映画を観る前は全盛期の盛り上がりを肌で感じていた者たちとしては 「ものすごいファンでもないけどやっぱり観ておきたいじゃない?」な軽い気分でした。
で、映画を観て…
感動してもう涙 ダーダー 。゚(゚´Д`゚)゚。
やはり彼はKING OF POPな天才
生涯 特に後半からはイロモノで見られていた彼でしたが
本当に心から 「惜しい人を亡くした」 と思えました。
映画を観たあとMKちゃんと私 そのままCDショップに直行し上記のサントラ(マイケル・ジャクソンのベスト版みたいな内容)を2人とも購入
その後軽く食事をし、解散してから職場へ直行
職場ではすでに映画を観た人たちと共に口々に「絶対にスクリーンでみるべき!」と布教(笑)
マイケルも名前くらいしか知らない
ダンスも音楽もそんなに興味はない
なんて人も含めて
いろいろな人に観てもらいたい映画です
本日2週間の上映予定がもう2週間の延長が決定となりました。 是非映画館へ☆
2009年11月01日
夜中のサプライズ
ここ数日
いいこと とか
よかったこと とか
安心したこと とか
続いております 自分だけでなくて他の人も含めてそんな感じでいい感じ よかよか
これは数日前の嬉しかったこと
夜中、仕事あけに韓流勧誘姐2号のYさんがうちにチャリのってやってきた。 ちょっと渡すものがあったので帰宅前に寄ってもらったのだった。
で、そのとき「これKちゃんから預かってきたから!」って渡されたのが…
『アンティーク』のDVDじゃあないのよぉ~♪
━━━━(゚∀゚)━━━━!!
Kちゃん韓国にまた行ったらしく、「日本で発売しないっぽい~!」と以前にぼやいていたのを覚えてて買ってきてくれたのだった。
ひゃー♪ 12月の日本版まで我慢するって決めていただけにこのサプライズは嬉しい!
ヘタに職場で渡されるよりも嬉しい 職場で大声だせんという理由だけだが( ・∀・)
「ちょっと! 嬉しすぎるんですけど!!!!」 っと即効メールでお礼いれたよ。
さっそくDVDプレーヤーをリージョン3にして見たわ! 英語の字幕があるから大丈夫!
でも日本発売のDVDも買うけどさ ( ̄ー ̄) すでに予約済ですがな
でもやっぱり今後もタラタラと少しでも韓国語やっとくわ~
アンティーク
西洋骨董洋菓子店~[DVD] 発売予定日:2009年12月18日 |
一緒に写ってる雑誌は『一個人 12月号』
始めてみる雑誌だったけれど、「西洋名画を読み解く」の絵画が神話とか宗教画だったもんだから即買い ああ、こういう雑誌が学生時代にあればどれだけ楽だったか!(それも日本語というところがポイント3倍)
2009年10月15日
片足入れた?@韓流
アンティーク
西洋骨董洋菓子店~[DVD] 発売予定日:2009年12月18日 |
にゃほー~(壊)
以前観た よしながふみ さん原作の映画 韓国版の『アンティーク』がやっとDVD発売が決定となりました。
いろいろあったからねえ、販売延びてたの。 韓国ではもう英語字幕ありのDVDが売っているのは聞いていたので去年のソウル旅行でもお世話になった、3ヶ月毎に韓国に行っているオカマなKちゃんが「買ってきてあげようか?」って言ってくれてたんだけど、英語の字幕よりもこれは原作に非常に忠実な日本語の字幕がほしくて我慢していたのでした。
ってことで チェ・ジフンの関連が急に解禁になったらしく、やはり上映が無期延期となっていた映画
『キッチン 3人のレシピ』をいつもの韓流勧誘運動姉さんズと一緒に行ってきました。
ん~ ダンナが少し気の毒になる映画だったな。 天真爛漫も度を過ぎると人を傷つけますって。
ジフンがかわいかったし、映像も綺麗だったのでよしです。
あんだけ苦手だったハングル文字もこのところ見ても「いやあ~読めない記号はいやー」って拒否反応がとうとう無くなりました。
以前も書いているはずですが、ハングル文字って文字と思わず眺めている分ならかわいいのだけど、文字としては読めないからすごくストレスだったのです。 意味が解るとかそういう問題ではなく、アルファベット表記ならとりあえずは声に出してみることができる。 漢字は文字で意味は解らなくても一応見たことがある。 ギリシャとかアラビアは顔が違うから文字も違ってもあまりストレスになってないのに 「同じアジア系の顔なのに何?この文字っ!」 って…あの時のストレスはうまく説明できないけれど、でも確かに私の中のストレスであったのです。 結構語学フェチです。 それもあり負けず嫌いがチラリとでるようです。 だから避けていたってのもあります。
ってことでこのところの私のDSには
学研 ハングル三昧DS 学習研究社 |
が入っております。 ええ、単純です~(゚∀゚) (TOEICはどーしたぁ?とは聞かないで~)
姉さんズが誘ってくれているので、今度韓国に行くことがあったらメニューや看板くらいは自分でも読みたいわけです。 意味がわからなくても声にだせて読めるだけでストレスは半分にはなるはずなんです。 本当に前回のソウル滞在で懲りております。 姉さんズ2人は「全然読めなくたって平気よっ」って言うけど、あのストレスは絶対もう嫌なんであります。
映画の後はまた大久保の韓国料理屋にご飯に行くことになり、一番に店に入って、一番最後まで店にいた客となってしまいました。
うーん、姉さんズの勧誘にはまってきているのかもしれません。
2009年09月30日
マイコーの映画
アメリカのSony Picturesからのメルマガにて知ってサイトをみとったらさすがに日本もありますよ。
こっちアメリカ~ Michael Jackson's THIS IS IT
こっちがニッポン~ マイケル・ジャクソン THIS IS IT
どちらも Watch The Trailerから予告がみられますぜ。
さてさて、今週から始まった全世界同時公開の前売り券発売。 2週間だけというし、その後発売されるDVDを購入するほどファンというわけではないものの、やはり全盛期の盛り上がりを直にかの国にて体験していた者としては最後にこれは観ておきたい。
ってことで当時一緒にアメリカにておバカ騒ぎをしておったMKちゃんと一緒に行くことにして前売券を購入することにいたしました。
ローソンチケットで「特別シリアル番号つきペア」なんて素敵なチケットがあったのですが、前売券2枚紙ジャケットケース入りで2600円 「あら、前売券だけの値段でこれは素敵♪」って思ったものの
『送料1000円』の文字
高くね?
って、をい! それって紙ジャケ分がさりげなーく入っておりませんか?
うーむ、その送料はちょっとねえ、ってことで通常のチケットを購入、発券はローソンにて!にしましたです。
公開は10月28日から2週間 いつもの映画のようにダランダランしているとあっと言う間に終わってしまっておるわね サクサク行動しますわよ
2009年07月08日
ポニョ SPAM好き~って言って♪
崖の上のポニョ [DVD]
|
しかーし!
モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル
デラックス・コレクターズ・エディション [DVD] |
”we eat ham, and jam and Spam a lot”
これがもとになっているBroadwayのミュージカル『 Spamalot』も今年の1月で終わってしまった。 あと1度観たかったわー。 ミュージカルのDVDってあまりないんだよね。 あってもいいじゃないの?といつも思うんだがなぜだろう? DVD化していただきたかった過去の公演は山の如くあるぞよ。
オペラが観たい、ミュージカルが観たい、それでもってU2とPSBが諦めきれないw
さて、煩悩の限りを海に捨ててまいります。
2009年06月10日
中とってラブコメ
ひさしぶりに映画 『お買い物中毒な私』を観てきた。
私的に今観たい映画は2本あるのだが、その前にこっちが先に終わってしまう「らしい」と聞いたので先に観ておくことにした。 こんな余裕をみせていて、これで観たい映画の2本に行く時間がなかったらそれらをミスするわけだけど、一緒に行った人がその2本とも興味がなく、おまけにその人が観たい映画は更に輪をかけて私が興味がない映画だったので『中とってこれ』ってところもある。 原作者のソフィー・キンセラの本は楽しくて読みやすくて時々読んでいるから全然OKでありますよ。
軽い気分で観ていた。 「ヘンリー・ベンデル(デパート)の化粧品売場はときめくよねえ」とか「そうそうマネキンが(これ買おうよ)って誘うんだよね」とか「カードの請求書って怖いわ」とかとか思いつつ。
(以前カード利用をするとき使っていたタイプのカーボンコピーに番号を転写するために使った機械の)「カードを通してガッチャン」って音がたまらないというシーンがあったが、まさにあれはたまらない(笑)
いまは電子化されてしまいそういうたまらなさは味わえないなあ…
やはり買い物は楽しいんだわ(笑) 特に主人公の25歳あたりは本当に楽しいんだんわ。 そして途中で買い物依存症の会に参加したりするあたりがなんともアメリカ映画
ラブコメではあるが今ひとつまとまり辛かったかな? 自分の思いは原作の勝ちだが、それでもカラフルなファッションが視覚から入るからこういう映画は楽しい。
2009年04月30日
アンティークな男前たち
映画2日連続です。 さっさと働いたら急いで映画館です。 本日は『アンティーク』 本日は仕事関係で仲良しになった姐さんズ2人と韓国に一緒にいったOちゃんとの4名様 私以外は全員韓流に詳しいのでした。 私は原作者の よしながふみ さんのマンガが好きだから楽しみにしてた映画です。
12月に韓国に行ったとき、韓国語もわからなくても原作はわかっているから字幕なんぞなくても見たい!と切望していたら、その前日に上映終了したといういわくつきな映画。(その時の話はこちら)あれから4ヶ月、長かったわあ。 おまけに主人公のチュ・ジフンさんが数日前にドラックの使用で書類送検されたりしてて「上映中止か!」と4人ともドキドキしたりもしたのでした。 他の国の俳優さんだし、たぶん大丈夫だろうと多少は思っていたけど、そのまま上映続行となって感謝です。
上映は都内では2館。 小さな映画館で、飲食禁止、いやドリンクすら禁止という「なんだそれ?」思わずぼやいた映画館。 やっぱりさ、映画館はポップコーンは食べたいよねえ、コカコーラは飲みたいよねえな良くも悪くもアメリカナイズなすりこみをされているからちょっとだけ「ムムム!」っとなりましたが、映画が始まったらそんなのどーでもよくなりました。
いやあ、よくできていました。 フジテレビでドラマ化もされそれなりに楽しみましたが「大人の事情」で脚本も随分変更されており…なので今回の韓国映画版のマンガに忠実なストーリーは「ここまでぶれないで2時間弱によくぞまとめて作ってくださった!」と感動。 映像が綺麗、おまけに出演者がみんな男前( ・∀・) ポスターの写真よりも演じる姿のが数倍男前でうっとり。
ミュージカルっぽくなるところも面白く観ることができました。
映画のあとは4人でこのご時世に豚しゃぶのコース料理を食べに行ったのですが、始めて「かっこよかったねえ」と同意する(実は韓国の俳優さんに同意したのは始めてだったりする)私に3人から「今日でている人のDVDとか貸してあげるから!」「こっちの世界に入ってらっしゃい!」と激しい勧誘活動をされたのでした。
うむ、病気になったり、あまりにも悲劇の物語とかそういうのでなけりゃ観させていただこうと思います。
2009年04月29日
カラスな男前達
『みどりの日』
祭日だけど休日じゃないけど映画くらいはどーよ?ってことで行ったのが『クローズZEROⅡ』前回の『ドロップ』に続き~な個人的思いとしては「PG-12でいいのか?」なバキバキ・ボッコボコの物語。NY時代の友人2人と観に行きました。 Mちゃんは小栗(旬)さん、MKちゃんは山田(孝之)さん、私は上地(雄輔)さん見たさであります。 社会人になってすぐに知りあったので、付き合いもそろそろ長くなりあーんなことこーんなことまで知り尽くされている、また知っている友人ですが、実生活でもタイプの男前がぜんぜん違うので意見があったためしがございません。
一緒に行ったのはNY時代のツレだったわけですが、高校時代のツレというのの団結は自分のことも思い出してもいいものだなあと思います。 今も何年ぶりになっても会えば当時と同じに話せるってのは感謝です。 これについてはそのうちに書こうと考えています。
ひとつずっと気になっているのは「クローズ」はカラスのCROWからのタイトルなのですよね? でもテレビとかの発音だと脳内変換されるとCLOSEに聞こえます。 カラスのCROWだと「クロウズ」だと思うんだけどなあ。 マンガ読んでないからその辺が書いてあるならわからんけど。
面白かったのです。 が、実は(ネタばれになりますが)上地君演じる筒本は全編に出演しないのは知っており、で、前の晩徹夜に近い状態だったこともあり、彼が全治3ヶ月の設定で出なくなった途端にウトウトしだす始末(--)。 よってその後の15分くらいのストーリーの記憶がありません。 もちろん映画終了後、彼女たちから思いっきりクレームをうけましたことよ。 当時羞恥心で大忙しだったのもあるのでしょうが、できれば感動的だった最後の戦いシーンには出演してたらよかったなーとかも思いました。
2009年04月18日
映画「DROP」
マンガは絵づらが受け入れられず早々と降参したのだった。 で、映画。 DVDまで待つ予定が友人知人から好評なのでひさしぶりに映画。 で、ポイントカード再入会(有料) とほほ。
決して中学生を演じていると思うとありえないアンチャンやオッサンなんだが、(それより話自体が私のような平和な、昭和な、田舎の中学育ちにはありえないのだった)それでも予想していた以上によかった。
たぶん男前な出演者への贔屓目があったりもしたけれど、それを抜いても面白かった。
贔屓目ではない(失礼)お笑い芸人さんの中には演技の上手な人も多数でびっくり。 出ちゃってよかったのかな な演技の人もいたけれど、ま、見ている人たちの笑いをとってたからよいのであろう。 観ているうちに最低でも10歳は上の実年齢の演じる中学生が「やってることは中学生の考えだよなあ」と思って違和感のなくなっていく不思議、成宮君がちょとしたしぐさの演じ方で品川さんに見えてくる不思議。 って感じで楽しめた。
でも指定がPG12:12歳(小学生)以下のお子さんはできる限り保護者同伴で、な映倫のレートにはちょいとばかり日本の「甘さ」を感じてしまった。 中学生が暴力満載にタバコに酒だもの おまけに主役の二人は人気者、友人同士での小中学生も沢山見にくるだろうにねえ。 ああ、見にくるからこのレートなのか? ま、日本のレートはあくまでも自主規制だから権限はないといえ、あれだけの激しい殴る蹴るを観ていいのかなあ とおばちゃん心配。 よくよく考えると自分が小中学生のころは007とかゴッドファーザーとか… 任侠ものは観ていないけれど、洋画は結構無茶してたかも?思い返せば…じゃ今のお子はこのくらい大丈夫なのか?
ニッポンのお母さんたちそこんとこどーなの?
リアリスティックとバーチャルの境界線を容易に引ける時代に子ども時代をすごしてる私たちからすると今は境界線がカオスだものなあとは思う。
隣に座った絶対に『出演者の誰かのファンであろう彼女に無理やり連れてこられた彼』という構成のカップル。 それだけでも微笑ましいかったのだが、途中で彼の方が「グズン」と泣いたことにますます微笑ましかったのだった。 理由はどうであれ、一緒に楽しんでくれる相方は最高であるね( ̄ー ̄)
来週も映画に誘われております。 行きだすと途端に行きだすものだね。
2008年12月13日
ソウルでアンティーク
ソウルに行くと決まってから時間作ってできたら観たいと思っていたのがこれ。
よしながふみ さんのマンガ「西洋骨董洋菓子店」が原作の韓国映画です。 日本でも「アンティーク」としてテレビドラマにもなった作品です。
ええ、韓国語わかりません。 でも職場でチラホラ使う場合もあるので耳は拒絶はしません。 日本ではGWに公開も決まっているそうで、この中の俳優さんの1人が職場のねーさんズのお気に入りで、すでに映画には誘われています。 (だれだか何度聞いても覚えません、覚えられんのだよ。) 何話しているかはわからないけどでもせっかくだから現地で見てみたいなと思ってました。 ファンサイトや現地の方のblogなどで調べたところ、どうやらマンガにとても沿った内容になっているようなので退屈はせんだろう。 たぶん寝ないで大丈夫だろうと…。 根拠のない自信であります。 だいたい海外じゃそれが一番大事です。
ハングルが読めないから事前に映画のサイトにアクセスして「たぶんこれが映画のタイトルだろ」って部分をキャプションして印刷して行きました。 映画館の情報はミョンドン地区あたりの映画館をまわればやっているだろ。 と、これまたアバウト
ところが、現地でそれらの映画館(3つ)を散歩がてらに周ってみたもののポスターもないし、プリントしてきたハングルと同じタイトルがない… んー、やっぱり無謀なチャレンジだったか? と思いつつも今度は観光案内所で聞いてみようとこれまたその辺のオジサンやらに身振り手振りで場所を教えてもらい観光案内所へ。
案内所の日本語の饒舌なおねーさんに、「すみません、アンティークって映画…」とここまで言っただけで、
「あー、アンティークね!」との回答。 よし!どうやらこれで映画館がわかる! と喜んだのもつかの間。
「昨日あたりで終わりましたよぉ」 なズコーな回答をいただいたのでした。 11月13日開始なのにもう終わりましたか? それともこの辺では終わったのか? そこまでは聞きませんでした。
くやしーから本屋で韓国語バージョンのマンガ買ってきました。 お値段4000ウォン 円高だったもんで260円くらいでした。 どうにも映画やドラマの韓流にははまれないけれど、マンガから韓国語に入ってやろうじゃないの!
2008年07月21日
妖怪達の妖怪映画鑑賞会
「絶対にそれはやめといた方がいいって!」
と、職場にて若者L君にからかわれましたぜ。
先日『ゲゲゲの鬼太郎 千年呪い歌』に行きました。 久しぶりの映画がコレです。 あははは(;・∀・)
韓流ドラマにどっぷりはまっている某副都心高層ビル勤務仲間の姉さんズ2人のうちの1人Mさん(姉1)がお気に入りのソ・ジソプって韓国人俳優さんの徴兵後の第一作となるこの映画に、もう1人の韓流フリークのTさん(姉2)を誘おうとしている会話中をひょっこりと耳にしたワタシ。
姉1「行こうよ!」
姉2「いや~、子どもの映画だから行かないわよ!」
って延々のやりとりを横で聞いてて、「あ、それって上地雄輔もでてんですよ~♪」って会話に参入したら
姉1「じゃ、一緒に見に行こうよ!」と誘われました。
結果2対1であんまり乗り気でない姉2のTさんをひきづって映画に行くことになったのです。
あ、ちなみに、今回めずらしく、アタクシったら3人の中で一番年下です。 ほほほ。
でも冒頭のL君にいわせりゃ「ウエンツお目当ての若い子満載の映画館で浮くからヤメロ!」だったわけですよ。 「妖怪が妖怪の映画みにいくって感じ?」 って聞いたら「そこまでは言いたくても言いません!」だそうだよ。
ふん!ますます行こうじゃないの! と開き直りもいいところ。 でも、ちょっとだけ子どもの少ない平日の昼間、それも歌舞伎町の映画館を選んで行くあたりは小心者です。
映画、面白かったです。 特殊メイク好きなものでこの辺も面白く、内容もよくできておりました。
で、一番感動して涙したのが乗り気でなかった姉2のTさんだったのでした。
2008年07月11日
映画ご無沙汰、i-Phoneお悩み
うーむ、そろそろ映画にでもいきたいんですが…
これは封切すぐにNYでみてきました。 さすがにNY物語、いやあ、盛り上がってたわ。 特に女性とゲイのみなさんに。
一緒に映画に行ってくれたスタイリストのMさん。 今回の旅で一杯お世話になった人。 年齢も近い彼女と、映画の年齢層も似たような設定でおまけにNYの話だから映画館でゲッラゲラ笑って観てきた。 途中ゲイネタになると今度は私の隣のゲイカップルがゲラゲラ笑ってた。
日本にくるのは8月だけど、その前にWOWOWが全エピソード放送するそうです。
最初のころの主人公キャリーはタバコをいつも手に持っていて… 時代を感じますぜ。
本日iPhone 3G日本発売。
うーん、欲しい。 実はアメリカ発売のころから欲しいとギャースギャース言っていた。
でも、ワタシの携帯、ソフトバンクじゃないの。 それにワンセグはなくても平気だけれど、お財布携帯がかかせない生活だからお財布携帯がないのは困る。 となると今の携帯を2台持つってこと?
