2007年06月05日
たかが映画されど映画
『GOAL!3』がやっぱり気になっていろいろサイトをみていたらUSに噂話が載っていた。 (どこまで本当かわからないから流して読んでいただければと思う。)
主人公のサンティがアルゼンチン代表でW杯にでるんじゃないか? って話だった。
アルゼンチンですとぉ! 不法移民になってたUSでも移籍先のイングランドやスペインでもないってこと? でもまあ、ラウンド16で姿を消すメキシコよりはアルゼンチン代表のが現実味はでる。しかし、メキシコがラウンド16とまりだから…が理由ではなく、どうやらスポンサー様とのかかわりあい。
この映画のスポンサーはAdidasであるからに、2006年のW杯当時の「メキシコ代表はNIKEだから使えねーよ!」ということらしい。 現在メキシコ代表のオフィシャルスポンサーはadidasであるが、2006年W杯ではNIKEだったので、その辺がまずいらしい。
アルゼンチンならadidasだから問題ないってことね。 あ、じゃあアメリカなんて絶対に選ばれませんわね。
さすがに たかが映画な主要登場人物は映画の人でも、周りの選手は実際の選手ってところが、されど映画な事情。 でも次回登場となるナカータは個人ではNIKEじゃったと思ったが日本代表ユニはadidasだからいいのか… ふむ、大変よのう…
でも、アルゼンチン代表として帰化しての出場になると、最低でも何年かその国に移住していないといけないわけで、その辺りはまたレアルからアルゼンチンのクラブチーム、リバープレートに移籍になってプレイしていることになるとか? もちろんadidasがオフィシャルサプライヤーですね。 アタシとしてはアルゼンチンだったらボカ・ジュニアーズのがトヨタカップで身近なクラブなのに、そっちはNIKEなのねえ。 残念だわ。 あと、サンティのお母さんの母国が実はアルゼンチンで、サンティったら実は2重国籍だったとか? ま、いろいろ話を膨らませている模様。
でも、アルゼンチン代表となると『GOAL!2』でチラリと出ていたメッシの登場シーンも多くなるのは楽しみだけどね。 あと、ここのところオッサンになった神・マラドーナとのからみとかさあ(これは想像するとちょっと怖いものある。)
もしもなんとかなってメキシコ代表での話だったらちょっとでもいいからカンポスを出してほしい… あの彼自身のデザインするキーパー用ユニフォームは何年経っても忘れられない。
どっちにしろ2006年W杯で優勝したのはイタリアですから♪ おほほ。
2007年05月30日
本当のレアルも今年はいいのだ♪
ひさしぶりに映画~。1を観てから楽しみにしていた『GOAL!2』
1を観たのはいつだっけ? と過去の日記をたぐっていったら2006年6月でしたよ。備忘録になって便利だわな。
で、その時だと思うが、秋に『GOAL!2』の上映予告チラシを貰っていて、楽しみだわーと思っていたのだが、一向にその気配がなく年越しとなったのだった。
で、忘れた頃の今年初旬に今度は2007年公開のチラシを見つけ「とうとう、上映だわー」と言っておったのだが、ここでも一向にその気配がない。
おい!本気で3部作なのか? と思っていたらやっと公開となりました。 チラシを貰ってきて漠然と家にほったらかしておくとこういう3部作ができあがりましたよ。
今回はチャンピオンズリーグ(以下CL)が舞台。
ニューカッスル・ユナイテッドの人気選手となったサンティアゴ。ロズとの結婚式の準備も着々と進んでいたサンティアゴに、レアル・マドリードへの移籍の話が舞い込む。反対するロズを説得し、マドリードに移り住み、ベッカムやロナウドらチームメイトに迎えられた。しかし、豪邸のような家を買い、高級車を乗り回す彼を、ロズは複雑な気持ちで見つめていた。ある日、サンティアゴの前に弟だと名乗る子供が現れた。
以下思ったところ
映画と本当のCLを頭から切り離していないと頭の中で混乱したりはしたが、レアル・マドリッド好きにはよろしかろ。 だから私にもよろしかろってところ。 ベッカム様FANには大サービスの出来上がりですよ。
まあ、「普通」に楽しかった。 涙ポロリな一作目の『GOAL!』だったが、今回はそういうのはなかった。
勝手に面白かったのはニューカッスルとマドリッドに遠距離となったサンティと恋人のすれ違いから生まれていく会話が「あ~ベッカムと嫁もこんな感じだったのかしらぁ」と勝手に想像したりしてた。
「「驕れる人も久しからず」になるから大人になれよ」って内容でしたよ。 試合や本物の選手との合成や、映像はよくできているなあと関心しつつ、試合以外のストーリーはつっこみどころも満載でした。 ってことで普通に楽しんだのでした。
次回『GOAL!3』はW杯というが、主人公のサンティはメキシコ代表で出るってことだよね? それともどっかに帰化しているのかしら? W杯ではお馴染みのメヒコ、メヒコ、ラ~ラ~ラ~♪の応援が聞けるかなあ。 あの応援はメキシコ戦に行くと聞かれるから楽しいのだ。 それより、メキシコが決勝戦まで行くわけ?… どうするんだろうねえ。
2007年05月03日
ネズミ君とクモ男
なんと!驚け! この私があのネズミのランドへいった。
GWである。 人ごみ苦手である。 歩くのも並ぶのも嫌いである。
そんなアタシがネズミの巣窟へ… 今日のニュースでやっていた「竹のカーテンの向こうは無法地帯」な、お国のミッキーさんと、ドラえもんと、7人の小人と、キティちゃんが同居している遊楽園ではない。
このあたりはこの辺のニュースを見てください。 これ とか これ (あれらは耳の大きい猫だったり、ネズミさんだったり、猫型ロボットだったり、リボンをつけた白い猫ちゃんなだけらしい。 アメリカも日本もなめられたもんである。)
で、話戻ってネズミのランド… いや、平日ならいいんすよ。遊びでならいいんですよ。 あそこのアヒルは好きだ。 でも、なぜに今日? それには遊びとは言えない海よりも深い訳があったのだが、結局は挫折してネズミィーリゾート敷地のイクスピアリの映画館にてクモの巣をみた。 『スパイダーマン3』ですぜ。 アメリカよりも公開日が早かった。 さすがはSONY様が制作会社であっただけのことはある(^^)
スパイダーマン+スパイダーマン2 DVDツインパック (期間限定生産)
amazon 1と2両方で1,737円はお得だね。
以下観る予定の人は絶対に読んじゃいやん、なネタバレ満載。
スパイダーマンとして人々に賞賛され、私生活でもMJ(メリージェーン)との交際が順調なピーターだったが、自分の父を殺したのがピーターだと思い込み、復讐するためにニュー・ゴブリンとなった親友ハリーに襲い掛かられてしまう。しかし、ハリーは転落のショックで記憶を失い、ピーターは記憶を失ったハリーと、かつてのように触れ合う。しかし、今度は伯父を殺した真犯人であるフリント・マルコが刑務所から脱走。マルコは脱走中に事故で砂の怪物サンドマンになり、病気の娘のために強盗を繰り返していく。それを止めようとするピーターだったが返り討ちにあってしまう。
そんなヒーローとして多忙な日々を送る中、些細なすれ違いからMJとの仲も疎遠になってしまう。失意のピーターにある夜、謎の黒い物体が体を覆う。黒い物体により更なる力を手に入れ、歓喜するピーターだったが、それは怒りや慢心を助長させる悪夢の寄生体であった。
叔父を殺したサンドマンへの復讐心を制御できないピーター(スパイダーマン)の暴走は治まらず、更には記憶を執りもぢし、MJと別れさせるよう仕向けたハリーへの憎しみも抑えられなくなっていく。自らの身に纏った寄生体の恐ろしさに気付いたピーターは、教会にて、コスチュームを破棄する。
だが、コスチュームを破棄したピーターの真下には、新聞記者のエディ(エドワード)がおり、寄生体の一部が腕に掛かったエディは、もう一人の邪悪なスパイダーマン、ヴェノムと化してしまう。そして、ヴェノムはサンドマンと手を組み、MJを連れ去ってしまう。
己の過ちによって、史上最悪の敵を生み出してしまったピーター。ピーターのMJやハリーとの絆は、もう戻る事はないのか?