当分ないな。 でもいいなあ。
2008年07月05日
"ALWAYS LOOK ON THE BRIGHT SIDE OF LIFE"
Some things in life are bad,
They can really make you mad,
Other things just make you swear and curse.
When you're chewing on life's gristle
Don't grumble, give a whistle.
And this'll help things turn out for the best.
And....
Always look on the bright side of life, (whistle)
Always look on the bright side of life, (whistle)
If life seems jolly rotten,
There's something you've forgotten,
And that's to laugh and smile and dance and sing.
When you're feeling in the dumps,
Don't be silly chumps.
Just purse your lips and whistle, that's the thing.
And...
Always look on the bright side of life. (whistle)
Come on...
Always look on the bright side of life...
For life is quite absurd,
And death's the final word,
You must always face the curtain with a bow.
Forget about your sin,
Give the audience a grin,
Enjoy it - it's your last chance anyhow.
So always look on the bright side of death,
Just before you draw your terminal breath,
Life's a piece of shit,
When you look at it,
Life's a laugh and death's a joke, it's true.
You'll see it's all a show,
Keep 'em laughing as you go.
Just remember that the last laugh is on you.
And always look on the bright side of life,
Always look on the right side of life,
Come on guys, cheer up.
Always look on the bright side of life.
Worse things happen at sea, you know.
Always look on the bright side of life.
I mean - what have you got to lose?
You know, you come from nothing,
you're going back to nothing.
What have you lost? Nothing!
(fade...)
やはり疲れたときにはモンティ・パイソン。 これの映画、まだアマゾンのショッピングカートの中に入ったままだわ。
このところの着メロもこれであるよ。
ちなみに去年の後半時期はこの歌が心にしみたよ。
でもって今回NYでみたミュージカル『SPAMALOT』でも使われてるから一緒に歌ってきたのだよ。
アマゾンのショッピングカートには着々と商品がつみこまれ…
そのうち「ポチッとな!」とボタンを押す日がやってくるよ。
さ、あとちょい!
2008年02月05日
そんな時代もあったね っと
時間を無理やりねじり込み映画の時間!として『アメリカン・ギャングスター』を観にいそいそと映画館へ♪ 出演:デンゼル・ワシントン、ラッセル・クロウにキウェテル・イジョフォーで、舞台がNYだから無理やりでもよろしい!と自分勝手に決定。
STORY
1968年、フランク・ルーカスは長年仕えたハーレムの黒人ギャングのボスの死後、独自の麻薬ビジネスを展開する。やがて大物マフィアをも出し抜く成功を手にするが、目立たないことを信条にする彼の素顔はベールに包まれたままだった。一方、汚職がはびこる警察組織の中で正義を貫こうとする刑事リッチー・ロバーツは新設された麻薬捜査チームのリーダーに任命され、ドラッグ市場を牛耳る謎の人物に迫って行くのだった。
で、感想…
事実は小説より奇なり ってこういうことなんだね。 逮捕後のハーレムの影のボス・ルーカスと刑事ロバーツのその後の物語は「へー」と思わずつぶやきそうになった。
そして警察組織の汚職は「ああ、そうでしたねえ。」って変な懐かしさも感じてしまった。
私が渡米したのはこの映画の時代よりは後だけれど、それでも80年代前半辺りのNYの警察官にはどーしようもなくて、どーにもこーにも一般市民を人間不信にしちまうくらいの警官の話は何度か聞いた。 幸い私が体験したわけではないが、知人の話を聞くとブルーになった。 特に他州からVISITORとして遊びに来てるからますます「なんだかねえ」と思ったものだった。
でも、実際のところ私はそういうNYも好きだった。 今回の映画の舞台になっているハーレムなんて怖くて近寄れません!と思ってたし、ミッドタウンでも行動範囲がとっても狭かった80年前半…
今のNYもそりゃ好きだが、あの時代を少しでも知っている自分がある意味幸せだなあ…と思う。 色々と人生勉強になったことが多い。 体験したり目撃したりお知り合いになったりで、悲しかったり、呆然としたり、楽しかったり、そりゃいろいろと…。
映画の中でいつもはエゲレス・アクセントのキウェテル・イジョフォーが話す南部訛りの米語に「をををを!!」と感動したりするおまけもあって得をした気分。 役者さんってのはやっぱりすごい。 家に帰ってきて知ったのだが、上映時間が157分だった。 2時間37分! 全然そんなに長いと感じない映画でした。
でもR-15が続いてるからそろそろラブコメとかほのぼの系を観たいな。
2008年01月30日
スプラッタは苦手だが、
『羊たちの沈黙』から始まったレクター博士関連や、『ミザリー』あたりの、ああいう怖い映画;精神的にゾクゾクきて「うぎゃぁ、やめてぇええええ!」というような映画は好きです。 そりゃラブコメと違う後味がある。 うぎゃああ! と のほほん どちらも好きなんであります。 ソースな粉もの と ケーキ どっちも好きだって感覚と同じやないかね? ほほほ。
『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』を観てきました。 ジョニーデップで行く気は60%くらいでしたが、アラン・リックマンがでとるから…な理由で98% あら、スネイプ先生(アラン・リックマンのハリポタ映画での役)のほかにもハリポタにでている役者さんがチラホラ…これで100%。 エゲレス英語はよかですなあ♪
STORY19世紀のイギリス。無実の罪で投獄され、その首謀者に妻も娘も奪われた男(ジョニー・デップ)が、名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして腕を振るい始めるが、彼は目に狂気を宿らせながら、かつて自分を陥れた男への復しゅうに燃えていた。(シネマトゥデイ)
以下ネタバレ
ここのところ映画館へいく機会が少なかったので予告もみておらず、ミュージカルって前情報すらわかってなかったので映画が突然歌いだされてびっくりしてしまったのだった。 トニー賞とったミュージカルの映画版ってことくらい知ってから行こうよ@自分。
途中までは大人しく観ていたのだが、だんだんと
「うえええええ (;´Д`)」 でして、
「にょぉおおおお (((( ;゚д゚)))) 」 っとなって
「や・やめろぉ~ (゜∀。)」 と椅子からずるずる落ちそうになりつつ観ておりました。
さすがに日本じゃ心の声なだけで叫べないのが残念です。 久しぶりに精神的にゾックゾックさせてもらえましたなあ。 ああ、ホントに怖かった。
精神的にゾクゾクする内容な上に、それを楽しそうにミュージカルで「そうか!殺したらパイにしちゃえば処理にも困らないしお金儲けもできるし、一石二鳥でいいアイデアだねぇ~ララララ~♪」とか歌って踊って言われると恐怖も倍層になるものですなあ。 ある意味レクター博士を超えたよ。
男じゃなくてよかった。 床屋行かないからよかった。 当分カミソリを見るだけで背筋がゾゾゾっとなりそうです。
2007年12月07日
カクカクな人々
Nちゃんより映画のお誘い。 このごろ映画はとんとご無沙汰。 全然映画館行ってないからなんでもいいよ。 まかせるよ。 と他力本願で決めた映画は『ベオウルフ』
前情報は監督がロバート・ゼメキスで、主演にアンソニー・ホプキンス、アンジェリーナ・ジョリー。 な、これなら平気やろ…ってのがNちゃんの言い分。 私もハンニバル博士がでているんじゃ文句ないわよぉ♪と即決。
古代デンマーク。戦士ベオウルフは、時の王フロースガールの命によって、人々を襲い続ける呪われし巨人グレンデルの討伐に立ち上がる。そして激戦の末、グレンデルを見事に打ち負かすのだった。しかし、平安が訪れたのも束の間、ベオウルフの部下たちが皆殺しにされる。それは、魔性なグレンデルの母による仕業だった。さらにはベオウルフも冷酷で妖艶な彼女の魅惑に引き込まれ、彼女を愛せば永遠の力を持つ王になれる、という悪魔の誘いを受け入れてしまう。はたして、突然命を落としたフロースガールの後継者として王の座に就くベオウルフ。だが、やがてある時、ドラゴンが現われ、民衆を襲撃し始める…。
以下感想
開始数分で二人して数人しかいない映画館の中で迷惑にならないくらいの小声でひそひそ。
「え、これって…」
「まさか全部CG?」
知らなかったのだな。 全編CG映画だって…。 もともとRPGをしないものとしては人物のCGはすごい違和感がある。 というか、人物のCGの動きがきらいだからその手のRPGをしない。 これが恐竜や動物、または宇宙人ものとかだったらあまり感じないが、人物だとまだ動作が不自然で受け入れられないなあ。 不自然にカクカク動く映像に開始10分くらいで気分が悪くなってきた。 「うーむ、Nちゃんには悪いがこれは寝るなあ」と思いつつ椅子から2段階で体がずり下がっていく。 (あとで聞いたがNちゃんも寝る準備万端だったそうだ。)
しかし、結局寝なかった。 途中から映像に違和感はあるものの、ストーリーは面白く感じてきたのだった。 ドラゴン好きとしては生き生き動くドラゴンには目を奪われた。 カクカクな動きは最後まで気分が悪かったけれど、それなりに慣れた。
アンジェリーナ・ジョリーはもともとCGみたいだから違和感ないねえ。 でも、アンソニー・ホプキンスの太り具合はCGだからだと思いたい。
★☆☆☆☆
2007年10月11日
POTTERと書いて…
2週間くらい前「ミス・ポター」を観た。 POTTERと書いてポター。 魔法使いのあの子はポッター… 同じスペルなのにねぇ。
STORY
青い上着をはおった愛らしいうさぎ、ピーターラビット。 世界で一番有名なこのうさぎを生み出した女性こそが、ビアトリクス・ポターである。時は1902年、新世紀になってもヴィクトリア朝の封建的な空気が漂うイギリス。ポターのような上流階級の女性が仕事を持つことなどあり得ない時代だ。しかし彼女の夢は、幼い頃に湖水地方で出逢った大好きな動物たちの絵に物語を添えて、絵本として世に出すこと。親がすすめる縁談を断り、アーティストとして生きることを目指しているのだ。ついに出版を引き受ける会社が現れ、ピーターラビットと仲間たちの物語は、たちまちベストセラーとなる。
で、感想
印税生活というのは今も昔もスゴイのよう…ってそういう感想かい?
ピーター・ラビット好きよ♪ 絵本も勿の論で持っているよ。 ウェッジウッドのピーター・ラビットのカップ&ソーサー他、何点か実は持っている。 (そういや映画でお茶のシーンの食器がウェッジウッドでしたなあ。 うっとり♪)
住んでいた家がナショナルトラスト(◆)になっているのは聞いたことあったが、ナショナルトラストの設立に貢献したとは知らなんだ。 伝記もののせいなのか?非常に淡々とした映画で、主人公思い入れの在る無しや映画という娯楽感の見方によってはダルダルになるけど、湖水地方が美しかったから淡々とした映画でもよろし。 さすがは英国政府観光庁が一押ししとるだけのことはある。
レニー・ゼルウィガーがエゲレス英語を話すと、ビアトリクス・ポターが湖水地方の『ブリジット・ジョーンズ』に思えちゃうのがちょっとあったけど、まっいいか。(笑) アニメなウサギもかわいいしね。 デジタル・アニメ全盛の今、セル画で動いてるあたりも大自然にお似合いでした。
◆ナショナル・トラスト ナショナル・トラストは、歴史的建造物や自然の保護を目的とする民間組織。 寄付金や入場料収入で買い取ったり、寄贈によって取得した建造物や土地を管理し後世へと伝えるために守っている。 民間の団体組織ではあるが、国家のナショナル・トラスト法により国からの援助を一切受けないことを条件とし管理される財産は譲与、転売はできず更には貴族・文化人等より寄贈される場合の譲与税もかからないという法律にも守られている。
大貫妙子の「ピーター・ラビットと私」も大好きです。
2007年09月04日
続編もの映画2本
先日『ラッシュ・アワー3』を観てきた。
映画自体が非常に久しぶり。 あ、そういや『オーシャンズ13』先々週観てたわ…。 どうにもこうにもあのジョージ・クルーニーの男前オヤジっぷりがたまらんの♪。 おまけにアンディ・ガルシアはまた登場だし、今回はアル・パチーノも出演。 濃いぃオヤジの大群よねえ。 もうスクリーンからオヤジたちのコロンの香りまでしてきそうな濃さだったわ。
毎度の如く映画に一緒に行くOちゃんは年齢が私よりはるかに若いので、私の「コロン頭からぶっかけてます!」的欧米オヤジたちへを嬉々として鑑賞しているの私にはまだ理解不能の模様。 実際問題そんなオヤジが現実に、特にこの高温多湿の日本で、目の前にいたら「そのコロンどーにかしてくれ!」となるのだろうが、映画で観ている分には一瓶でも二瓶でも頭からぶっかけているような色気と演技が素敵だったりする。
で、話がどんどん『ラッシュ・アワー3』からずれていくが、私が「観たい!」とリクエストした『オーシャンズ13』の上映中、非常ベルが鳴り出した。 「現在状況を調査中です。」と館内放送で流れるものの、 それでも淡々と映画は上映され続け、その後「間違いと確認がとれました。」とまた館内放送が流れ、結局そのまま最後まで見続けることができた。(考えたら怖いもんだよね。 非常ベルなってるのに、微動だにせず映画観ているのよ私たち…) で、その時に映画終了後に映画館からお詫びってとかで次回無料招待券をいただいていたのだった。 火事は怖いけどタダ券はラッキー♪であるよ。
というわけでそのタダ券で『ラッシュ・アワー3』に行った。 Oちゃん、ジャッキー・チェンLOVEである。 彼女が嬉々として鑑賞する俳優はアジア人なのだ。 韓流好きだし、小さい頃からずっとジャッキーLOVEだったそうだし。 時代劇も大好きだし。 ちなみに『ラッシュ・アワー』は1も2も観ておらん。 シリーズものって1を見逃すと「もういいか…」的気持ちになってしまうから今回もOちゃんに「この前の無料券使って行こうよ!」と誘われなかったらDVDレンタル待ちの映画だっただろう。
映画の内容はあまり1・2を観ていなくても全然平気で面白かった。 字幕と関係なく腹抱えて笑う自他ともに認める嫌な客なので、そういう人間にクリス・タッカーの台詞はとても困る。 もう下品な会話にお腹よじれるほど笑ってしまう。
真田広幸、英語の発音すごく上手になったなあ。 もともとJACだからアクションものや殺陣は素晴らしいとしても、英語の発音は『ラストサムライ』の時よりずっと上手になってた。 工藤由貴といい、本当の日本人が演じる日本人役のハリウッド・ムービってのがいいなあ。 と、日系アメリカ人が日本人として登場し、よくわからない日本語らしき言葉を話していたのを頭抱えて観ていた時代があった私は思うのであった。
でも今後もムンムンなコロンの香り漂うような演技は欧米人にまかせたほうがよろしい…とも思う。
2007年07月09日
アナログ親父の戦い
どんだけぇ~?
って言葉が巷では流行っているけれど、この映画みたら是非映画館で言ってもらいたいわあ。
徹夜明けだってーのに映画に行ってきました。 『ダイハード4.0』
一緒に行ったのはUS時代に一緒に2・3を観にいって映画館でギャーギャー騒いだ友達と。字幕と違う場所で笑う嫌な客でございますよ。 だから空いているときしかできませんよ…
平日の朝一番開始の映画館なんて空いているし、年齢層が高い。 おまけにレディースデーでもないからシニアの1000円な皆さんがチラホラ。 逆にこういう年齢層の方がダイハードを観に来ることに驚いた。
どうせみるんだったら大きいスクリーンで、それも前のほうの席で、途中目が回るくらいな迫力にして観よう! と、映画館を選びました。 で、中央から後部に座るシニアな皆さんよりずーっと前の席のど真ん中へ座ります。 スクリーンが大きいから見上げる格好になるので確実に首が痛くなりそうな場所です。 でも、このシリーズはこれが王道の鑑賞方法と思っている私たちです。 (ちなみに『ジュラシックパーク』シリーズもこれがお勧めよ)
ストーリー
デジタルによって制御されている全米の都市機能の壊滅を狙う謎のサイバーテロ組織が動き出し、システムがテロによって攻撃されようとしていた。アメリカ政府ですら機能不全に陥ってしまう緊急事態のなか、これまで幾度となく危機を救ってきた元刑事のジョン・マクレーン(ブルース・ウィリス)が、再び事件解決に乗り出す。
以下ネタバレ
で、内容は「どんだけぇ~!」だった。
もう、マクレーン刑事は人間でなくて『ターミネーター』を観にきちゃったの?ってくらいの不死身。 ちなみに敵も不死身に近い。 人間VS人間なのに、バコバコに街が壊れていくのはまるでゴジラVSギドラ?。 もうここまでくるとあまりの現実離れに単純に楽しめる。
単純にバコバコ壊して、バンバン・ドカーン!な映画でも、ストーリー構成はしっかりしてる。 都市機能を奪ってしまうサイバー・テロって、なるほど…ありうるなあ…な要素が沢山詰め込まれている。
ひさしぶりに一作目の『ダイハード』をこの前テレビで見たこともあり、ちょっとだけ思ったのは、当時はビル爆破とか、飛行機炎上とか、テロのシーンって大半の人の実生活では考えられない「映画の世界の中のこと」だったから映画鑑賞としての興奮を味わえてたわけだけれど、やはりあの事件があって世界中の人(特にアメリカ)が目の辺りにしてしまった現実に、悲しいというかなんというか、アクション映画はこのくらい派手にやらないと映画じゃなくなってしまったのかなあというところ。
マクレーンも色々あって(詳細は映画で…)ボヤキ親父から酸いも甘いも知ってしまったやけっぱち親父キャラクターになってしまっており、ちょっとキャラクターが変わってしまったかな?という思いも少しはあったけれど、あいかわらずの口の悪さと娘の恋愛にはちょっかいだしたい親父ぶりがターミネーターではない人間性がでていて笑える。
登場するキャラクターも一癖も二癖もあるあたりもこの映画のお約束で、面白いのだった。 デジタルオタクな若者って、どこでもあんな感じなんですなあ。
独立記念日(7月4日)にあわせた映画でまさにハリウッドなアメリカーンな映画でした。 あと、個人的には知っている場所満載ってのもなかなかツボ。
前3作を観たことがなくてもストーリーには問題なく楽しめる映画です。 是非映画館で♪
2007年07月01日
ドタバタどすぇ。
先週観た映画『舞妓 Haaaan!!!』
特別に脚本の宮藤官九郎が好きってこともなく、阿部サダヲのヲタぶりが好きなわけでもなく、はて?アタシは一体何故この映画に行ったんだ? 誘われてフラリと観たってのが正直なところ。
だからチラシすら貰ってありませんですよ。 観たいなとちょっとでも思ったらとりあえず公開前にチラシは貰っておくのにね。
お茶屋で遊んだことはなくとも、熱狂的な舞妓ファンの鬼塚公彦(阿部サダヲ)は、念願の京都支社への転勤が決まる。恋人の富士子(柴咲コウ)を捨てて京都入りした彼は、お茶屋へ直行するも、「一見さんお断り」の壁にぶつかってしまう。しかし、会社の社長がお茶屋の常連で、仕事で実績を出した公彦はついにお茶屋デビューを果たす。
ただ物事考えないで、ただ大笑いしてそれで終わった映画でした。
ギャグです。 ありえない話です。 ドタバタ・コメディっての?
特に途中からはもうマンガでもここまでやったら引くだろう?なありえなさ満載。 でも、あら!堤真一さんがでてるじゃあないの♪とちょっとだけ儲けた気分になったりするのでした。 あと真矢みきさんの着物でのレビューシーンが「おお!さすがは宝塚だった人ねぇ」とうっとりしました。(といっても宝塚は2回くらいしかみたことない。 それも自腹で行ったわけではない。)
たまにはそういうのもいいもんです。 最初からそんな感じで脱力して観にいったので、笑うだけ笑って(良くも悪くもホントにそれだけで)帰ってきました。
2007年06月05日
たかが映画されど映画
『GOAL!3』がやっぱり気になっていろいろサイトをみていたらUSに噂話が載っていた。 (どこまで本当かわからないから流して読んでいただければと思う。)
主人公のサンティがアルゼンチン代表でW杯にでるんじゃないか? って話だった。
アルゼンチンですとぉ! 不法移民になってたUSでも移籍先のイングランドやスペインでもないってこと? でもまあ、ラウンド16で姿を消すメキシコよりはアルゼンチン代表のが現実味はでる。しかし、メキシコがラウンド16とまりだから…が理由ではなく、どうやらスポンサー様とのかかわりあい。
この映画のスポンサーはAdidasであるからに、2006年のW杯当時の「メキシコ代表はNIKEだから使えねーよ!」ということらしい。 現在メキシコ代表のオフィシャルスポンサーはadidasであるが、2006年W杯ではNIKEだったので、その辺がまずいらしい。
アルゼンチンならadidasだから問題ないってことね。 あ、じゃあアメリカなんて絶対に選ばれませんわね。
さすがに たかが映画な主要登場人物は映画の人でも、周りの選手は実際の選手ってところが、されど映画な事情。 でも次回登場となるナカータは個人ではNIKEじゃったと思ったが日本代表ユニはadidasだからいいのか… ふむ、大変よのう…
でも、アルゼンチン代表として帰化しての出場になると、最低でも何年かその国に移住していないといけないわけで、その辺りはまたレアルからアルゼンチンのクラブチーム、リバープレートに移籍になってプレイしていることになるとか? もちろんadidasがオフィシャルサプライヤーですね。 アタシとしてはアルゼンチンだったらボカ・ジュニアーズのがトヨタカップで身近なクラブなのに、そっちはNIKEなのねえ。 残念だわ。 あと、サンティのお母さんの母国が実はアルゼンチンで、サンティったら実は2重国籍だったとか? ま、いろいろ話を膨らませている模様。
でも、アルゼンチン代表となると『GOAL!2』でチラリと出ていたメッシの登場シーンも多くなるのは楽しみだけどね。 あと、ここのところオッサンになった神・マラドーナとのからみとかさあ(これは想像するとちょっと怖いものある。)
もしもなんとかなってメキシコ代表での話だったらちょっとでもいいからカンポスを出してほしい… あの彼自身のデザインするキーパー用ユニフォームは何年経っても忘れられない。
どっちにしろ2006年W杯で優勝したのはイタリアですから♪ おほほ。
2007年05月30日
本当のレアルも今年はいいのだ♪
ひさしぶりに映画~。1を観てから楽しみにしていた『GOAL!2』
1を観たのはいつだっけ? と過去の日記をたぐっていったら2006年6月でしたよ。備忘録になって便利だわな。
で、その時だと思うが、秋に『GOAL!2』の上映予告チラシを貰っていて、楽しみだわーと思っていたのだが、一向にその気配がなく年越しとなったのだった。
で、忘れた頃の今年初旬に今度は2007年公開のチラシを見つけ「とうとう、上映だわー」と言っておったのだが、ここでも一向にその気配がない。
おい!本気で3部作なのか? と思っていたらやっと公開となりました。 チラシを貰ってきて漠然と家にほったらかしておくとこういう3部作ができあがりましたよ。
今回はチャンピオンズリーグ(以下CL)が舞台。
ニューカッスル・ユナイテッドの人気選手となったサンティアゴ。ロズとの結婚式の準備も着々と進んでいたサンティアゴに、レアル・マドリードへの移籍の話が舞い込む。反対するロズを説得し、マドリードに移り住み、ベッカムやロナウドらチームメイトに迎えられた。しかし、豪邸のような家を買い、高級車を乗り回す彼を、ロズは複雑な気持ちで見つめていた。ある日、サンティアゴの前に弟だと名乗る子供が現れた。
以下思ったところ
映画と本当のCLを頭から切り離していないと頭の中で混乱したりはしたが、レアル・マドリッド好きにはよろしかろ。 だから私にもよろしかろってところ。 ベッカム様FANには大サービスの出来上がりですよ。
まあ、「普通」に楽しかった。 涙ポロリな一作目の『GOAL!』だったが、今回はそういうのはなかった。
勝手に面白かったのはニューカッスルとマドリッドに遠距離となったサンティと恋人のすれ違いから生まれていく会話が「あ~ベッカムと嫁もこんな感じだったのかしらぁ」と勝手に想像したりしてた。
「「驕れる人も久しからず」になるから大人になれよ」って内容でしたよ。 試合や本物の選手との合成や、映像はよくできているなあと関心しつつ、試合以外のストーリーはつっこみどころも満載でした。 ってことで普通に楽しんだのでした。
次回『GOAL!3』はW杯というが、主人公のサンティはメキシコ代表で出るってことだよね? それともどっかに帰化しているのかしら? W杯ではお馴染みのメヒコ、メヒコ、ラ~ラ~ラ~♪の応援が聞けるかなあ。 あの応援はメキシコ戦に行くと聞かれるから楽しいのだ。 それより、メキシコが決勝戦まで行くわけ?… どうするんだろうねえ。
2007年05月03日
ネズミ君とクモ男
なんと!驚け! この私があのネズミのランドへいった。
GWである。 人ごみ苦手である。 歩くのも並ぶのも嫌いである。
そんなアタシがネズミの巣窟へ… 今日のニュースでやっていた「竹のカーテンの向こうは無法地帯」な、お国のミッキーさんと、ドラえもんと、7人の小人と、キティちゃんが同居している遊楽園ではない。
このあたりはこの辺のニュースを見てください。 これ とか これ (あれらは耳の大きい猫だったり、ネズミさんだったり、猫型ロボットだったり、リボンをつけた白い猫ちゃんなだけらしい。 アメリカも日本もなめられたもんである。)
で、話戻ってネズミのランド… いや、平日ならいいんすよ。遊びでならいいんですよ。 あそこのアヒルは好きだ。 でも、なぜに今日? それには遊びとは言えない海よりも深い訳があったのだが、結局は挫折してネズミィーリゾート敷地のイクスピアリの映画館にてクモの巣をみた。 『スパイダーマン3』ですぜ。 アメリカよりも公開日が早かった。 さすがはSONY様が制作会社であっただけのことはある(^^)
スパイダーマン+スパイダーマン2 DVDツインパック (期間限定生産)
amazon 1と2両方で1,737円はお得だね。
以下観る予定の人は絶対に読んじゃいやん、なネタバレ満載。
スパイダーマンとして人々に賞賛され、私生活でもMJ(メリージェーン)との交際が順調なピーターだったが、自分の父を殺したのがピーターだと思い込み、復讐するためにニュー・ゴブリンとなった親友ハリーに襲い掛かられてしまう。しかし、ハリーは転落のショックで記憶を失い、ピーターは記憶を失ったハリーと、かつてのように触れ合う。しかし、今度は伯父を殺した真犯人であるフリント・マルコが刑務所から脱走。マルコは脱走中に事故で砂の怪物サンドマンになり、病気の娘のために強盗を繰り返していく。それを止めようとするピーターだったが返り討ちにあってしまう。
そんなヒーローとして多忙な日々を送る中、些細なすれ違いからMJとの仲も疎遠になってしまう。失意のピーターにある夜、謎の黒い物体が体を覆う。黒い物体により更なる力を手に入れ、歓喜するピーターだったが、それは怒りや慢心を助長させる悪夢の寄生体であった。
叔父を殺したサンドマンへの復讐心を制御できないピーター(スパイダーマン)の暴走は治まらず、更には記憶を執りもぢし、MJと別れさせるよう仕向けたハリーへの憎しみも抑えられなくなっていく。自らの身に纏った寄生体の恐ろしさに気付いたピーターは、教会にて、コスチュームを破棄する。
だが、コスチュームを破棄したピーターの真下には、新聞記者のエディ(エドワード)がおり、寄生体の一部が腕に掛かったエディは、もう一人の邪悪なスパイダーマン、ヴェノムと化してしまう。そして、ヴェノムはサンドマンと手を組み、MJを連れ去ってしまう。
己の過ちによって、史上最悪の敵を生み出してしまったピーター。ピーターのMJやハリーとの絆は、もう戻る事はないのか?
二人のスパイダーマンが、互いの全てを賭け、遂に激突する…!!
主人公の若造ぶりに毎回ちょっとだけイラッとくる。 「僕って人気者♪」とか浮かれるし、お調子者だし。そういう意味じゃバッドマンとかスーパーマンよりも年齢が若いだけある。 今回もガールフレンドのことを思えば「そんなことして破局よ!破局!と、最近の若いモンは!」とおばちゃんはイラッとしたのだった。 でも怒ったり、笑ったり、ホロリと泣いたりと忙しく、上映前に「2時間半もあるのぉ~!」と腰の心配をした割には時間の経つのも忘れて楽しんであっという間に終わった。 今までのクモ・シリーズでは一番気に入った。 映像も大画面で観ての醍醐味な迫力だったわぁ。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があるが、犯罪をしても仕方がなかった…というところは何だか寂しいな。 「謝ってすむなら警察はいらない。」という桜田門御用達(嘘ですよぉ)の言葉のある国に生まれた者としては、愛する叔父さんを死においやったことに関係していた男を許すという解釈ってのは考え込む。 宗教での教えや、歴史上の出来事からそういう思考になるのはアタシには理解できない発想だが、どうしようもない思いのほうが強い。 でも、お金が理由でそうなるのは辛い。
お金が全てとはいわないが、やはりお金がないと人は幸せにはならんということか? 報われない話だなサンドマン。
話がどんどん末広がりになってしまって、よくよく考えるとトントン拍子でまとめて詰め込みました!なところもあるが、面白かったからまぁよろしい♪
2007年05月01日
犬とオジサン
映画づいております。 時間の調整しては映画に行っている今日この頃。 といっても、いつでも1000円の日ばっかりだがね。 1800円となるとなかなか躊躇する貧乏性です。 通常行く映画館は6回行くと1回タダになるので、そういう時だけ平日料金で行けます。 あはははは。
今日観たのは『ボンボン』 いつもの映画館とは違う単館上映だけれど、映画の日で1000円よぉ。 アルゼンチン映画よぉ、スペイン語よぉ。
舞台はパタゴニア。 行ってみたいねぇパタゴニア…
ファン・ビジェガスはツイてない男だ。パタゴニアの寂れた道路沿いのガソリンスタンドで20年も働いてきたが、ある日突然ガソリンスタンドが売却され、オーナーが変わるとあっけなくクビにされてしまったのだ。少しでも金を稼ごうと、趣味が高じた手彫りの柄のナイフを作っては売り歩くがさっぱり売れない。たいした技術も、財産もない初老の男に世間の風は冷たかった。
ファンは住まいもなくし、娘夫婦の家に身を寄せたが、娘も自分の生活で精一杯で、ファンは厄介物でしかなかった。
そんなある日、道ばたで車が立ち往生している女性を助け、家まで送り届けてやると、そのお礼に大きな白い犬をもらうことになった。その犬はドゴ アルヘンティーノという血統書付きの素晴らしいもので、犬は心の友にもなるからと半ば強引に押しつけられてしまったのだ。ファンにはお金の方がありがたかったし、自分の食い扶持すらないのにと思うのだが、やはり断ることは出来なかった。彼女の家はとても立派だが、男手もなくこれからの生計を母娘だけで立てて行くには不安そうに見えた。ファンは仕方なくその犬を助手席に乗せて家路につくが、不思議と少し心が温かくなった。犬も心なしか嬉しそうに見えてくる。
家に着くと大ブーイング。居づらい家がいよいよ居づらくなってしまった。しかしここから少しずつファンの運命は好転し始める……。
結構お勧めと思った。 以下、ネタバレな感想。
犬も人もさ、媚びないのよ。 基本的に動物全般が好きだが、「境界線を越えた」かわいがりかたというのは「いかがなものかの?」と思うときがある。「うちの子は大丈夫ですから!」と狂犬病の予防注射をしないとか、ペットはご遠慮くださいな場所に連れていって「どうしてですか?」なんぞと店員に抗議するなんて記事をみるとちょっと憂鬱になったりする。
だからこの映画の境界線は越えていない人と動物の共存がとても好ましかった。
悲惨といえば悲惨。 仕事はクビになり奥さんとは長年別居中、ごやっかいになっている娘夫婦の家も裕福とはいえない。 ボーッとした夫と泣き叫ぶ子どもにヒステリックになる娘。 裕福なお宅から血統書つきの犬を譲られ餌代だけでも大変だろうによ(涙)な始まり。 それでも人生をだまって受け入れていた主人公が、ちょっとだけ嬉しくなる日々がはじまって…このままずっと小さな幸せが続くとよろしいですなあ~と思わずにはいられないエンディング。 ノホホンな気分となりました。 たぶん西洋のお国では観客はクライマックスあたりはきっと拍手喝采して観たのだろうな。
主役を含めほとんどの役者が演技が始めて、またはそれに近いと映画鑑賞後に知った。 それが逆によかったのかも。 確かに演技に物足りない部分はあるかもしれないが、ベテランの俳優さんをそろえて同じものを作ったとしたら、このノホホン感は味わえなかったような気がする。
2007年04月29日
昭和は遠くなりにけり
職場の大学生バイトさんが「どうして昭和の日っていうんですか?」と言っているのを聞いた。
丁度そこにいた私とN君は凍りついた。 彼女が立ち去ったあと、ボソボソと話す。
私「ねぃねぃ、あれって冗談だよね?」
N君「でも、大学生って平成生まれなわけですよね?」
私「来年は平成生まれが成人式だもんね…」
N君「昭和生まれは完全に中年オヤジってことか…」
うわぁぁああああああ! 頼むから冗談だと言ってくれ!
昭和の日なので昭和を懐かしんで…
『ラブソングができるまで』 ヒュー・グラントの、お気楽なラブコメだ!
一世を風靡した80年代は遠く去り、いまや、往年の“ギャル”たち相手にしょぼくれたイベントを賑わせるしかない元ポップスターのアレックス。 20年以上たった今も、彼の肩書きは、“解散した人気バンドPoPの元ボーカル、アレックス”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた! 当代きってのスーパースターで、若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだ のだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートにたまたま鉢植えの水やりに来ていたアルバイトのソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!? ラブソングなど書く気はないというソフィーの拒絶をよそに、80年代以降、止まったままだったアレックスのメロディーが再び動き出した!
以下まったくもって軽い感想
映画館で1人迷惑に笑わせていただきました。 映画の中のヒュー・グラント演じるアレックスの在籍していたバンド「POP」は実在しないバンドでも、他のバンドの名前は当時人気だった名前ばかり。 当時、それらを身近に知っていた者としてはやはり笑ってしまう。懐かしいし、あの時代は「素敵♪」と思ってもいまじゃダサダサのファッションといい笑うしかない。 しかし80年代のミュージック・クリップは今でも素晴らしい出来だよ!と思うものが多い。
オープニングのミュージック・クリップももう80年代色満載の作りで懐かしい曲なわけはないのに、どこかが懐かしい。 80年代のシーンのため、ギリギリと顔の皺を後ろにゴムで引っ張ったというヒュー・グラントも若くみえなくもない。 相手役のドリュー・バリモアもかわいかったわぁ。
若干年取った感はあるが、やはりヒュー・グラントはロマンティック・コメディの王様だ~。
2007年04月21日
レクター博士も若かった
天気がいいから光合成せにゃいけん…
本当のところ、光合成じゃないのですが、人間、日光に浴びてセロトニンとかの物質の出をよくしないと落ち込みが激しくなるらしい。 と、いうことで気分もいいので某所のスタバの外にあるテーブルでボーッとラテを飲みつつ読書したりのまっとうな週末を送ってみたりした。
1時間ほどダラダラしたあとに映画『ハンニバル・ライジング』を観にいく。 今回タダ券での鑑賞さぁ~♪ 以前映画を観にいったとき全然気がつかなかったのだが、どうもスクリーンに虫の影が入っていたらしい。 映写機にくっついていたとかで、上映後に映画館からお詫びの招待券をもらっていたのだ。 いやー、本当に全然気がつかなかったのですけどねえ。
1944年のリトアニア。名門貴族の家系に生まれたハンニバルは戦争の悲劇により両親を失う。幼い妹ミーシャを連れて山小屋で生活を始めたハンニバルだったが、逃亡兵たちがやって来て2人を監禁。そこでのある出来事を経て孤児院に送られ、成長したハンニバル(ギャスパー・ウリエル)は、やがて逃亡兵たちへの復讐を誓う。
以下毎度のネタバレ
若い、若いよハンニバル。 やはり年齢を重ねて美食家の天才なレクター博士も若いころはガキでしたなあ、とか思う。 復讐だけに燃える若造が今後天才レクター博士になっていく物語ができればいいのになあ。 映画でのストーリーは原作よりもうすっぺらになってしまってますます若造になってしまっていた。 でも若き日のハンニバル役のギャスパー・ウリエルの演技はよかった、アンソニー・ホプキンズの演じるレクター博士のしぐさと同じように演じているあたりはゾクゾクできた。 あの首をかしげて考える姿… あれはゾクゾクものですわな。 いい役者だったからもう少しエレガントな青年の部分も欲しかった。 復讐に燃える姿ばかりが目立ってしまい、小説読んでいる限りではあった青年だけどエレガントな部分が映画ではそこまでは描けなかったのが残念。 上映時間が2時間以上もあっても小説からはしょっている部分は多いので、原作を読まずに映画を観にいくと謎な部分も多々あるかもしれませんよ。
日本文化のジャポニズム・ジャポニズムしているところは小説を読んでいるときに「ここまで映像にされたら笑うぞ」と思っていた部分までは深くしてなくてちょっと安心。 でもやっぱりよくわからん日本文化+アジア風味満載ってのはありました。
なんか、自分が「怖い」と思う状況が変化してしまっているようで、○○(←自粛)食いちぎっているくらいじゃゾクゾクしないってのもちと問題かしら…
2007年04月19日
QUEENに行く!