二人のスパイダーマンが、互いの全てを賭け、遂に激突する…!!
主人公の若造ぶりに毎回ちょっとだけイラッとくる。 「僕って人気者♪」とか浮かれるし、お調子者だし。そういう意味じゃバッドマンとかスーパーマンよりも年齢が若いだけある。 今回もガールフレンドのことを思えば「そんなことして破局よ!破局!と、最近の若いモンは!」とおばちゃんはイラッとしたのだった。 でも怒ったり、笑ったり、ホロリと泣いたりと忙しく、上映前に「2時間半もあるのぉ~!」と腰の心配をした割には時間の経つのも忘れて楽しんであっという間に終わった。 今までのクモ・シリーズでは一番気に入った。 映像も大画面で観ての醍醐味な迫力だったわぁ。
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉があるが、犯罪をしても仕方がなかった…というところは何だか寂しいな。 「謝ってすむなら警察はいらない。」という桜田門御用達(嘘ですよぉ)の言葉のある国に生まれた者としては、愛する叔父さんを死においやったことに関係していた男を許すという解釈ってのは考え込む。 宗教での教えや、歴史上の出来事からそういう思考になるのはアタシには理解できない発想だが、どうしようもない思いのほうが強い。 でも、お金が理由でそうなるのは辛い。
お金が全てとはいわないが、やはりお金がないと人は幸せにはならんということか? 報われない話だなサンドマン。
話がどんどん末広がりになってしまって、よくよく考えるとトントン拍子でまとめて詰め込みました!なところもあるが、面白かったからまぁよろしい♪
2007年05月01日
犬とオジサン
映画づいております。 時間の調整しては映画に行っている今日この頃。 といっても、いつでも1000円の日ばっかりだがね。 1800円となるとなかなか躊躇する貧乏性です。 通常行く映画館は6回行くと1回タダになるので、そういう時だけ平日料金で行けます。 あはははは。
今日観たのは『ボンボン』 いつもの映画館とは違う単館上映だけれど、映画の日で1000円よぉ。 アルゼンチン映画よぉ、スペイン語よぉ。
舞台はパタゴニア。 行ってみたいねぇパタゴニア…
ファン・ビジェガスはツイてない男だ。パタゴニアの寂れた道路沿いのガソリンスタンドで20年も働いてきたが、ある日突然ガソリンスタンドが売却され、オーナーが変わるとあっけなくクビにされてしまったのだ。少しでも金を稼ごうと、趣味が高じた手彫りの柄のナイフを作っては売り歩くがさっぱり売れない。たいした技術も、財産もない初老の男に世間の風は冷たかった。
ファンは住まいもなくし、娘夫婦の家に身を寄せたが、娘も自分の生活で精一杯で、ファンは厄介物でしかなかった。
そんなある日、道ばたで車が立ち往生している女性を助け、家まで送り届けてやると、そのお礼に大きな白い犬をもらうことになった。その犬はドゴ アルヘンティーノという血統書付きの素晴らしいもので、犬は心の友にもなるからと半ば強引に押しつけられてしまったのだ。ファンにはお金の方がありがたかったし、自分の食い扶持すらないのにと思うのだが、やはり断ることは出来なかった。彼女の家はとても立派だが、男手もなくこれからの生計を母娘だけで立てて行くには不安そうに見えた。ファンは仕方なくその犬を助手席に乗せて家路につくが、不思議と少し心が温かくなった。犬も心なしか嬉しそうに見えてくる。
家に着くと大ブーイング。居づらい家がいよいよ居づらくなってしまった。しかしここから少しずつファンの運命は好転し始める……。
結構お勧めと思った。 以下、ネタバレな感想。
犬も人もさ、媚びないのよ。 基本的に動物全般が好きだが、「境界線を越えた」かわいがりかたというのは「いかがなものかの?」と思うときがある。「うちの子は大丈夫ですから!」と狂犬病の予防注射をしないとか、ペットはご遠慮くださいな場所に連れていって「どうしてですか?」なんぞと店員に抗議するなんて記事をみるとちょっと憂鬱になったりする。