とアタシが言うと「えー、また来てんの~?」な返答が多い。 いや、今回はフレディ・マーキュリー関連のあっちのQUEENではなくて、女王のQUEENの映画だわさ。
ロードショーよりも早めに上映している映画館があるのでさっさと行ってきた。 今週末から観たい映画が沢山あるし、GWはいろいろ他の用事もあるから上映してるんだったら「行かなくちゃ!」となった。 おまけに、ここ数日例のバージニアでの事件で気持ちがどんよりしているもんでねえ。 私の住んでいたのは海側で今回の事件は山側のバージニアだが、どちらにせよのんびりしたところだけに衝撃だった。 気持ちがどんよりしていたので買い物と映画で気分転換もしたかったし…
1997年8月31日 チャールズ皇太子と離婚後充実した人生の真っ只中にいたダイアナ元皇太子妃がパパラッチとの激しいカーチェイスの末自動車事故によって急逝した。事故直後、英国国民の関心は一斉にエリザベス女王に向けられ、たびたび取り沙汰されていたエリザベス女王とダイアナの不仲説への好奇心の対象となった。ダイアナはいつでもエリザベス女王にとって頭痛の種であったし、チャールズ皇太子との離婚後、民間人となった彼女の死に対して英国王室ができることは何もないはずであった。エリザベス女王はダイアナについてのコメントを避け続けたが、絶大な人気を誇るダイアナの死を無視することは、結果的に国民を無視することとなってしまう。民衆の不信感は急激に増大し、エリザベス女王は窮地に追い込まれてしまった。この空気をいち早く察知し、王室と民衆の橋渡し的な役割を担ったのが、首相になったばかりの若きトニー・ブレアであった。ダイアナの事故直後の7日間のエリザベス女王の“本当の姿”、そしてダイアナとエリザベス女王の間に確実に存在した確執をはじめて描いた作品。
うーむ、当時のニュースを思い出すなぁ。 映画のシーンでも当時のニュース映像を巧みに組み込んでいるから思い出すものも多い。 役者の演じるエリザベス女王、ブレア首相、クィーン・マザー、フィリップ殿下、チャールズ皇太子等々、顔だけみていりゃ似てるんだか、似てないんだかなのだが、演技はみな素晴らしい。 みなさん相当本人の映像でしぐさや口調を勉強したのだろう。 エリザベス女王がバッキンガム宮殿に国民の捧げた花束の横を見ながら歩く部分とか、女王の声明文とか当時のニュースで流れた映像をそのまま役者が演じるシーンはそっくりそのままの映像かと思うほどだった。
以下若干ネタバレ
ブレア首相に説得されバッキンガム宮殿に戻ってくる前の別荘にて王室ファミリーの会話が本当にあんな会話だったのかはわからないけれど、王室に生まれレールのひかれている人生を歩み、伝統を継承していく立場の女王の苦しみやとまどいは映画のようなものなんだろうなあ…とは思う。
最後のほうで、とうとうバッキンガム宮殿に戻った女王とそこに居合わせた小さな子どものやりとりがジーンとした。 数年前にロンドンへ行ったとき、バッキンガム宮殿で衛兵交代を見たあと偶然にも宮殿にお戻りになる女王の車を見かけたとたん、その場にいた幼稚園児たちがものすごく嬉しそうに飛び跳ねながら手をふったことを思い出した。 女王って愛されているんだなあと思った瞬間だった。
しかし、女王が山道でランド・ローバーを自分で運転したりするんですなあ…それにはびっくりしたのだった。 犬好きなところもしっかり映画に取り込まれていた。 女王にまとわりついて歩くコーギーがかわいいかったよ。
2007年04月10日
歯の浮くジャポニズム
羊たちの沈黙 出演: ジョディ・フォスター, アンソニー・ホプキンス 監督: ジョナサン・デミ これを始めて観たときは「うひー、怖いよ、怖すぎるよ。」だった気がする。 | |
ハンニバル 出演: アンソニー・ホプキンス, ジュリアン・ムーア 監督: リドリー・スコット で、これを見た時には「うひひひひ、ああ、だうしましょ? でも好きだわ♪」になって | |
レッド・ドラゴン 出演: アンソニー・ホプキンス, エドワード・ノートン 監督: ブレット・ラトナー で、これを見た時には「うぎゃー! やめろ!やめてくれぇぇええええ!、といいつつやっぱり好き♪」になったのだ。 |
さて、今回の映画はどんなもんか?
リチャード・ハリスのハンニバル・シリーズ、最新作『ハンニバル・ライジング』を読み終わりました。 途中何度も「げーっ!!!!」と思いつつ足をバタバタさせたりしつつ読みましたが、今回の映画はたぶん若干の苦笑いは否めないかも。
それもこれも、私がジャパニーズということだからなんだなあ。 今回の映画のポスターや劇場予告で鎧・兜が全面的にでてくるのだが、全然チェックしていなかったもんで、小説を読んで今回の主要登場人物で日本人がいるからだと知った。 (っていっても、映画で演じるのはコン・リー。 サユリに出演していた女性。 渡辺謙さんのような世界に知られる日本人の女優さんの登場もほしいもんだな。)
こうさ、西洋人の極東ジャパーンへの関心とか、昔から西洋美術でもあったジャポニズムつーか、彼らの描く日本にはどうも日本人にしてみると歯がゆいような、照れくさいような、「勘弁してくださいよ、それ。」って感覚がでてしまう。 ま、同じようにフランス人が宝塚の『ベルサイユのバラ』を観たら「勘弁してくださいよ、それ。」となるんだろうと思う。 今回小説を読んでも「勘弁してくださいよ、そこ。」だったので、映像で観てしまうとそれはもっと感じることになるだろう。 それでも勿論観ますけれどね。 といっても、今回は少年→青年時代のハンニバル・レクターのお話。 前3作で俳優アンソニー・ホプキンズは映画化1作目の『羊たちの沈黙(1991年)』から原作としては時代を溯り演じることになった『ハンニバル(1999年)』その後、1作目のその後の潜伏時代の『レッド・ドラゴン(2001年)』と実年齢と逆行もあったりでもハンニバルを演じたことになった。 でも今回は他の俳優が演じる。 いくらアンソニー・ホプキンズが名優でも今回ばかりはもしも演じてしまったらそれこそ「勘弁してくださいよ、もう。」になりますですよ。 タイムマシンもあれば、アンソニー・ホプキンズ版でも観て見たいとは思う。 助けて、ドラえもん。
2007年04月04日
目の保養は桜だけではないのよ
いつになったら冬物をクリーニングに持っていけるんだ? クローゼットがパンパンで早く冬物を片付けたい今日この頃。
郊外にまで桜見物で出かけた予定でした。
前々から約束をしていた『夜桜祭り・午後4時から園内無料』ってのにいそいそと出かけたのでした。 夕方にはどしゃどしゃ振りの雨もなんとか止んだし、今回も別にビニールシートひいて飲めや歌えやってわけでもなく園内散歩ってところなので、地面が濡れていようが関係ないわけよ。
ところがさ、到着したら照明点いていないんだわ…真っ暗であるよ?
「本日天候悪化のため閉園しました」のちっこい張り紙が…
がっくしです。 確かに寒いよ。 暖をとりたいよ。 仕方がないので近所の映画館に行くことにしました。
映画館は同じような夜桜難民ですごい人。 おまけに春休みで、ストレス溜めまくったお子が走り回るわ、ギャースギャースと泣き叫ぶわでちと眩暈… しかし、家族連れの目当ては『ドラえもん』だから平気さ。
で、見た映画は『ホリデイ』
ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。クリスマス直前になってそれぞれ恋に破れた2人は、ネットを介して“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。アマンダはロンドンに、アイリスはビバリーヒルズに旅立つが……。
今気がついたのだが、ホリデーでもホリディでもなくホリデイで[イ]が大文字なんだな。 富士フイルムのようだな。
桜で目の保養はできなかったものの、ジュード・ロウで目の保養をしたからよしとする♪ そういや以前この監督(ナンシー・メイヤーズ)の『恋愛適齢期』でもキアヌ・リーブスのかっこよさに惚れ惚れしたのだったっけ。
以下ネタバレ含む
長期休暇や長期不在とかで人様に家を又貸しする「サブレット」はアメリカでも頻繁で、自分でも貸したり、借りたりしたことはあったものの、「ホームエクスチェンジ」というお互いの家を丸ごと交換するってシステムが本当にあるのは知らなかった。 知人とかその知り合いあたりまでには鍵を渡し、猫の面倒みてもらったり、自分も犬の散歩したりもしたが、インターネットで見ず知らずの人に鍵をわたすのはちと抵抗あるな。 でも、お互いの家を利用するならその点では少しは安心なのだろうか? ジュード・ロウみたいなお兄さんのいる人の家ならそりゃ大歓迎ですがな、ほほほ。
ラブコメはやはりハッピー・エンドで終わってくれるのが観ているほうはホッとする。 2つのカップルはどちらもUS-UKの遠距離恋愛になっていくわけだから、その後のお話を想像すると「遠距離は難しいよな。」と思ってしまったりするのだが、そんなのは映画を観た客が勝手に想像すればよろしい。 よかった♪みんな幸せになってね♪と思う人もいるだろうし、アタシのような天邪鬼というか、良くも悪くも歳を重ねて酸いも甘いもある程度わかった(まだ、ある程度かよ?>オレ)もんが思ってしまうHopelessな思いもあったりいろいろだろう。 結構ラブコメはそういう、よくよく考えると「その後はどーよ?」なのが多い。 でもやはり終わりはハッピー・エンドが気持ちがいい。 後のこと考えてたら次には進めないってのも経験者は語る…
メインとなる4人の主人公が皆それぞれに魅力的で愛されるキャラクターであり楽しい映画であったが、アメリカで妻を亡くし、歩行器に頼ってヘルパーを道を歩く孤独な老人の姿に胸がしめつけられるシーンもあった。 UKからLAに来た女性が、その老人と交流し、だんだん打ち解けていくシーンには涙してしまった。 こういうジーサンにはいつもやられる…感動する。 ほんとアメリカにはこういう1人暮らしの老人が多い。 10代のころ、歩行器をガラガラ押しながら買い物に行く老人を見かけて「アメリカって老人もすごいなあ。 足が弱くなってもお出かけして偉いなあ。」とか自分勝手な想像で、自由の国の自由な人と思ったりしたのだったが、現実は子離れが早いから歳をとって1人になっても生きていくしかないから歩く、と、だんだん解ってきてからはなんだか寂しい気持ちになったりする。 と、言っても彼らにとってそれは当たり前のことであり、日本のように成人してからも親と一緒に住んだり、二世帯住宅にしたりの話をすると「それって面倒でできないわ。」と言われたりすることも事実だったりする。 大学に入学した途端、生活費、それどころか学費すら親からの援助はない友人も多数いた。 卒業して随分経った今、「親は定年したからフロリダに(アリゾナ・カリフォルニア等々暖かい場所が多し)に引っ越したよ」って友人が大半になった。 だから歩行器で歩く老人に思ってしまうシンパシーは中途半端に日本とアメリカを知っているからの勝手で余計なお世話な思いなのだとわかってはいても、どうしてもそういうジーサンの演技にはやられてしまう。 主人公とからむ年の功を重ねた脇役はどんな映画でも重要なんである。
2007年03月22日
華麗=加齢? ま、いいじゃん
映画『華麗なる恋の舞台で』を観て来ました。
なんだか、映画好きblogのようだな…はいー、また映画行っちゃいましたよぉ。 行ったのは先週だったのですが…
ここのところ、神経性胃炎だの眼精疲労だの… でパソコン開くなら寝ますぜ!な一週間でした。 胃は痛いし、ピクピク顔は動くし、ストレス性らしいっすよ。 現実逃避な失踪をそろそろしたいわねえ。
で、お布団滞在時間が多かったので、その一週間前の映画についていまごろ書くのだった。
友人に「負けた、気分的にすっきりできないねぇ!」と前回、前々回の映画の感想をぼやいていたら、「じゃ、これがすっきりしそうよ。私も久しぶりに映画に行きたいの~」と、小2の娘ちゃんが学校に行っている間に渋谷へ来てお付き合いしてくれたMちゃん。 単館上映なもんで、都内じゃここしかやっとらんかったのだった。 当日はどこかの卒業式だったらしく、袴姿の女の子たちが一心不乱にスペイン坂を上ってました。 しかし、みなさん可愛いんだが…化粧が濃い。。 可愛いためには濃い化粧なのか? わからん。 それだけ渋谷は久しぶりさ。
映画は
1938年ロンドン。満たされながらも変化のない生活にうんざりしていた人気女優ジュリアは、親子ほども年の違う米国人青年トムと出逢い、恋に落ちる。だが、それもつかの間、トムは若い女優と恋仲になり、ジュリアは傷心。それでもジュリアは、その女優を彼女の舞台に抜擢してほしいというトムの勝手な願いを聞きいれ、余裕の素振りを見せるのだった。現実を受け入れ、すべてを譲ってしまうかに見えたジュリアだったが、傷ついただけでは終わらないのが、大人の恋。彼女の人生の第2幕は、まるで華麗な舞台のように、ドラマティックな結末を用意して、今、幕をあけようとしていた―
以下ネタバレ
ストーリーとしては単純でハラハラ・ドキドキなものは何もないのだが、楽しい映画でした。 ってこういうの、楽しいって思うのはイジワルかね? むほほ。 主人公がキーキーと髪振り乱して嫉妬したり復讐したりしたら嫌だけれど、さらりとイジワルするこの大人ぶり。 面白かったです。
大人の女性をなめんじゃないわよ!なフツフツとした女優の思い。 最後の最後での大どんでんがえしな舞台演出。 新人女優の天然なんだか、策略なんだかの行動は見ているこっちも少しづつイラッとしていたので、舞台でたたみかけるような展開に大笑いしておりました。 同じ歳くらいの女性が大うけしている理由がわからんでもないわー。 あとゲイのみなさんにも好評とかです。 納得だわ。
2007年03月10日
Are you REALLY happy?
『ハッピー・フィート』を時間がぽっかり空いたので、先行ロードショーで観にいった。
ほんわかしたくて観にいった。
今のCG映像ってすごいんですなあ。 おまけにペンギンが歌を歌ったりタップ踏んだりと楽しいのだ。知っている歌ばかりってのも楽しい一因。
QUEENの"Somebody to love" はやはりいつ聞いてもいいのだなぁ。
以下、ネタバレ。
と思ったのだが、単に「ほんわか」したくて観にいったら環境問題とか社会問題を訴える内容だった。あら、びっくり。 つーか、週末の夜にこれはちっと重かった。 勝手にほのぼのしてホロリとして「あー、よかった。」な内容を求めて観にいったからラスト30分くらいの部分は予想外であった。 「おいおい、そうくるのかい?」
「どうして、そんなにお魚をとるの~?」by マンブル
ああ、魚が好きさ。 鯨も青い魚も大好きだよ。 でも昔から食べている人種なんだよ。 「スゥシィー」とか言って健康ブームで食いだしたりとか、人口1.5億が一斉に食いだしたりとかのブームと一緒に考えては欲しくないもんだよ。 どうもこのあたりがひっかかる。 アメリカ人向け教育テレビ見ちゃいましたって感覚。
いや、ホント映像も音楽もペンギンだけじゃなく動物の動きも、迫力ある氷河もみんなよかったんですよ。 自然環境は守らないといかんですよ。 ゴミは捨ててはいけませんよ。 団体からノケモノにしてはいけませんよ。 でもドキュメントでなく、アニメでここまで露骨だといやーな気分になるのは、やっぱり心当たりがある人間(=彼らの言うエイリアン)だからなのだろう。
ハッピー・フィートというタイトル、本当にこれでハッピー? 最後のあの姿はちと辛いんですけれど…?
全然違う話でのめりこませておいて、「実は本題はこっちなんです。」 っていう悪徳商法というか、宗教勧誘というか…重くなってどうも感想まとまりませーん。
ハッピー・フィート
環境問題等々なにひとつの情報ありません、楽しいだけです!なオフィシャル・サイト
2007年03月08日
視覚と嗅覚
映画に行くのも久しぶりだなあ。 私も自他共に認める「犬鼻」な嗅覚持ちでありますが、映画の主人公の嗅覚には「アタシはここまで犬じゃねーよ!」と思いました。 今後は「猫鼻」くらいにしておこうと思います。
でもすでに製造中止となった「某香水」が今でも一番好きな私としては、こういう犬鼻の調香師がいたら是非とも調香をお願いしたいものです。
パフューム ある人殺しの物語
18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。 驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。
『劇場で香りを体感せよ』ってなみたいなキャッチコピーはその通りでした。 香りもそうだが、悪臭とかの臭いもな… 映像だけを見て、つまりは視覚から入って嗅覚と同じような状態になる体験ってのは面白いなあと思えましたです。 エグイ映像で絶えられないくらいの悪臭なニオイを思い出し、一面の花畑で幸せなカオリを思い出し… 気分悪くなったり、楽しくなったり…脳みそというのはすげいです。
これから見に行かれるかたはここからは読まないほうがいいですよ。
でもね~、映画としてはあまり後味よろしくなかった。 つーか、ヘンタイだ!ヘンタイ!と、香りフェチな主人公の行動全てに思っていたのだった。 自分の欲望をとことんまで極めるために、いいことも悪いこともわからなくなるってのはこういう事なんでしょうかね? いい事、悪い事ってのは人それぞれなのかもしれないけれど、倫理ってのが一切ない主人公に感情移入はできないもんですよ。 『ハンニバル』のレクター博士を愛する私が言うのもなんなんだがな… 最大の原因は主人公の顔が好みでないというのがあったからか? 後から知ったのだが『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』の映画でローリング・ストーンズのキース・リチャーズを演じた役者なのだそうだ。 あの時はほとんど台詞もなかったし、キースに似ているといえば似ているなあ…くらいしか思わなかったがね。
本当に少しだけの、たぶん3%くらいだけしかの映画の前情報しか入れずに観にいったものの、それでもそのたった3%で、ある程度の予想のできてしまったラスト。 興行成績意識するばっかりにクライマックスぎりぎりのところまで事前にばらしてしまう宣伝方法っていかがなものかの? まあ、本当に何一つ前情報入れないで観にいきたい映画には封切当日とか先行ロードショーに行ってしまうから、このあたりの”ちょっとだけ興味あります”あたりの映画が一番そう思ってしまうのだな。
ただ、ダスティン・ホフマンとアラン・ニックマン(ハリポタのシリウス先生でもあるよ、彼のエゲレス英語は素敵♪)が登場していたことと、アロマセラピーの抽出方法で学んだ水蒸気蒸留法と冷浸法(アンフルラージュ)の映像が見られたのにはちょっと嬉しかった。 そんなの抽出すんじゃないよ!と呆れましたが…
私個人としては星2つ☆☆。 一緒に行った友人は星4つ☆☆☆☆。
ちょっとしたことだったのだが、原作を読んでみないとわからない部分があった。 これは字幕担当の某戸○女史のセンスの問題なのか、本当にそうなのかわからなかった。 英語だけで見ていればあまり気にならない台詞なのだが、とにかく原作を読んでみようと思う。
2007年01月23日
パンがなければケーキをお食べ♪
先日、仕事で徹夜明けだったが、無駄に元気だったのでそのまま朝イチの映画へ行くことにした。
『マリーアントワネット』 ソフィア・コッポラ監督の映画。 ベルサイユ宮殿でのロケが許されたというのもびっくりだったが、でもフランスじゃブーイングされちったという”いろんな意味で”の話題作。
でも私は非常に楽しかったのだった。 お耽美な宮廷装飾、ドレス、「パンがなければケーキをお食べ♪」 な、色とりどりのお菓子♪。 (映画の中でも「そんなこと言ってないわ~」とマリーは言っているが…)いやー映像が綺麗だわ。 歴史ではこんな豪華絢爛のせいで国家財政は破綻状態、税金地獄に陥ってとうとう革命が起きてしまったわけだが、ルイ16世が国王に君臨するときに「神よ、私たちをお守りください。 私たちは統治するには若すぎます。」と言ったように、あの二人は若すぎたんだわな… そういう意味じゃ気の毒だ。
14歳で自分が子どもなのに、「お世継ぎ、お世継ぎ」なプレッシャーも辛かったろうねえ。 とかなんとかこの映画だけで歴史を考えてしまうとマリーの気持ちになって観れちゃったりする。 実際には国民は地獄だったのだろうが、その辺りはほとんど触れていない映画だったのもフランスでブーイングだった理由かしらね? アメリカでもさっさと公開終了したらしいし…。 あと、映画を観るまで知らなかったのだが、内親王役がシャーリー・ヘンダーソンだった。 ハリー・ポッターで「嘆きのマートル」役の女優さん、ブリジット・ジョーンズでもブリジットの親友役ででているのだが、ものすごい若い役でも歳相応な役でも見事にこなしてしまうので好きな女優さんであります。
子どものころ、『ベルサイユのバラ』にもはまらなかったし、どっちかというと、マリーの母のマリア・テレジアのが美術史上でも興味があるのだが、この映画を観たかったもうひとつの理由は音楽。 当時の音楽もあることはあるのだが、時代考証全く無視の80年代前半に聴いていた音楽満載♪ 予告で使われていたNew OrderのCeremonyといい、The Cure, Siouxsie & The Banshees , Adam & The Antsなどなど…これらの曲がベルサイユなお耽美にこれほどマッチするとは、その辺りはソフィア・コッポラ監督は面白いなぁと感心させられてしまうのだった。 サントラ版買っちゃいました♪
→洋版のサントラはフェルゼン伯爵とラブラブな時のマリーで、日本版(上写真)はティーンエイジャーなかわいいマリーなジャケットってのも面白い。 洋版の映画タイトル・ロゴがSex Pistols的(なのにピンク)ってのも個人的にゃ非常によろしい♪
2006年12月13日
よく働いたらよく遊べだろう? 映画偏
はろう♪おひさしぶりです~うひょ♪。
すでに壊れておる今日この頃。忙しいもんで変な脳内モルヒネは相変わらずジャージャー垂れ流ししていてマズイ… しかしゴンゴンやることはやっている。 だからネット遊びの時間が極めて少ない。 というより「お家LOVE♪引篭もりの生活すると本当に生活できなくなるから仕事する無念!」な精神持ちがお家になかなかいられないからちょっとだけ辛い。
とりあえず年賀状(自分のと親・キョーダイの)は終了。 海外用クリスマスカードも終了。 ごめんよ、今年は手作りしている時間もアイデアもなかったよ。 この水曜から日曜までは、今までの恨みはらすが如く遊ぶ予定しかいれていません。 そのためにもう睡眠時間削ってでも時間作るしかない!と頑張りましたよ。 2日に一度は徹夜だ、貫徹だ、そしてユン○ル飲むだ!の繰り返し。 夜の11時あたりにゃ仕事仲間から「目がいってるよ…」と言われる始末。 どこに行ってしまったのだアタシの目…? ロンドンあたりで優雅に紅茶でも飲んでるのか? 書いていることも支離滅裂~。 あー嫌だ嫌だ師走…
まずは観たい映画が満載で、久しぶりに水曜日の午後は映画の日としました。 こうなったら2本観てやる!
『硫黄島からの手紙』
2度のアカデミー賞監督賞を受賞したクリント・イーストウッドが、スピルバーグを製作に迎えた戦争映画。太平洋戦争の激戦地・硫黄島の戦いを日本軍側の視点から描いている。太平洋戦争の末期、戦況が悪化した硫黄島では日米軍の戦闘が開始されようとしていた。その頃、島に新しい指揮官、栗林忠道が降り立った。戦死が名誉とされていた中、彼は兵士たちに生きて国に帰ることを命じる。
前回のアメリカ側からの硫黄島『父親たちの星条旗』も観たわけなので、日本側のも観た。 やはり戦争映画は観ながら色々と考えると重い…重い上に淡々とした話に途中睡魔にやられた。 どうも15分ほど気を失ったらしく、起きたら中村獅童ちゃん(の演じた日本兵)がグレてた。 なんで、グレたのかわからなかったので、一緒に観にいった人に映画が終わった後に聞いたが、説明されてもわからなかった。 というより、アタシの「なんでグレた?」って質問自体が的をついてないらしい。 DVDになったら復習しよう。 ケン・ワタナァビィ(ハリウッド発音)は、どんどんハリウッド俳優になっていってるなあ。
観にいくまで知らなかったのだが、全編日本語でのハリウッド映画だ。 できればDVDでは英語の字幕つきでみてみたい。 ただ、日本語ネィティブであるが故に日本兵の話している日本語がちょっと現代語っぽいのが気にかかる。 ハリウッド的な「ジャパーン~!」な映画と思えば20年前からは雲泥の差で「日本」なんだがさ。 それに「あんた、どー見たって○○人だろ!(他国アジアな民族をご自由に想像ください)」ってエキストラはいたが、そういう役者が日本人演じてて、よくわっかんない意味不明の日本語話して下に英語の字幕がでている時代に頭抱えていた私としてはよろしかろ。
『007カジノロワイヤル』
6代目ジェームズ・ボンドに選ばれたダニエル・クレイグ主演のシリーズ最新作。今回は、ボンドが“殺しのライセンス”をMI6から受け、007になったばかりの時代を描いている。イギリスの諜報機関からの依頼をクリアし、諜報部員“007”になったジェームズ・ボンド。彼は世界的なテロリスト組織壊滅のため、テロの資金源であるカジノ・ロワイヤルで組織のボスに高額の賭けポーカーを挑む。
007好きとしてはこれは観たかった。 新ジェームス・ボンドに決定したときは非難轟々だったが、上映されてからは女王陛下のお膝元、エゲレスの皆さんも、大絶賛したというダニエル・クレイグ。 実のところ私も彼に決定したときと、初めて今回の007のポスター見た時は「KGBにしか見えん!」と噴飯ものだった。
CGがあまり使っていないとか? なのに映像の迫力もあり、ずっとハラハラするしで面白かった。 でもちょっと007が冷酷すぎかな? 冷酷というより、新人00のスパイでハチャメチャすぎなのか? 顔が怖いんだ。 イアン・フレミングの原作のジェームス・ボンドさんって感じではないなあ。
007=甘い顔しててコテコテのエゲレス英語で、皮肉だか本気だかわからない台詞言ってニコリとするボンドのイメージが強くてね。 小さい頃、父親と一緒にテレビで観ていたショーン・コネリーの007から自分で映画館に行くようになった時のロジャー・ムーアの007、ティモシー・ダルトン、ピアース・ブロスナンの007はアメリカでギャーギャー大騒ぎしつつ観た。(もう1人ジョージ・レイゼンビーが途中にいるが一作だけだったのであまりインパクトはなし)役者が代わる最初の作品には確かに戸惑いがあったから、今回も次回作にでもなれば慣れるかしら? 上司でもあるMはいままでの女優さん(ジュディ・デンチ)が引き続きMなわけで、「ああ、冷戦時代が懐かしいわ」とかの台詞とかもあったので、どうも頭の中で今までのボンド話をリセットしなくちゃいけないところが私ができなかったというものある。 Qが登場しないの?と上映中ずっと思ってしまったのも昔をひきずる私が悪いのだ。 でも次回はQの登場も希望~。 最後にもう一回書くけれど映画としては面白かったよ。
2006年11月12日
「父親たちの星条旗」を観る
あいかわらずグレ気味の日々です。 低血圧絶好調です。 起きてるんだか、寝ているんだか、しまいにゃこの世のものなんだかわかりません。 癒しがほしい…
そんなときに落ち込むのが解っている映画を見に行ってどーするよ? と思いつつ、誘われたので観てきたのが、「父親たちの星条旗」。 監督のクリント・イーストウッドにゃ前回「ミリオンダラ・ベイビー」で打ちのめされていたので、今回も自動小銃で撃たれちまう気分かも…な予感…。
結果、しっかり打ちのめされてきましたよ。 映像のスケールは迫力あったですよ。 上映中に自分が東海岸で一番大きい軍事基地のある場所で学生生活をしていた時、初めて両親がそこへむかう途中、車の車窓から「この国と戦争したんだから負けるよ」とぼそりと言ったのを思い出した。 今回、映画だというのに、硫黄島の周りに群がる軍艦のスケールを見て、「負けるよこれじゃ。」と今更感じた。
しかし、戦争とは愚かよのう。 でもって、戦争もさることながら、政治的プロパガンダや、同じ国民ですらをもある人種への偏見ってのはホントいやーな気分になるもんだ。 まぁ、プロパガンダといえばこの映画だって2年後に控えた大統領選の中間選挙直前に公開されているのだから、共和党にとっちゃ少しは打撃を与える要因のひとつにもなったのか? 共和党惨敗で、ラムズフェルド更迭されちゃったし。 でもイーストウッド監督はたしか共和党支持な人だったような覚えもあったなあ。 それでも戦争について訴えたかったのだろう。
この像の本物を見たことがある。 というよりも、行った場所にあったという方が正しい。 もともと写真では見たことがあった。 その時「なあに?この像?」ってなマヌケな質問をした。 硫黄島は英語で書くとIWOjimaなのだが、友人のアメリカ人たちの発音では「イワォジィマ」になってしまっていたわけで、日本とは思いもしなかった。 返答してくれた友達も「軍人さんを称える像なんじゃないの?」というようなマヌケな答えだったと思う。そこは当時はお互いに「戦争を知らない」子供たちの集まりだったものなのでね。
でも、その時、「戦争を知ってる」友人の親御さんたちが、なんとなーく説明してくれたので(そりゃ日本人のアタシに説明すんのは難しかったろう)なんとなーく当時からどういう目的を持った像なのか解ったのだが、通常思い出しもしないニッポンの血とでもいうのでしょうか? 心の奥深くが微妙~な気分になったものだ。 そうか、スター&ストライプが突き刺さる土地は日本領土なわけだな…と。
その後、何かと写真や葉書、切手、等々いろいろな形でこの像を目にすると、以前は「軍人さんはアメリカを守るために一生懸命です。」ってイメージで見ていたのが、アメリカ万歳!な像に見えてくる。 で、気分がザワザワする。 戦争がどうだこうだという論議は抜きにしても、ジャパニーズなもので特に日本がからんでると感じるとザワザワ度が高くなる。
今回の映画で、この像にまつわった人たちの気持ちを知ったわけだが、映画を見に行った翌日にこんなニュースがあった。
硫黄島の戦い「最も重大」 米大統領、イラクに重ねるブッシュ米大統領は10日、南部バージニア州クワンティコの国立海兵隊博物館の開館式典で演説し、太平洋戦争の激戦地、硫黄島での旧日本軍との戦闘が「米国の歴史上最も重大な戦いの一つだった」と述べ、現在のイラクでの戦闘も同様に語り継がれるだろうと強調、米軍のイラク駐留の意義をアピールした。
大統領は約1万人の退役軍人らを前に、硫黄島の摺鉢山(すりばちやま)に立てられた星条旗が「米国の不屈の精神を象徴する永遠のシンボル」になったと指摘。
これにイラク戦争を重ね合わせ「将来、自由で繁栄した中東を目にすれば、(イラク中部)ファルージャでの戦いをガダルカナルや硫黄島と同様、米国人は畏敬(いけい)の念を持って語るようになるだろう」と述べ、イラクで活動する兵士の貢献をたたえた。(共同通信)
ふーん。 この映画見てたらそうは演説しなかったろうに… イーストウッド監督、映画のDVDを大統領に見せてあげてください。
2部作となっている日本サイドからみた「硫黄島からの手紙」のほうも見ないといけませんです。
2006年10月20日
ジャックじゃないのに、ジャックもいる
24のシーズン4を地上波で放送していた時、ついつい、また見てしまっていた。 家にすでにビデオがあるのにもかかわらず!だ。 何度見ても面白いんだわなあ。 おまけに最終回まで見たら「さー、またシーズン5を見てしまおう」とこれもまたUSから送ってもらってたビデオを見だす始末。 睡眠時間が少なくても10日に1回爆睡すればやっていける体に感謝。 サプリメントもいろいろ飲んでるしさ。 ほほほ。
24はアメリカでは来年1月よりシーズン6が始まる。 シーズン6はどうやらNYのロケもあるようだわよ。 毎回尽力の限りをつくしてくれる友人は毎回ビデオテープの関係で6話~8話がたまると送ってくれるので、多分2月中旬あたりには見られるかなあ♪
当分お預けなジャック・バウワーなので、キーファー・サザーランドの出演しとる映画に行ってきました。
『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』
一緒に行った人も24好き。 今日の私は 「さー、笑うぞ~」と、意欲まんまん! 友人にはそんな不純な邪道な動機で映画を観るのか?とぼやかれましたが… いいじゃん。 ちなみに、この映画は、全然コメディじゃないけれど、予告でキーファーが銃もって叫ぶたびに「ジャック!」と言いつつ笑っていたのでしたよ。 なんせ、ほれ、このところのハリウッド映画は「負けた」気分満載でみてるからさ、今回も「真面目な」期待というのはしていなかったのよねぇ。
storyベテランのシークレット・サービスであるギャリソン(マイケル・ダグラス)は、ファーストレディのサラ(キム・ベイシンガー)と不倫中。そんな中、シークレット・サービスの高官が関わる大統領暗殺計画が発覚し、調査に当たったトップ調査員のブレキンリッジ(キーファー・サザーランド)は、不審な行動を取るギャリソンを疑う。
ギャグとして見に行った割には面白かったのだった。 いや、笑うとかの面白いではなくて、真面目に面白かった。 笑いを求めに行ったはずなのに…? ストーリーもロケ背景も違和感を感じなかったし、キーファー・サザーランドがジャックのような破天荒なわけでもなく、ちゃんとシークレットサービスだった。 おまけにCTUじゃいつも小汚いカッコなおっさん入っているのに、こっちじゃスーツ姿。 アメリカ人ってスーツが似合うんだよなあ…(たぶん個人的な好みというのはあるだろうが)とうっとりした。
でも、笑いたくて仕方がない場面もあった。 儲けた♪と思ったりした。やはり、邪道…蛇の道はヘビ…
多分エキストラでもいいんでしょ?ってホワイトハウスの警備役の名前が「ジャック」だったりする。 で、そこを通過するときに「hello Jack」とか言っている…それも一度のシーン登場ではない。 これってギャグ? 別にジョンでもスティーブでもクリスでもいいのに? なぜにジャック? どうして、そこでジャック? やはりギャグ?… DVDがでたら監督による解説編で、このあたりを是非語ってもらいたい。 (DVDの監督や俳優による裏話満載の解説ってのとても好き。 同じ場面なのに、次のシーンでネクタイが違ってたりとか、髪の分け目が違ってたりとかそういうポカがあるのだねえと解説を聞きつつ楽しめるのは2度おいしい。)
それに、マイケル・ダグラス! 君の不倫役はフェイタル・アトラクション(邦題:危険な情事)を思い出すよ。 不倫が似合う俳優と言われたら心外かもだけれど、あのインパクトは強かったからねえ。 日本だと古谷一行のポジションかしらね?…
観たい映画は他にもいろいろ… 来週また映画館に行けたらよいのだがなあ。
2006年10月05日
セバスチャンは蟹なのよ
怒涛まではなくなったが、それでもこの頃なにかと多忙。 水曜日の映画も当分お預けですなあ。
とりあえず「癒し」が欲しいのでこれを買いました。
一番最初にUSでビデオが出たとき買いはぐったのは今でも鮮明に覚えています。 「そのうち買おう」とか思っていたらディズニーって発行本数終了してしまうと再販しないってことを店頭から姿を消したころに知ったのでした。 で、待つこと数年、やっと再販されたビデオを購入♪ で、今回のDVDも早速購入。
当時の買えなかった恨み辛みを語った友人から「DVDでるよ! 送る?」とロサンゼルスから国際電話が入ったりもしていた。 マルチリージョンのプレーヤー持ちですが、今回は値段が高くても日本版を購入です。 字幕と吹き替えも入っているのは楽しいかなあ♪と思ったのでね。
ちなみにセバスチャンには異様なほどの愛着を持っております。 名前からすでに愛着ありさ。 under the sea は機嫌がいいとカラオケで歌ったりします。
2006年09月21日
マイアミな風景をもっと見たかった
ますます書くときは遊んでばかりだよな…な今日この頃の拙blogですが、更新のないときは仕事やら用事だのをしてますってば!(>誰となし)
またまたフラリと映画館へと向かうのです。 『マイアミ・バイス』はとりあえず観とくか?なところだったものでね。
(今調べたら)84年ですってよ、テレビドラマが大人気だったのは。 すでに当時USにいたもので、英語はそんなにわからない時代ではあるものの、毎週かかる
♪You belong to the city~がサビのグレン・ フライの歌う主題歌と主人公ソニー役のドン・ジョンソン。 そしてフェラーリ・デイトナには心躍っておりました。
そして、「マイアミは怖か~」とか思ったりさ。 その後、(当時じゃマイアミよりも怖か~と言われていたNYに)就職し何度か出張でマイアミに行く身になったわけですが、夜のダウンタウンはともかく、マイアミ・ビーチはじーさん、ばーさんのご隠居所♪な平和だろう不思議なところでした。 サーモンピンクやら、オレンジの壁と照りつける太陽…そして日光浴をするご老人の群れ。「こんなところでスーツ着ているアタシって馬鹿じゃねいのか?」と思わずにはいられない、レンタカーをどうせするならオープンカーで!が唯一の抵抗だったな。
というわけで、話は戻って映画(以下ネタバレ満載)
黒いバックに白の映倫マークとカタカナでマイアミバイスの文字で始まった映画。 なんかおかしいぞよ?
通常映画のタイトルや主演名って最初のころの映像と被せて出るもんだという勝手に思っている常識に縛られているから、いつまでたってもタイトルがでないで、どんどんと進んでいく映像にもあれれ?。 結局タイトルが出たのは映画が終わってエンド・ロールの前だったというなんとも微妙な編集。 なんだかお風呂から出てパンツ履く前にブラジャー先につけました的違和感なのですよ。 (あら、すみませんね、下品なたとえしか思い浮かばないで…) やっぱり最初のころにタイトルがでてくれないと、こっちの身構え方も変わるようで、最後までダッルダルになって観てしまった。 空いていたせいもあり途中からまた椅子の上で膝かかえてしまったわよ。 ストーリーも話としては続いているものの、場面がコロコロ変わるので、何だかテレビ番組のようで、「ここでCM入ってもいいですなー」って感じになる。 終わった後に一緒に行った友人も「テレビ番組見ているみたいだたなあ。」とぼやいたので、同じようなこと思って観ていたようでした。 ストーリーも今ひとつだったかな。 金かかってます!ってところは沢山あってもそれだけじゃ物足りないよ。 主人公も悪者も脇が甘いっ! と思わずにはいられない映画でありました。
なんだかこのところ、(スーパーマンを除いて)ハリウッド系は「映画館で観てしまったよ」な敗北感がつきまとってしまうのが続いているなあ。
一緒に行った友人曰く「マイアミ・バイス、今テレビ(東京12チャンネル)で再放送しているよ。」ってことなので、そっちを見て♪You belong to the city~と歌ってしまおう。 ちなみにその人ったら「当時、生まれてはいたけど、語り合える程昔を知らない。」とのたまわれました。 ふんっ!
映画のおかげでDVDがでたのは吉報。
2006年09月13日
キンキー・ブーツは満員御礼
このところ寒くなりましたので体調がすこぶるよろしい♪ この雨が終わる頃には高温多湿も終わりよ。 ほほほ~♪
ってわけで調子もいいので映画に行く。 水曜日はこのところ恒例になってきているなぁ。 行った映画は『キンキー・ブーツ』
これ、ずっと見たいと思っていた。 イギリスで上映されていた時から「絶対気に入ると思う」と向こう暮らしの友人に言われていた。 英国コメディものが好きであり、『フル・モンティ』で泣いたアタシがそれにドラッグ・クイーンの話がくっつきゃ気に入らないわけないだろ?ってことらしい。 単純に思われてるな、アタシの脳内構造… でも悲しカナ、全くもってその通りなのが悔しい。 しかもそのドラッグ・クィーン役が「ラブ・アクチャリー」でキーラナイトレィと結婚する役をしていたキウェテル・イジョフォーですってさ。 あの男前のドラッグ・クィーンぶりが見てみたい!。 と、楽しみにしていたのだった。 上映映画館が少ないので(都内でも一館のみ) 公開してからずっと満員状態らしい。 私達もその前の回のチケットは売り切れになってしまい、その間近所の90分食べ放題!のバッフェで思いっきり食べまくり時間を潰したのだった。 痩せないはずだよ…
STORY
田舎町ノーサンプトンの伝統ある靴工場の跡取り息子チャーリー・プライス。優柔不断な彼は、婚約者のロンドン転勤を機に、田舎を飛び出して羽を伸ばそうと考えていた。ところが、ロンドンに到着早々、父親の訃報が届く。4代目社長としてあまりにも突然に工場を引き継ぐこととなったチャーリーだったが、工場の実情は倒産寸前と判明、嫌々ながらも従業員の首切りを開始することに。どうにか工場を救おうと悪戦苦闘するチャーリーは、ひょんなことから知り合ったドラッグクイーンのローラの悩みをヒントに、男性向けセクシーブーツの開発に活路を見出すのだった…。
実話を基にしたとのことだ。 人様があまり手を出していない業種、ニッチ産業で成功するイングランド・ドリーム。 アメリカンドリーム程の派手さはないけれど、こっちのほうが身近に感じられたりする。 ストーリーも面白いし、ホロリとくる場面もありで楽しかった。 個人的にも英国製の靴は高価だけれど長持ちする質の良さがあるので好きだ。 映画の中で、長年良質の靴を作っていた靴職人の新しいビジネスへの戸惑いとその後にでてくる職人魂にも感動した。 そしてドラッグ・クイーンのショーのシーンでは謎に懐かしい♪ ああ、やっぱりエゲレスが好きだわ!(^-^)
映画が終わって、一緒に行った友人3人と「あ~靴が買いたい!」と口走ってる。 さすがに10センチのピンヒールは転ぶだろうが… でも厚底ならなんとか… 今年の冬はドクター・マーチンのドカ靴履いて暴れるわ~♪
2006年09月01日
鳥だ!?飛行機だ!? うんニャ…
げー、もう9月ですよ。 2006年も9月なんですよ! 信じられないわ。
なんかさ、こう「ドカーン! グッシャーン! 金かかってます! 特撮ガンガン使ってます! ハリウッドォ~!(by三船敏郎(映画:1941))」なハリウッド映画が恋しくなってきた。 MI3では映画館へ行っちゃった敗北感があったし、ここのところエゲレス映画や邦画が続いたので派手であまり何も考えない単純明快なやつが観たい。 別に地味が嫌いということではなく、家でお粥(個人的に粥が好きなだけ、病気ではござらん。)が続くと外でステーキがっつり食べたいってのと同じ感じ?。 ステーキ肉は家で焼いても旨くない=ハリウッド映画はDVDで家でみるより大きなスクリーンで観るのが楽しい♪も似ている。
本日「映画の日」でこれまた1000円です。 同じくこのところ疲れているOちゃんを誘い、『スーパーマンリターンズ』を観ることにしました。
惑星クリプトン生まれのカル=エルは、米国カンザスの牧場で育てられ、穏やかな青年クラーク・ケントとして成長したが、実は超人的な力を持つ“スーパーマン”だった。世界の危機を救うべく活躍を続けたスーパーマンも5年前に謎の失踪を遂げ、それ以来、世界の悲鳴は無視されてきた。犯罪は増加し、悪の天才レックス・ルーサーも遂に出所。永遠の恋人ロイス、そして全人類が危機に陥ったいま、果たしてスーパーマンは現れるのか!?