だからこの映画の境界線は越えていない人と動物の共存がとても好ましかった。
悲惨といえば悲惨。 仕事はクビになり奥さんとは長年別居中、ごやっかいになっている娘夫婦の家も裕福とはいえない。 ボーッとした夫と泣き叫ぶ子どもにヒステリックになる娘。 裕福なお宅から血統書つきの犬を譲られ餌代だけでも大変だろうによ(涙)な始まり。 それでも人生をだまって受け入れていた主人公が、ちょっとだけ嬉しくなる日々がはじまって…このままずっと小さな幸せが続くとよろしいですなあ~と思わずにはいられないエンディング。 ノホホンな気分となりました。 たぶん西洋のお国では観客はクライマックスあたりはきっと拍手喝采して観たのだろうな。
主役を含めほとんどの役者が演技が始めて、またはそれに近いと映画鑑賞後に知った。 それが逆によかったのかも。 確かに演技に物足りない部分はあるかもしれないが、ベテランの俳優さんをそろえて同じものを作ったとしたら、このノホホン感は味わえなかったような気がする。
2007年04月29日
昭和は遠くなりにけり
職場の大学生バイトさんが「どうして昭和の日っていうんですか?」と言っているのを聞いた。
丁度そこにいた私とN君は凍りついた。 彼女が立ち去ったあと、ボソボソと話す。
私「ねぃねぃ、あれって冗談だよね?」
N君「でも、大学生って平成生まれなわけですよね?」
私「来年は平成生まれが成人式だもんね…」
N君「昭和生まれは完全に中年オヤジってことか…」
うわぁぁああああああ! 頼むから冗談だと言ってくれ!
昭和の日なので昭和を懐かしんで…
『ラブソングができるまで』 ヒュー・グラントの、お気楽なラブコメだ!
一世を風靡した80年代は遠く去り、いまや、往年の“ギャル”たち相手にしょぼくれたイベントを賑わせるしかない元ポップスターのアレックス。 20年以上たった今も、彼の肩書きは、“解散した人気バンドPoPの元ボーカル、アレックス”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた! 当代きってのスーパースターで、若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだ のだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートにたまたま鉢植えの水やりに来ていたアルバイトのソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!? ラブソングなど書く気はないというソフィーの拒絶をよそに、80年代以降、止まったままだったアレックスのメロディーが再び動き出した!
以下まったくもって軽い感想
映画館で1人迷惑に笑わせていただきました。 映画の中のヒュー・グラント演じるアレックスの在籍していたバンド「POP」は実在しないバンドでも、他のバンドの名前は当時人気だった名前ばかり。 当時、それらを身近に知っていた者としてはやはり笑ってしまう。懐かしいし、あの時代は「素敵♪」と思ってもいまじゃダサダサのファッションといい笑うしかない。 しかし80年代のミュージック・クリップは今でも素晴らしい出来だよ!と思うものが多い。
オープニングのミュージック・クリップももう80年代色満載の作りで懐かしい曲なわけはないのに、どこかが懐かしい。 80年代のシーンのため、ギリギリと顔の皺を後ろにゴムで引っ張ったというヒュー・グラントも若くみえなくもない。 相手役のドリュー・バリモアもかわいかったわぁ。
若干年取った感はあるが、やはりヒュー・グラントはロマンティック・コメディの王様だ~。