映画のお話ではスーパーマンは故郷の星を探しに失踪したのは5年前となっているが、クリフトファー・リーブ出演の最終話『スーパーマン4-最強の敵』は1987年だったのか。 そんなに昔だったのね。 しかしあれから19年もたつと映画の技術は進んだねぇ。 オープニングで昔からなじみのスーパーマンのテーマ曲がかかることすらワクワクする。
最初っからワクワク・ドキドキ、特撮の見ごたえの凄さ。 友人の特にゲイの皆さんが「今回のスーパーマンってカッコいいわよねぇ♪」とうっとりと話をしていたけど、亡きクリストファー・リーブの奥様もお墨付きを出したというブランドン・ラウスは昔のスーパーマンを知っている人でも幻滅しないキャスティングなのではないかしら。 おまけに整いすぎている顔立ちのため実写なのかCGなのかわからない場面も沢山あった。もうね、マ・ン・ガ なの、アメリカンコミックがそのまま映画になってんの。 で、ここまで派手だと理屈なしで楽しい。
以前の映画を観ていなくてもある程度は昔の話もでてくるから存分に楽しめるけれど、昔のシリーズ、特に前シリーズ2作目「スーパーマン II/冒険篇」(1981年)を見てから行くと細かいところまで笑えて面白いと思う。 途中「ダメじゃん!、そんなんじゃ地球の人みたいじゃん!」ってストーリーもあったが、完全無敵な設定ではなく弱さがあるのがスーパーマンの魅力ってことかなのかな。 入場する前に上映時間が154分と知って「長すぎ!」と思ったものの、時間があっという間に過ぎていった面白さだったよ。
余談な感想だが、ロイスは以前から喫煙者だが、今回タバコを持つシーンはあるものの、結局喫煙シーンはないのである。 この辺が青少年の視聴に厳しく、また今のアメリカを象徴しているハリウッド映画よのと思ったのだった。
2006年08月30日
悲しい。 けれど一緒にいたら身がもたん
水曜日だよ。 レディースディで1000円で映画が観られるのはやはりありがたいのであるよ。
『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』を観てきました。 以前『フーリガンズ』に一緒に行ったOちゃんと行きました。 「アタシでも知らんぞ、ブライアン・ジョーンズ時代のローリング・ストーンズ。 ROCK聞くとは思えないけど、なんでよ?」と今回も????のお誘いでしたが、前回一緒に行った『フーリガンズ』で出演していたレオ・グレゴリーに“はぁと♪”になったとかですよ。 ふむ、確かにカッコよいかも♪ 今回はその彼が主役のブライアン・ジョーンズ役でございます。 似てた。 他のメンバーのそれとなく似てた(^^)
'69年7月3日、イギリスのBBC放送はこう報じた──「ローリング・ストーンズのギタリスト、ブライアン・ジョーンズが自宅のプールにて死体で発見された。享年27歳」。
'63年のデビュー以来、世界最高の怪物ロック・バンドとして君臨する“ローリング・ストーンズ”の創始者であり、リーダーでもあったブライアン・ジョーンズ。セックス、ドラッグ&ロックンロールを体現し、'60年代のアイコンだった彼を襲った突然の死は、事故と発表された。しかしいまだ、他殺、自殺…とさまざまな憶測が流れている。
真相は“他殺”である。そう導き出したのが、映画「ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男」だ。10年以上を費やして集められた、彼の死に関する著書、検視官の調査結果、関係者の証言。さらに、死の“目撃者”でありストーンズのマネージャーでもあったトム・キーロックをコンサルタントとして招いている。
一体、ブライアンの身になにが起こったのか…?本作は、ロック・ファンはもちろん、目の高い映画ファンをも唸らせる、一級のエンターテインメントである。
さすがに、この当時のストーンズは実体験では知らないわけだが、一回り程姉さんの友人Mちゃんによれば、遠い極東の日本にいても当時のROCK小僧・小娘には衝撃のニュースであり、「あまりのインパクトで今でも鮮明に覚えている。」んだそーだ。
映画は「当時のロック・スターはこんな生活してて命縮めていたのですなあ。」と納得できる話です。 プライドの高い人や人気者になればなるほど、人間寂しくなってくると他の助けを求めたくなるわけですね。 有名人の光と影がよく描かれておりました。 この時代のセックス、ドラック、ロッケン・ロール~はこんな感じだったのだろうねえ。 寂しく、悲しい男の物語であります。
オリジナルタイトルの『STONED』は「ドラッグやアルコールで人間やめちゃってまーす。 グデングデンでーす。 ぼーっとしていますー。」ってな時によく使用される単語。 随分と過激なタイトルだなあ。 でも、その言葉がぴったりだったのだ。
日本オフィシャルサイト内に試写した有名人のコメントで、キースやミックやチャーリーは、この映画を見たのか? どう思ったのだろう?というようなコメントがあったけれども、私も映画を観つつ同じことを思っておりました。 彼らには彼らの言い分は絶対にあるだろうよ。 こんなにハチャメチャやられちゃ一緒にいる方は身が持たないのも理解できるんだ。
映画オフィシャルサイト
ご本人のファンクラブサイト(英語) なかなかご本人も可愛いのだった。
2006年08月19日
映画、それも邦画3本
テイタラクにすごした日の記憶。
<前菜>
『はちみつとクローバー』
原作のマンガが好きなもので、映画のほうも見てきました。
全席指定席の映画館をついうっかり忘れていたため、スクリーン前に非常に近く、首が痛くなったよ。
感想は、原作とあそこまで設定が違うと、違和感通り越して、違う話の映画に来たような気にもなるもんですね。 ま、そう考えるといいんでないの? ってところ。
でも、なんだか物足りない。 クリープのないコーヒー状態(古いな)っていうか…心が満腹にならないというか…「まだ、前菜とスープだけなんですけど?」みたいな…で、やっぱりメインとデザートはいるだろ?って感じで帰りにDVDを2本借りてしまったよ。 それも新作だから翌日返却だ~! そう考えるだけでも面倒だったりもしたけどさ。
<メインディッシュ>
『ALWAYS-3丁目の夕日』
劇場で見たかったのにチャンスがなかった作品。 昭和33年の設定なのでちょいと自分の子供の頃よりは古いのですが、まだまだ田舎じゃ、あんな昭和の風景もあったので懐かしかったですなあ。 カラーテレビも冷蔵庫もすでにあったけど、その前に使ってた白黒テレビも健在だったし、家には氷屋さんがまだ配達にきていたりしました。 家の前には共同井戸もあったっけなあ… と中途半端な懐かしさとホロリとする物語。 特撮やセットが邪魔くさいところもありましたが、それでも心がご飯2杯分食べました!って感じのホンワカな満足感になったのでした。
<デザート>
『有頂天ホテル』
三谷幸喜作品はなにかと好きです。 登場人物が多くて、それぞれのストーリーがどんどん絡み合って最後にひとつになっていく。 時々ゲラゲラ笑ったり、苦笑したり、ホロリとしたりで、特に今日のような<いまひとつ>物足りない気分のときには絶好の鑑賞日ですわ。 うっかり油断すると話が見えなくなる、このよくわからない緊張感がまた個人的にはよろしい♪
心は満腹になってもお腹は空く…。 夜中に食べていいものか? と悩んだものの、作るもの面倒だったので寝てしまう。 ああ、思いっきりテイタラクな日でありました。
2006年07月14日
そっちのがImpossible
スパイ大作戦3を観てきました。 ってMI3ですな…
STORYイーサン・ハントの新たなミッションは、スパイを引退し教官になった彼が、自らの教え子の危機に立ち上がることから始まる。
しかし、それがイーサンの本当の仕事を知らないフィアンセの命を危険にさらし、そしてイーサン自身が、謎めいた暗号名「ラビットフット」の正体を知るかつてない強敵に阻まれ、絶体絶命のピンチに陥っていくことに結びついていく…
以下ネタバレと個人的感想のため今後見に行く人はご注意を。
まー、映画はアクション・ドカン!ドカン!なハリウッド~として見れば面白かったかな。
ただ映画=フィクションなわけだけれど、私的に気になってしまったところはあってどうもねえ。
今回トム・クルーズ演じるイーさん…(誤変換に大笑い)イーサン・ハントが暮らしているであろう場所に4年程住んでいたので、あの辺の地理に詳しかったのが災いし、邪念がどんどん入って、ちょっとなあ…だった。 以下ぼやき。
IMFってワシントンDCにあるって設定だよねぇ…彼の暮らしているであろうノーフォークからワシントンDCまで車で4時間近くかかるんですよ。 そんなホイホイとDCに移動できる場所ではござらん。それなのに、郵便物を受け取りにノーフォークの郵便局まで帰っちゃったりするの?
どうしてもっとDC近郊の街の設定にしなかったの? が最初の邪念。 しかし、これには「ああ、ここをアクションシーンとして使いたかったのね。」と納得する場面がでてくる。 それがチェサピーク・ベイ・ブリッジになるのだが…しかーし、囚われた敵の奪回で襲われるアクションシーン満載のチェサピーク・ベイ・ブリッジの橋(と途中はトンネル)通ってはワシントンDCには帰りませんって! ノーフォークには軍施設が沢山あるから敵を海外で捕らえて軍の基地内の飛行場に降りたとしよう、しかし、ノーフォークからヴァージニアビーチ入ってあれ使って北上するとDC越えちゃって、おまけに信号ありの国道に入るから戻るのに時間がかかるのよ。 もっと北上、たとえばNYに行くなら利用するけれど、DCに行くんだったら通常のハイウェイ使うって! とか邪念が入って入ってしょうもなかった。 まあ、それを言い出したらベルリンへ一日で帰ってこれるのか?とか、なんで上海なのか?とか、バチカンにする意味あった? とか、いろいろ出てくるのだけれどさ。 ストーリー的にもちょっとねぇだったし。 前2作のが俄然よかったな。
今回はアクションだけが売りで作っちゃいました!、のあまり奥深くない映画だった。 期待するのが悪いかな?…
でも、ディヴィアン役のフィリップ・シーモア・ホフマンの「敵ぶり」は素敵でした。 悪役はゾクゾクするような人ってのがよろしい。
2006年07月05日
闘争よりもアタシは逃走
暴力が俺たちの美学!!
1979年「さらば青春の光」、
1996年「トレインスポッティング」……
そして今、ぼくたちのバイブル映画が誕生した!
こんなコピーの映画、どうでしょう? ちなみに上記2作品は公開時に見に行っております。 英国系映画は挿入曲と映像のマッチ具合がたまらなく魅力です。 といっても「さらば青春の光」は当時The PoliceのSTINGが出ているからって理由だけで見に行ったため、当時お子様だったものでよくわからんかった??って状態だったけれどさ。
フランスvsポルトガル戦に控えての早起きのため、さっさと寝ようと思っていた日、Oちゃんが行こうよ!と誘ってくれた映画に行ってきました。 「HOOLIGANS」 ちなみにOちゃん、今回のW杯もほとんどみておらん蹴球全然わかりません!な人で、それでも私がギャーギャー毎回叫んでいるので「今日はどっちが勝ったの?」って朝っぱらにメールを送ってくるような子です。 なんで、またこの映画? それも水曜日のレディースディは1000円とかやってない通常料金のミニシアター系ですぜ? 私すら行こうかな?と思っていても遠出するの(というほどでも普通の人ではないだろう家から40分ありゃ着く映画館だが)面倒だからDVDを待つつもりだったんですよ。
ロード・オブ・ザ・リングのイライジャ・ウッドが出演しているのだそうです。 さよか(^^;)
ストーリー友人の罪をきせられ、ハーヴァード大学を退学処分になったジャーナリスト志望のアメリカ人青年マットは、誰ひとり頼る者もなく、傷心のまま姉の住むロンドンへ渡った。そこでイギリス人ピートと出逢い、サッカー・プレミアリーグの試合に誘われる。ピートはウェストハム・ユナイテッドのフーリガン・ファーム、GSE(グリーン・ストリート・エリート)のカリスマ・リーダーとして君臨していた。彼らには固い団結力と、国中でもっとも畏怖される集団になる、という目的があった。ピートに認められ、GSEに迎え入れられたマットは、次第に失っていた自信を取り戻し、力のみなぎるような快感に身を任せるようになる。サッカーなど全く興味がなかったマットだが、次第に危険かつ陶酔的な暴力の魅力に取り憑かれ、”フーリガン”の世界へと埋没して行くのだった。
キャスト
イライジャ・ウッド
チャーリー・ハナム
クレア・フォーラニ
レオ・グレゴリー
マーク・ウォーレン
なんなんでしょ? この情熱ってのは? もうフットボールは置いといて喧嘩上等!の世界。 といっても大半のみなさんは日常は通常の仕事をしているのに敵対チームサポへはアドレナリンの蛇口ひねってジャージャー出しっぱなし。 昔の日本のヤ○ザ映画やイタリアン・マフィアな映画に近いものがあるなあというのが感想です。組を守っての対立、むんむんな男の世界ですなあ。 女 子供はすっこんでろ!な、いやー言われなくてもすっこんでますよ!ってところです。
んー、欧州蹴球にはまったのは、サポの(この映画のサポに比べれば)ある程度のエキサイトな状態を身近に感じた機会があったからで、これぞフットボール!とこっちも血沸き肉踊るになったわけですが、やっぱりここまでくると身の危険を感じて近寄れませんな。 闘争本能よりも逃走本能が勝つよ。 英国若手俳優もみなさんいい味だしているし、イライジャ・ウッド演じるアメリカ人の青年を通しての物語はわかりやすくまとまってますが、暴力沙汰の映画が苦手な人には向かないかな。 監督が女性ってのにもびっくりしました。 監督出身のドイツではフーリガンに影響を与えるかも?って理由で公開されなかったそうです。
2006年06月29日
中休みも蹴球MOVIE
る~る~るるる~(涙目)
スペインさようなら~。
でもジダンにとっては最後の大会なわけで、そこでゴールきめたあの顔みたら、しゃーないなあ…と、毎回この辺でお別れのスペインなので… うーん、うまく文章がまとまりませんぜ。
スペイン敗退ブルーを癒すために映画にいってきました。 サッカーつがなりで『GOAL!』です。
泣けた。主人公のばーちゃんが、お父さんが、クラブチームの選手が、全ての周りの人がみな素敵で泣けた~。
ロサンゼルスのバーでニューカッスルのユニ着て応援するエゲレス訛りのToon Army(ニューカッスルのサポ)があんなに沢山いるかどうかは?だったりするが、ちょっとした場面でゲラゲラ笑えるところもあったりで、今後の2作目、3作目も楽しみですわ。
GOAL! サウンドトラック Happy MondaysやOasisの新曲ありでサントラもよいです。 |
さてさてこれからはベスト8でございます。 イタリア~! FORZA~!!
2006年05月30日
ダ・ヴィンチ・コード雑感(ネタバレな巻)
前評判の凄いのはさっさと行って体験して、自分も「凄い!」と思うのが映画の醍醐味。 特に原作を読んでから行ってると、これがたまらなくテンションがハイになる。 人を見つめて「うまそうかなあ?」と首をかしげて考えているシーンの次にその日のディナーに食っちゃってるだろうシーンのレクター博士の映像(映画:ハンニバル)なんぞ、アンタ背筋に一本何かが走ったよ。 怖くてゾクゾクというより、映像でここまで表現できたのね!なゾクゾク感。
そろそろ、いいかな?と映画ダ・ヴィンチ・コードについて書いてみる。 明日は水曜日だから再度映画館へ行く予定。
「まー、ハリウッドですから~」な作りでして、とりあえずは楽しみましたよ。 でも、思いはいろいろだった。
今回ダ・ヴィンチ・コードの制作の段階でダン・ブラウン著書の原作を読んで大いに興奮していた私は一つだけ不安があった。 それはトム・ハンクスがラングルトン教授ということ。
役者はどんな役にもなりきってしまう。 といっても、ここまでベストセラーになっている原作で「教授はハリソン・フォード似」と書いてあるだけに、頭の中は逃亡者で警察に追われ、逃げ回る時のハリソン・フォードの顔を頭にうかべ、シラスに追われているラングルトン教授をイメージしながら読んでいたわけで、それがBigで子供大人やってたり、スプラッシュで人魚とラブラブ・ハッピーエンド♪(そういや、これもロン・ハワード監督だよ)のラブコメ時代から見ていたトム・ハンクスがどうしてもラングルトン教授役とかぶらないのだった。 その後のアポロ13、フォレスト・ガンプ、フィラデルフィア等々シリアスな出演作品といい、いろいろと観ているが「役者ってのはすごいなあ」と素直に演技に感動しており、過去にどれひとつとして彼の配役と演技に不可思議な感情を持ったものはなかった。 しかし、今回の場合はどうもしっくりこないまま、そこだけが不安で映画館に行った。
結果、私にとって、彼はラングルトン教授ではありませんでした。 あの顔に中途半端な長髪はいかがなものか? 『スキンヘッドかロン毛がLOVE!』と一般的にみたら「アンタの男の理想は変!」と周囲から非難轟々の日常の私は長髪にはうるさいからか? あと教授ってぇんだから童顔よりも燻し銀な俳優がよかったとか、ステレオタイプな『もろに教授』って顔つきの俳優はいなかったのか?とかいろいろ思った。 んー、個人的なタイプとしては原作にあるハリソン・フォードはもうジーさんだから(失敬だな>自分)、オーストラリア人だがヒュー・ジャックマンあたりだったかな。 終いには(自分のことを棚に上げてだが…)『も少し痩せろよ』な中年のアメリカのおっちゃん体系になりつつあるトムにシンパシー。 他の俳優は違和感なく見られただけにますます目立って気になる(笑)。
俳優をうんぬん言うのはやめたとしても、通常の上映時間としては決して短くはない2時間半が、今回はそれでも短いと感じた。 原作のワクワクする謎解きや歴史的背景の解説とかは非常にあっさりしすぎていた。 数秒の映像や延々と語って終わってしまったのがもったいない。 その割にオプスディの『肉体的修行』の教えに忠実に従っているシラスのえぐいお祈りシーンやらは無駄に長い。 そこに時間使うくらいなら他のシーンに時間さこうよ…
原作を読んでいないとわかりづらいなあ…と思っていたのだが、今考えると逆に原作を読んでいない人や、とりあえず読んでみたくらいの人のほうが楽しめるんではないかしら?と思う。
私は原作にはまりすぎてしまった。 映画としてはおもしろかったが、楽しみだった背筋がゾクゾクってところまでは今回はなかったのだった。
余談だが、途中「随分とふざけた訳つけてんなあ、例のあの人 か?」と思ったらやっぱりだった。 今回は日本版の翻訳者さんが、翻訳監修として連名されていましたから事実をへしまげてという訳ではないにしろ、通常の会話のセンスと、世界陸上3段とび級の独自のいいまわしには脱力する。
(note:子供のころ映画を見るたびに「ああ、○田さんってすごいなあ」と憧れに近いものがあったわけで、自分がそこそこ理解できるようになっら愕然としてしまい、なんだか可愛さ余って憎さ百倍状態になっているという事実は否定いたしません)
2006年05月20日
ダ・ヴィンチ・コードを観てきた(ネタバレなし)
さっさと行く宣言をした映画 『ダ・ヴィンチ・コード』に行ってきましたよ。 上映朝イチ、築地に魚買いに行くわけじゃないんだから!といわれても早起きして行く! 子供の遠足状態ですよ、はい。
いつもの映画館と違う場所へ行った。
Oちゃんお勧めの映画館は私の家からは地下鉄で15分、Oちゃんの家からは自転車でひとっとび~のところ。 さすがに新しい映画館はいいな。 ドリンクホルダーはもちろんのこと、バックをかけるところまである。 階段の傾斜もきついから前の人が少々大きくても椅子から飛び出す頭でスクリーンが見えないってこともない。 それになんといっても通路も幅広く、足もゆったりのばせるし~椅子も大きいから途中から靴を脱いで体育座りしとった♪
感想はそのうちに…ということで今回なし。
写真はテンプル教会内部。 2年前、ロンドンに行ったときには、まだここまで原作から映画に至るまで大ブームになるとは思っていなかった。 テンプル教会はメインの観光地から離れている場所にあるから当時見学に来ている人も数人だった。 教会の横にあるミドルテンプルを外から覗き込んでいたら(その日はなにかの会合準備で閉まっていた)中からスタッフの人がでてきて「中をみたいならどうぞ。」と入れてくれて見学させてもらったりしたのだった。
2006年05月11日
レイトショーは歌舞伎町で?
NYの建築中のビル、周りの建築用カバー(とでも言うのだろうか?)が5月20日公開の映画「ダ・ヴィンチ・コード」の宣伝になっていたりした。(写真)
本屋ではダ・ヴィンチ・コード関連の特設コーナーがあったりで、元来(過去の記憶ですからね、ほどんど忘れてますがね…ほほほ)イタリアン・ルネッサンスにはまり、専攻までしていた私にとって、その辺の宗教画だのレオナルド・ダ・ヴィンチ関連本があると「むふふふ」と周辺の人から見たら変人だろう笑いを浮かべつつ手にとってしまう。 おまけに今回の渡米では会いに行く時間がなかったから何度となく電話で話しただけだが、私をそっちの世界にはまりこませる要因を作った恩師が「ダン・ブラウンなら「天使と悪魔」も読まないといかん!」と説教(?)するのでそれにも手をだしてみた。(しかしこちらは時間がなく未読のまま…)
日本の本屋さんでもいろいろと特集本が出ているので、やはり「むふふふ」とついつい購入してしまう。 ここまで宗教絵画が脚光をあびるのはちょっと嬉しい。まあダ・ヴィンチですから、といわれりゃそれまでですが。嬉しいもんは嬉しい。
20日の映画公開には当日さっさと映画館へ行く予定。もしもオールナイトが前日とかにあれば夜中に行く。(しかし、今回は「世界同時公開」とか謳ってるし、おまけに時差の関係で日本は早いわけだから、あるのかは知らない。)
以前にも書いたことがあるが、原作まで読んだりしていて絶対に見たい!って決めている映画はさっさと行く。 さっさと行かないとテレビでバンバン流れるCMや映画評コーナーでランダムに流れる映像が脳裏に刻まれてしまったりすると楽しみが半減するからよ。 ワイドショーなどでクライマックスもいいところを映像で流されてしまって「さて?○○の運命は?!」とかやられてしまい、劇場に行ったらその後のストーリーは15分もなかった…なんてぇ時もあった。 このところすでに予告CMが流れるだけで慌てて目を伏せたり、チャンネルを代えたり結構大変だったりする…
2006年03月07日
映画にいかなくっちゃ
アカデミー賞、面白かった。オープニングから笑ってしまったし、受賞者のスピーチも感動ものが多かった。このところ映画館にいけない日々だったので、ノミネートされている映画の大半を知らなかったりしたが、これからボチボチ見よう。 社会派作品ノミネートが多かったといわれた今回、作品賞でオスカーとったCRASHもちょっと重くなりそうな映画かもなあ。元気のいいときに見に行こう。 でないと、ドーンとなってしまうから。
皇帝ペンギン 第78回アカデミー ドキュメンタリー賞 |
他にもいろいろ見たいのだ。「皇帝ペンギン」を始めとし、DVDになっているのもあるみたいだしね。ハリポタも4月にリリースだし…「プライドと偏見」も終わっちゃってるし…(涙)
ダビンチ・コードももうすぐ公開だね、時差はあるものの、世界一斉同時公開なんだな。 字幕つける人や国によっては吹き替え版なわけだから配給会社も大変だわ。
いやね、フライングができるもんならそれも楽しいかと思ったりしたんですけど(^^;) このところ、ろくなことを考えておりません、はい。 暇だからだよ、でも忙しいのも嫌だよ。
2005年09月07日
映画版「高慢と偏見」と字幕への不安
サイトの中では何度となく俳優コリン・ファースが好きと書いています。 そんなわけで本国BBCで放送されたTVドラマの「高慢と偏見」(Pride & Prejudice)のDVDも持っていたりするわけです。 これも何度も書いていますが、「ブリジット・ジョーンズの日記」が好きなら是非こっちも見てもらいたい作品です。 でも、DVDは高いし、レンタル屋ではお目にかかったことがないしで、なかなか見られる機会が少ないのは知っておりました。
その高慢と偏見の映画版がやっと公開ですってよ♪ エゲレスではプレビューも始まっているらしい。 いいなあ・・・・・ でも残念ながらミスター・ダーシーはコリン・ファースではないのだな。 (ちぇ!)
ブリジット・ジョーンズにまで繋がっていく、あのミスター・ダーシーを演じるツワモノ(もとい役者も色んな意味でプレッシャーだろう)はマシュー・マクファディン・・・.って誰よ? とググったら英国じゃ有名な俳優さんな模様。 ミック・ジャガーも出演した「エニグマ」に出ていたらしいが、見ていないのでわかりません。 顔からはミスター・ダーシーってよりウィッカムっぽいんだ。 でもって、映画のウィッカムったらBBC版よりもかっこよさそうなんだ。 エリザベス・ベネット役のキーラ・ナイトレイはLove Actuallyに出てたウェディングドレスのかわいかった子ですな。 結構似合うかも♪
ドラマをご覧でない方にはなんのことかわかりませんよね。。。。スミマセン。 といいつつ、一緒に語れる方も大募集♪(^-^)
日本にくるのはいつかなあ♪ テレビドラマで6時間近かったからそれをどのくらいまで短くするのかも不安。 あまり有名な俳優さんが出ていないから(ってアタシが知らないだけかも)ミニ・シアター系かもですな。 でもこのキャスティングだと字幕が「某女王」ではないだろう♪とちょっとホッとしたりする。 ヒュ-・グランドあたりがからんだら絶対そうだもんなあ・・・・
本家(?)ミスター・ダーシーだったコリン・ファースの方は同じワーキング・タイトル社製作、英国では10月公開の「NANNY McPHEE」ってコメディ映画に出演の模様。 こっちも楽しみだが、エマ・トンプソンも出演だしで、こっちの字幕は女王の予感がする。 とほほ。
ヒアリングが劣化しないようにほとんど字幕は見ないようにしているのですが、字幕を見ると内容がますます混乱してしまう某女王の字幕は苦手です。 映画のタイトル書いちゃえば某でもなんでもなくなるけれど、「地獄の黙示緑」や「ET」のころはさー、一生懸命字幕だけに頼っていたわけだよ。 そのころは「英語ができるってすごいなあ」って無邪気に尊敬していたわけよ。 だから余計に英語がチラホラと解るようになってからのショックは大きかったのですなあ。 「それなら、お前やってみろ!」って言われてもできないのも解っているけどねぇ。 それでも、一人の人間がラブコメも歴史も宇宙も法廷も全てモーラするってのはやっぱり無理だよ。 通訳や翻訳とかだって、得意分野ってあって畑違いの分野にはなかなかチャレンジできないものだ。 字幕もそうならないといけないと思うのだけれどね。
映画版 Pride & Prejudice オフィシャルサイト(英)
2005年07月22日
ネムネムの私の5日間
このところ読書で寝不足だったので今晩は早寝しよう!と誓ったものの、昨日発売の「ブリジット・ジョーンズ、きれそうな私の12ヶ月」のDVDを観てしまい、また夜更かしをしてしまったのだった。 眠いよ。。。。
毎度のことながら、コリン・ファース好きとしてはレンタルではなく購入! ほほほ。
ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月 内容が原作と随分違うけれど、DVDのオマケに原作で大笑いした「ブリジット・ジョーンズ、コリン・ファースにインタビューをする」が入っててこれまた萌え♪(笑) |
2005年01月19日
マドンナの絵本がアニメ化
マドンナって童話作家もしているんだね、いやー知らなかった。
で、その中の1冊「The English Roses」(5冊もでてることで更にびっくり)がアニメ化されるそうです。
Madonna And Britney To Work Together
Britney has been reported to be voicing a charcter in Madonna’s new animated film which will be directed by husband Guy Ritchie.
Britney Spears is to voice the character of Binah in an animated film version of Madonna’s book The English Roses.Madonna will voice the Fairy Godmother.
Snoop Dog and David Bowie have also agreed to sing on the films
UK-Flava.com 全文
このアニメの声優として、以前もミュージック・クリップで共演したブリトニー・スピアース(日本じゃ「ブリちゃん」)が出るそうだが、同じくデヴィット・ボウイも参加する模様。 監督はもちろんダンナのガイ・リッチー。
ガイ・リッチー監督、マドンナ主演の「Swept Away」は批評や友人からも「あまり・・・」とか「本気で見るの?」とか言われたのに見て後悔した思い出が。。。。オリジナルをなぜか大学の授業(映画史)で見たことがあったので、見たわけだったけど、オリジナルのインパクトが強かったこともあり、ちょっと頭痛かったです。 今回はアニメだから平気だろうかと。。。。 上記のサイトによれば、この絵本、マドンナ夫婦が信仰しているユダヤ教神秘思想の1つ「カバラ」にも関するお話になっているそうだ。 読んでいないからなんともわからんが、いろいろな批評をみる限りかわいい絵本になっているみたいね。
The English Roses(洋書) Madonna (著) Jeffrey Fulvimari (イラスト) |
日本語版は 江國 香織さんが翻訳しているのですね。 絵はかわいいね。 ちと読んでみたくなりました。
2005年01月17日
Jean Reno joins 'The Da Vinci Code'
ダヴィンチ・コードの映画化で最初主人公がラッセル・クロウと噂されていたのに、トム・ハンクスになって「イメージ、違うな。。。」とか思っていたわけです。
トム・ハンクスの映画は好きなんですけどね、今上映中の「ターミナル」も観たんですがね。 しかし、あの彼のことだ、たぶん映画が公開になったらそれは杞憂となるんでしょう。
でもこっちは、もう最初から原作のイメージに近いかも♪
French actor Jean Reno has joined the cast for the movie adaptation of Dan Brown's The Da Vinci Code.Reno joins Tom Hanks in the Columbia Pictures adaptation by Ron Howard in which Reno will play detective Bezu Fache alongside Hanks' symbologist Robert Langdon.
ジャン・レノがフランス司法警察中央局警部ファーシュ役決まったそーな。
2005年01月13日
真珠の耳飾りの少女
去年の4月に書いたフェルメールの映画「真珠の耳飾りの少女」がDVD化されました。 劇場公開が少なかった映画なのでフェルメールの絵画の世界を堪能したい方にはお勧めと思います。 コリン・ファース好きにも是非!(笑) ハリウッド映画のような派手さはないし、静かなまったりとした映画で、「起承転結、ドカーン、ドカーン」がお好きな方には向かないと思われるけれど、季節はまだ寒い、家でまったりしつつ美術鑑賞がてらに観るにはもってこいだよ。
2004年10月15日
The Da Vinci Code
夏に読んだときは上下巻の日本語版だったが、機会があれば読んでみたいと思っていた洋書版を読み出しました。 最初から日本語版、それもハードカバーな上下巻に手を出すというのは珍しいです。 でも今回はストーリーが長い!の理由で最初から翻訳版でした。。。ハリポタの長さに比べりゃどーってことなかったが、おまけに単語の問題もしかりだったのさ。 イタリアン・ルネッサンスはガッツリ習っていた過去があるものの、そこへ秘密結社とか暗号とか聖杯とかもでてくるのでイマイチ英単語に自信がなかった。 辞書ひけよ>自分。。。。(--)
今更ながらに思うが、よくできてるなーと思うストーリーだ。 特に美術史や宗教史についてのくだりなど登場人物が生徒と先生のような関係になりわかりやすく解説している。 著者であるダン・ブラウン氏は、もともと学校の先生ということで妙に納得。 おまけに父は数学学者、母は宗教音楽家、そして奥様は美術史研究家(そして画家)とのことなのでダン・ブラウン一家の「愛の結晶」といってもいい本になっている。 事実に基づいている記述が多いから全てがノンフィクションと思ってしまうのは大問題だけどさ。 特にキリスト教徒さんには大問題だろうなと思われる文面もある。 私にとっては「こっちの方が納得いくよな、宗教。。。」って目から鱗の場面でもあったけど。
ほとんどの登場場所に足を運んだことがあり、自分が専攻していた領域からはずれていないので、脳内で読んでいる場面が次から次へとその風景や絵画等々、あらゆる映像が過去に脳裏へと刻んであった画像とリンクする。 その点では自分にはラッキーなミステリー本だった。 しかしその反面、文章を読んで自分なりの想像をしつつ楽しむという読書の醍醐味はできないもの事実。
どちらがいいかは本の種類にもよるが、ダヴィンチ・コードの場合は美術やキリスト教関係に詳しい方でないとわかりにくい場面も多々ある。 だから文章と一緒にその絵画や教会の見取り図等があったら更に読者は楽しいし、わかりやすいだろうに、とは思っていた。 かといって、発行元の角川書店のHPで関連画像を見ることができるものの、最初に全ての画像だけを見てしまうとストーリーがその場面(場所)に辿り着く前に主人公達の行動する「事前情報」が入ってしまうのでこちらもお勧めできない。 (これは角川書店も考えたようで、そのページに入る前にまだ読書前の読者への注意事項ページが最初に入っているところが親切です。 もしもすでに読まれた方は是非フォトギャラリーを見てみてください。 URL はこれです )
The Da Vinci Code: Special Illustrated Dan Brown (著)・洋書 そんなことをダラダラ思っていたら、アメリカでは11月にイラストつきのバージョンも発売されるそうだ。 きっと、そのうち日本版も出版されるのではないかな? まだ読んでいない方はそれを待ってから読むのもいいかもしれません。 |
また、読んでいくたびに、「映画で観たいな。 ハリウッド的だものなあ。」と思っていたら映画化も決定しているそうだ。 監督は「身代金」「コクーン」などのロン・ハワード監督、 主演は L.A.コンフィデンシャル」や「マスター・アンド・コマンダー 」のラッセル・クロウ。 どんな映画になるのか、楽しみがまた増えましたぜぃ♪
2004年08月30日
Team America
昨日MTV.comを見ていてTEAM AMERICA WORLD Policeに思わずゲラゲラ笑ってしまったら、日本でも配信されていた。
チーム・アメリカといってもオリンピックじゃなくて全米にて10月公開の映画の話。 これのキャストがすごい!
ショーン・ペン、ティム・ロビンス、ジョージ・クルーニー、リブ・タイラー、スーザン・サランドン、マイケル・ムーア他、この辺なら本当かと思う。 現大統領ジョージ・W・ブッシュと民主党の大統領立候補者のジョン・ケリーとなると笑う。 そして、とどめがキム・ジョンイルas know as 将軍様となるとオイオイ。。。。。みなさんそっくりさんの人形です。 サンダーバードっぽい人形劇で、サンダーバードは実写になったけど、こっちは絶対実写にはならんだろうキャラクターの濃さ。 これだけ予告編で好き勝手にクレジットしておいて、彼らがこれを見たら激怒するだろう!というコメント付き。
「華氏911」より過激!「チーム・アメリカ」予告編が登場 (以下抜粋)「サウスパーク」の生みの親、トレイ・パーカー&マット・ストーンによる最新映画「チーム・アメリカ:ワールド・ポリス」の予告編が、ネットに初お目見えした。
「チーム・アメリカ」とは、世界平和維持を任務とする国際警察の秘密組織で、権力に飢えた独裁者がテロリストに大量破壊兵器の仲介をしていることを知った彼らは、世界を救うため困難な任務に乗り出す、というストーリーだ。
マイケル・ムーア監督の「華氏911」がブッシュ大統領に標的を絞っているのに対し、「チーム・アメリカ」は、ブッシュはもちろん、ジョン・ケリー候補や反戦を掲げるアメリカのリベラル派、北朝鮮までもネタにしているのに注目。さらには、ジェリー・ブラッカイマー製作のハリウッド大作も徹底的にパロディにしているという。
全米公開は10月15日。「華氏911」よりも、さらに過激であることは間違いない。Yahoo!ムービー ニュース 8月4日15時57分 全文
サウスパークとはWOWOWでも放送している、かわいいキャラクターと思っていたら辛辣でお下劣なブラックジョーク満載のアニメなんだけど、それ以上にこっちは強烈っぽい。 予告編を見ると、「いやあーいいのか?そんなことしちゃってさ」と思いつつも怖いもの見たさで見たい。 日本でも上映してくれるかしら?
辛辣なジョークの人形劇といえば昔からイギリスが王室ネタをやってましたが、CG満載のアメリカ映画のご時世にすべて人形劇で行う時代への逆行にも興味ありありです。
一目瞭然
オフィシャルサイト:ここのTrailerから予告編が見られます。
MTVの別バージョンの予告編
2004年08月06日
Grown-Up Kids
週に2回映画に行くってのは久しぶりの行動力。 今更ながら「ハリーポッターとアズカバンの囚人」ですわ。 行こう行こうと言いつつ、上映時間が長いらしいと聞いてへこたれていた。 おまけに上映時間を確認せずにフラリと行くから次回上映が1時間半後だったりすると、時間を潰すのが苦手で家に帰ってしまったりする。 中途半端に映画館が近い場所に住んでいると「また今度」となり、そんなことしているうちにロードショー終わっていたりする場合も多々よ。
主人公ハリー役のダニエル君やクラスメートの皆さんが成長してましたなー。 ライバルのマルフォイなんぞ顔の骨格が大人っぽくなって丸顔の子供でなくなってきているぞ。 ダンブルドア校長は前作までの役者さんが亡くなってしまったので前作2作と代わっていて、演技といえど、お茶目に拍車がかかったような気もするのは気のせいか?
又、原作がどんどん長くなるからある程度の省略は仕方がないと思いつつも、だんだん原作読んでないとズレがおこりそうな部分もある。 原作を読んでいない人だって映画に行くと思うのだが、どんなもんよ?
といいつつ3作の中では世間のハリポタファンからは賛否両論あるようだが、自分の中では前作よりも楽しかった。 (これは原作でも一番好きな巻というのもあるからだろう) 次回作「ハリーポッターと炎のゴブレット」は2005年冬ですかー。 長いのう。。。。その次は2007年とからしいですよ。 彼ら子役の大人顔も想像できないねえ。
2004年08月02日
Puss in Boots!
シュレック2、やっと行ってきました。 1を観ていないわけでストーリーが把握できるか?心配でしたが、そこはPGな子供向け。 最初のころは「どうしてプリンセスがこんなに怪獣なんだ?」とか思ってしまっていたのですが、なんとか把握できて楽しめました。 R指定御用達(?)のエディ・マーフィがPG映画の声優しているし、主人公はウェインズ・ワールドのマイク・マイヤーズなわけで、Saturday Night Liveな人達が声でどこまで面白いことしてくれるのか?期待半分、不安半分でした。 前作をみている方にはそんな疑問はなかったでしょうね、私も前作を借りて予習しておけばもっと楽しめたかもしれない。
なんたって猫が好きという理由で映画館に行ったようなもんだったからね。 私と似たような理由で「猫目当て」でこれから見に行かれる方でも1を観てから行くことをお勧めします。
昨日テレビでキャメロン・ディアスが言ってたが、この映画って画像を見ながらの吹き替えじゃなくて、声を先に録って、それから映画の口にあわせたんだそうです。 そうかー、だからFの発音とかTHの発音部分の口がみょーにリアルなのはそのせいなのかな。 下唇を噛みながらのF発音、なんだか英語の授業を思い出したくらいにリアルだったのでした。
長靴をはいた猫のアントニオ・バンデラス最高だわ♪猫好きにはたまりませんなー。 猫なのにセクシー、それでもやっぱり猫(笑)。 子供連れの親たちも昔の映画のパロディ満載で「クスッ」としてしまう老若男女が楽しめる家族映画仕上がりでした。 めずらしく、日本語版にも興味がでました。 こちらはDVDがでてから観たいと思います。 今後もパート4まで話が決まっているらしいので、猫にはずっと登場してもらいたいもんです。
Shrek 2 Original Soundtrack |
挿入曲もよかったよ。 映画上映前に館内でかかっていて「あら、いいじゃん。なんのアルバム?」と思っていたら、この映画のサントラだったのでした。
2004年06月30日
All over the World
早く見に行きたい映画「ハリーポッターとアズカバンの囚人」ですが、今は暗くて涼しい映画館などへ行ったら睡眠不足がたたって寝てしまいそうなので来週まで我慢しています。 サッカーはナ・マ・モ・ノなので待っていてくれないけれど、映画は待っていてくれる!ので来週まで持ち越しです。 それでも久しぶりに「復習」ということで原作を読んでみました。 読んだのは随分昔でしたなー。 この3巻が1巻から5巻の中で今のところ一番好きです。
いろいろハリポタ・ファンの噂になっていた6巻のタイトルも正式に決定したようです。
「Harry Potter and the Half Blood Prince」 直訳で「ハリー・ポッターと混血の王子」となっていましたが、これは日本の翻訳を担当されている方の訳ではないようなので 9月1日にやっと発売となる日本語翻訳版5巻「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」の原題「Harry Potter and the Order of the Phoenix」の時も直訳から(詳細は忘れてしまったけれど)いろいろ「こんな題名になるのでは?」といわれていたから今回の日本題がどうなるかはわかりません。
まだ発売時期や詳細がでていないものの、タイトルだけでもいろいろ想像してしまいました。
最初は「そんなに面白いのかね?」と思いつつ読んでいたのですが、ここまでくるとやはり最後の7巻まで読まないと気がすまないでしょう。
9月1日に発売となる5巻は「原書が出版されてから1年ちょいかー(*2003年6月21日(UK)でした)長かったねえ」と思ってネットで調べていたら半年くらいまたはそれ以上遅れる場合もあるようです。 逆に「原作の5巻が出る前」に5巻がでちゃった国(中国版ハリポタ)とか、オフィシャルのスペイン語版出版前に「すみません、ここの意味がわかりませんでした」とかの注釈いりで発売されたベネズエラの海賊版もあったようで、著作権違反といえど、これには笑ってしまいました。
J. K. ローリング (著), 松岡 佑子 (翻訳) ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 |
オフィシャルとしては世界200の国で出版され、55の言語(たぶん今ではそれ以上に)翻訳されているハリポタ・シリーズ、どんな言語で出ているのか?とみてみたら出るわ、出るわ!
アフリカ語、アルバニア語、ペルシア語、ブルガリア語、グルジア語、中国語、クロアチア語、チェコ語、デンマーク語、オランダ語、米語、エストニア語、フィンランド語、フランス語、ギリシア語、ヘブライ語、ヒンズー語、ハンガリー語、アイスランド語、アイルランド語、イタリア語、日本語、韓国語、ラトビア語、マレー語、ノルウェー語、ポーランド語、ポルトガル語(ポルトガル版、ブラジル版)、ルーマニア語、ロシア語、ゲーリック語、スェーデン語、タイ語、ウクライナ語、ベトナム語、セルビア語、ウェールズ語、etc.etc。 ちょっとめずらしいところでラテン語、キリルアルファベット(ロシア語の字母)、そして1500年前!の古代ギリシア語とかもあるらしい。 同じ国でもスペインじゃスペイン語とカルタ-ニャ語もあるし、フランスでもフランス語とバスク語もある。 ドイツもドイツ語と低地ドイツ方言語がある。 国の歴史もからむから方言とは違うだろうけれど、それでも大阪弁や青森弁のハリーポッターがあってもいい気がしてきた。
「マルフォイめっちゃムカツクねん。だからどついたったわ!」と言うハーマイオニー、面白いかも。 原作者のローリングさん関係者曰く「翻訳は楽しいし教育目的やチャレンジとして個人が楽しむにはいいが、出版してはいけない」との事。 ごもっとも。
おもな国の表紙を紹介するこんなサイトがありました。 各国翻訳版も表紙が全然違うのが興味深いです。 大半は主人公のハリーたちが表紙を飾っているのですが顔もそれぞれ面白いです通常はイラストですが、写真版(といっても映画のハリー役のダニエル君ではない)もあったりするのですなあ。 USA版などは子供向けと大人向けの表紙があったりします。 そう考えると日本版の表紙はやたらと大人向けなのですね。
(同じ5巻なのに表紙だけでも面白い)
2004年06月08日
OD2 in English
ついフラリと入ってCDを見ていた後に入口近くにあったこれ(踊る大捜査線2・レインボーブリッジを閉鎖せよ)を買ってしまいました。 劇場でも観てるのにね。 観ているから買うってのが正しいか。 劇場まで足を運んでいない映画って逆にレンタルする方が多いです。
DVDが楽なのはくるくる・くるくると巻き戻しをしなくてもいい事、そして特典でメイキングとかが入っているわけで一枚で2度も3度も楽しめるってことですね。 字幕(日本語と英語)がついているのも有り難い。
このごろ夜中をすぎる帰宅の毎日で、テレビのボリュームは最小にして字幕で見ているのでした。 鉄筋コンクリートだし、隣の音なぞホトンド聞こえないようなマンションですが、向かいのヤカマシイおばさんがマンション管理会社に「窓が開いてる部屋からの夜中のテレビゲームがうるさい」と苦情をした模様なんでゲームもしないし、窓を開けてもいない私も気をつけないといかんのです。 このオバハン、このマンションが建設中からいろいろ文句を言っていたようだし、マンション地下の駐車場に猫が雨宿りにきても糞尿がどーだとかいうわ、ベランダで布団のホコリを落としているだけでも(決して布団たたきなどを使わないで手でパンパンするだけでも)ペットの毛が舞う!だのと言っているので要注意であります。 今のところ私の心当たりなことはないけれど、夜中に帰ってくるのは見ているだろうからさ、ちと怖いんですわ。
話が遠くなっていきましたが、くるくる巻き戻しして本題へ。 字幕の設定を英語にしてみて思ったことです。 以下若干のネタバレにもなりますんでこれから観る方は今は読まないか、ご了承の上お読みください。
「(絵に描いたようなアットホームな家族って)ホームドラマに出てきそうな家族ってこと?」は「テレビCMにでてくるような家族ってこと?(Like in a TV commercial.)」になっていました。
そういわれりゃ絵に描いたような家族ってのは今のホームドラマにはあまりない。 ドラマは「恋した・別れた」とああでもない、こうでもないとバタバタしてるものが多いですから絵に描いたような家族なんてのは思い浮かばない。 USのドラマも「別れた・恋した・相手は実は問題ありだった!」が多い。 そして思い出せば海外は「アットホームな家族(または恋人同士や親子)」がでてくるCMってのが多いなあ。 映画スターやスポーツ選手等々の有名人がでてくるCMってのがほとんどないから、そうなるとアットホームな家族が企業イメージとして大活躍なわけです。 CM制作費だって安くてすむしね。
「洋ナシは用なしの意味じゃないのか?」も洋ナシがリンゴに代わって字幕になっていました。 bad apple、腐ったリンゴという言い方なら西洋でも充分通用します。 「東北弁」がdeep southになってるのも大笑い。 南部英語って慣れないとなかなか聞きづらいものがあります。
「笑点やってんじゃないんだ。」が「クロスワードパズルやってんじゃないんだ」あたりも翻訳者が何にすればいいかなーと悩んだだろうな、と想像して笑ってしまう。
日本語を直訳してしまうと絶対に外国人には意味不明になってしまう部分ってのがでてきます。 その逆もしかりでハリウッド映画でアメリカではヒットしても日本じゃ全然ヒットしないものも多い。 シニカルなジョークは社会風刺から生まれるので国としての国民レベルの内輪ウケにすぎません。 関係ない国の国民には全然意味が通じない。 といって字幕には何字以内という人間が瞬時に読めるだけの文字数しか入れられないからダラダラと説明もできない。 そうなると翻訳者のセンスが頼りになる。 もうこの人の字幕は歴史物とかは素晴らしいけど若者映画はなんとかならんかね?って思う場合もあったりして。。。。
日本映画の英語字幕ってのも面白いもんだな。といつもの逆バターンで楽しんでます。
そんなことで感心していたのに「彼ら全員リストラされたサラリーマンだ」をなぜThey're all down-sized salarymen. と訳したのかがわからん。
サラリーマンはもともと和製英語です。 最初の一回だけであとはworkersになっていたので、なぜ最初だけは salarymenとしたのか?businessmenのがよかったのでは? 海外でもそれだけメジャーな言葉になったのかサラリーマン? 何か意図があるのでしょうか? 知ってる人がいたら是非教えてください。
インターナショナルバージョンとしてのBayside Shakedown 2も今回同時発売されてます。 こっちも見てみたいけどこちらは「劇場では観ていない法則」に則ってレンタルまで待ちますか。 毎度のボヤキですが、レンタル屋が遠いってのが難点なところに住んでいます。
でも、いまふっと思ったがUSのDVDリージョンコードは日本と違うんだが海外でも発売するのかな? やっぱりどこの国のDVDでも関係なく再生のできるマルチリージョン・リージョンフリーDVDプレーヤーが便利ですな。 そして、再生のみといえど安くなったよなあとしみじみ思うのでした。
2004年04月29日
Now On Sale!
コンビニへ雑誌を買いにいったら同じ棚に置いてあった「モンスターズ・インク」が今だけセールで1800円だったので思わず買ってしまいました。 CDってキャンペーンの場合シールが張ってあったりするだけでパッケージには変化はないのですが、このDVDは表紙に「期間限定1800円」がガッツリ印刷されていて「中味は同じでも、いくらなんでも背表紙にまで1800円って広告ださなくても。。。。」と思ったのです。 でも、この表紙リバーシブルになっていて裏を返すと通常のジャケットになるのです。 後から気がついたのですが、小さい説明で「裏面は通常のジャケットです」と書いてありました。 ディズニー(ブエナ・ビスタ)ったらやるなぁ!
この今だけセールのDVD(トイ・ストーリー、トイストーリー2、バグズ・ライフ、モンスターズ・インク、バズ・ライトイヤーの中の一枚)を買って、6月18日発売の「ファインディング・ニモ」も買うと前記のDVDの中からもう一枚無料で貰えるんだそーです。 ニモは最初から買う予定だったので、むほほほ、何貰おうかな♪
ファインディング・ニモ
(6/18発売) Amazonじゃ20%オフだそーですよ |
2004年04月12日
Vermeer from Wien (or Vienna?)
昔、昔あるところに留学半年目だった10代の女の子がおりました。 女の子は友達がみな実家へ帰ってしまうクリスマス休暇中、暇になるからどうしようと思っておりました。 その矢先、学校の先生から「家族と一緒にビアナに行ってからその後インスブルックへ旅行に行くけれど、一緒に行きませんか?ビアナにはいい美術館がありますよ。」と誘われました。 日本に帰るよりは旅費も安いし、なんだか面白そうなので「はい、ついていきますワンワン!」と即決したのでした。
女の子は内心「だいたいビアナってどこよ? 知らないけど初めてのヨーロッパ旅行だもんねー♪」と何一つ前情報を入れずに飛行機に乗り、到着した空港から電車に乗って目的地中心部の駅へ。 そしてその駅の表示版の駅名をみて初めて気がついてプラットホームで叫んだのでした!
「そうか、ビアナ(Vienna)ってWienだったんだ!」 と。。。。。そして、先生とその家族に「知らないでここまで来たのか(--)」と大笑いされたのでした。
以上私の若かりし頃の実話でした(--;)
その後、日本は世界の都市をその現地の名前を使うが、アメリカでは違ったりするのを知ったのでした。 ウィーン(オーストリア)はビアナ、フィレンツェ(イタリア)はフローレンス、サンクト・ペテルズブルグ(ロシア)はセント・ピーターズバーグなどなど。 んなもん英語圏半年目の私にわかるわけない! おほっほっほ♪ 時には開き直りも人生大切です。
そんな思い出深いウィーン。 大寒波が来ていたとかで、外では電池が冷たくなりすぎて作動しなくなり、故障したのかとガッカリしながらホテルに戻ってしばらく放置しておくと突然動き出すウォークマンにびびりつつ、滞在中毎日通ったウィーン美術史美術館(Kunsthistorisches Museum Wien)の展覧会が4月15日から東京都美術館にて開催されます。 ルーベンス、ファン・ダイク、レンブラント等々、16世紀ネーデルランド、17世紀オランダ、17世紀フランドルのバロック期コレクションからだそうです。 そしてその中でもフェルメールの「画家のアトリエ(絵画芸術の寓意)」がやってくるのは楽しみです。 よくぞ貸し出してくださった@ウィーン美術史美術館
フェルメールの「画家のアトリエ」公開迫るウィーン美術史美術館のコレクションの中から、ルーベンス、ファン・ダイク、レンブラント、フェルメールら巨匠の名品58点をそろえ、美術史に輝く16、17世紀のフランドル・オランダ絵画にふれていただこうとするものです。
特筆すべきはフェルメール作「画家のアトリエ」が日本初公開となることです。フェルメールの作品は、現在知られる限り30点余りしかないという希少性はもとより、精巧な筆致と透明感のある色遣いで世界の美術ファンを魅了しています。本作品は門外不出の至宝であり、同美術館外で公開されることはきわめてまれでした。本作品の来日そのものが、“歴史的事件”であるとも言えるでしょう。
東京展は7月4日(日)まで。神戸展は7月17日から10月11日まで神戸市立博物館(神戸市中央区)で開かれます。読売新聞 (2004年4月9日) (全文はこちら)
手前にかかったカーテンが捲られて、人様のアトリエでの創作活動を覗き見るような構図、そしてアトリエにいる画家とモデルの風景をスナップショットしたような構成に壁の地図、シャンデリア、モデルが持つトランペットや本などなどひとつひとつに意味を含んで描かれる当時の絵画。 ひとつひとつの小物の意味や当時のフェルメールが暗箱式カメラを使って制作していた方法などがわかると美術鑑賞の新たな発見があって面白い絵の代表作です。
来週早々展覧会へ行くならこっちも観ておこうと、今日はフェルメールつながりで映画「真珠の耳飾りの少女」を観てきました。 展覧会の前売り券と映画の前売りセット券が2500円だったのに発売は9日までだった~(涙) 当日券として考えると、映画1800円&展覧会入場券1300円。 お得なセットだったのに、ちとくやしい。
謎の多いまま亡くなったフェルメールとその家族、そして絵のモデルになった少女との創作物語なのですが、本当にこんな事もあったのかもなーと思えてしまうよく出来た物語でした。 そして映像が綺麗でねえ、アトリエやちょっとしたショットが30数点しかないフェルメールの絵画そのままな世界を映像で観ている気分になって途中鳥肌までたてていました。 興行的にはそんなに儲かる映画でもないようで、東京でも2つの映画館でしか上映がないってのが残念です。 私的にはフェルメール役でコリン・ファース(ブリジット・ジョーンズの日記)が出ているってだけで儲けもんなのに(^-^)
真珠の耳飾りの少女
Tracy Chevalier (原著) 木下 哲夫 (翻訳) |
2004年02月27日
HollywoooooooooD!
渡辺謙さん(英語読み:ケン・ワタナァビィ)が次回のBATMANの悪役でハリウッド映画に出演することが決まったそうですね。 日本人(東洋人)=悪役の昔のハリウッド映画の定則ではない悪役! これは楽しみですわ。 あいかわらず各種マンガを読んでいる私だが、日本の独自のマンガ文化から考えるとアメリカのコミックスって今一つに思えてしまう。 バットマンもスパイダーマンもスーパーマンもマンガでみると劇画調すぎる絵と暗い背景にちょっとがっかりした覚えもある。 おまけにコマ割りが4コママンガのようにとても単純。 それに比べると映画の彼らはカッコイイのよね。 日本のマンガの場合、それが映画やTVドラマで実写になると「がっかり」の場合が多いけれど、アメリカだと逆に「かっこいい」になるのは単に慣れなのかもしれない。 小さい頃からあのマンガの描写に慣れているアメリカ人の子供→その後大人達はどう感じているのだろうか、少し気になる。
話はもどってBATMAN。 BATMANが自分の要塞で「ヤレヤレ・とほほ」な疲れたオヤジになるところも結構好きだったりするが、この映画の主役はやっぱり悪役♪ もう「あんたしかできない!」と映画館で興奮したジャック・ニコルソンの「ジョーカー」、ちょっと気の毒になった哀愁のダニーデビードの「ペンギン」、役者さんてエライよな~と思ってしまった、お色気ニャンコなミッシェル・ファイファーやいつもは渋い刑事役が多いトミー・リー・ジョーンズ、おバカを演じたらピカイチのジム・キャリーなどなどなぜか悪役見たさに観に行ってしまう映画だからねえ♪ そういえば、カリフォルニア州知事になったシュワちゃんも悪役で登場したよなあ。 みんなアクの強~い悪人でインパクトがあるから日本人俳優さんがその仲間入りをするってのはすごいことだな、原作のキャラが解からないので今回の悪役がどんなキャラクターなのかは想像ができないけれど、公開され渡辺謙さんの悪役姿(いままでのBATMANから考えても絶対特殊メークバリバリでしょう)がテレビで大量に流れる前に先行オールナイトで見に行こう!と今から思う。
あともうひとつ日本公開を楽しみにしている映画はアメリカの友人がメールで教えてくれてた「PASSION(パッション)」、あのメル・ギブソンが監督をしている映画で、イエス・キリストの最期12時間の話らしいんだけど、アメリカで今週公開されてから賛否の話題でもちきりだそうで、特にNYはユダヤ人が多いからあまりの残酷なキリスト処刑のシーンには「ユダヤ人が残酷な人種との誤解をうける」とデモまで起きているらしい。 映画館で心臓発作で亡くなってしまった方もいるそうだ。 メル・ギブソンの予想とは違う形のニュースばかりが先走りしてしまっているようだが、どんなものなのか? こちらの日本公開はGWのようです。