2009年04月12日
一挙ご飯編(ベトナム備忘録)
数年前に本格的にアロマセラピーの勉強をしたとき、最初はいやいやながらに「コリアンダー」の精油を使っていたのに、ある日突然コリアンダー(パクチーー・香菜)が大好きになりました。 「こんな草食べられるか!」って暴言はいていた奴がですよ? 不思議です。 人様用に利用するといっても調合したりすれば自分の両手から吸収されたり鼻から吸引して体内にはいるわけなので、免疫というか、なんか体質がOKになる作用があった模様 不思議だ。
というわけで、アジア料理に香草がないと物足りないと思う味覚となれたことは感謝です。 パクチーが大丈夫になったらナンプラー(魚醤・ニョクマム)もますます美味しく感じられるようになりました。
備忘録ご飯編一挙更新いたします
ベトナムコーヒー
ホットよりもアイスコーヒーのが好みでした。 どんだけ飲んだか! ってほど飲みました 練乳が下に入ってるカップにコーヒーを落として氷を入れる 暑いとほどほどに甘いものが欲しくなるみたい 社会主義国なせいなのか?なんなのか?アメリカ資本のフランチャイズはケンタッキーしか見なかったのでスタバもないわけですが、(マックのない国…あんだねそういう国 どんだけアメリカナイズな自分…orz) ベトナムのコーヒーチェーン店は何件かはしごしました。 これは田舎の駅前で昭和の駄菓子屋みたいな店の軒先で飲んだもの これはこれで旨かったが氷がちょっとばかり心配だったのは事実(笑)
カニ入りの麺
BUN(ブン)が細麺 PHO(フォー)が平麺らしい カニ味噌練りこみ麺にカニがどっちゃりな具 四角いのは豆腐の揚げたの(厚揚げ) 色は「ムムムッツ?!」だけど味はカニ風味で美味しかった でもカニの身はほとんど入ってませんでした
生春巻き
王道! ここはやはり海老!
パパイヤとエビのサラダ
エビせんべいと一緒に 甘酸っぱいくせになりますな味 どんだけ海老好きなのよ?と言われても海老!
バインセオ
ホーチミン市の名物料理らしいよ もやしやお肉の炒めたのが中に入ってるお好み焼き これを切て野菜に巻いて食べる 美味しい~ パクチーは平気でもドクダミの生だけは無理確実!なので最初によけさせていただきました
お豆腐のフライ
あっさりしてて、日本のお豆腐みたいな豆の味はあまりせずでした。 見た目がカマンベールチーズのフライみたいで脳内と味覚が一致しなかった一品
エレファントフィッシュのフライ
メコン川クルーズだけは現地のオプショナルツアーに参加したのですが、その時の昼食 メコンデルタの名物とな。 象の耳に似ているからって名前だけど似てるのか? それよりもお皿に立ってでてきたことのが気になった。 これを手袋をはめた店員さんがわしづかみしてほぐしてライスペーパーに巻いて食す 思ったほど泥臭くもなく、淡白な味 でも小骨が多くてね…パクチーも日本人には少なめっぽいよ
お餅系の揚げたの
まんまるに揚げたもち米っぽいご飯 中味は空洞 どうやってこうなるのかよく見たかったなあ
遊びつつ食べたかったのに店員さんがぺしゃんこにしてからサーブしてくれました チェッ
そのうち ホテル編 市場編 を…(と思っております)
2009年04月10日
サイゴン行進曲☆階段落ち (ベトナム備忘録)
病院での定期健診だったのですが、主治医をびびらせました。
日焼けした皮がボロボロと剥けています。
と一緒に左下半身中心にあるアザ…ま、どんどん薄くなっております。 青あざって中心から放射線状に薄くなっていくのですな 直径にして20センチを3つも作った今回初めて知りました。
ベトナム到着翌日 遊びに行った友人Mちょんのアパートの大理石の階段でビーサンがつるっとすべって派手に階段落ちをしました。 腰と太ももを中心に強打X落ちた段数分です。 不幸中の幸いなのは頭を打たなかったことです。 大理石の床で転んで頭を強打してそのまま帰らぬ人になった方を知っているだけにとっさに頭をかばった自分はその怖さを教えてくれた空の上の方に感謝しました。
アパートの大家さんたちが一階の土間でご近所さんと団らんしていたのに階段2段飛びでやってきました。 手にはクリームを持っていて「塗って」ってゼスチャーをしてます。 ふたを開けると湿布やサロンパス系の香りで鎮痛消炎剤だろうなとわかったので言われるがままにズキズキする腰にチューブからにゅっと出して塗り塗り。 (会話は大家さんベトナム語、こっち英語 しかし通じてるんだろうなと思うコミュニケーション) 本当は同じく強打していた太ももにも塗りたかったのですが、大家さんの子どもたちも心配してやってきて、その場でズボンを脱いで塗るのがこっぱずかしかったことと腰よりも痛みは少なかったので塗りませんでした。
で、それから数時間後、どんどん腫れてきてるなーとズボンの上からもわかるようになりました。 寝る前に見たら本人もMちょんもドン引きするほどの青あざ! いや、すでに青くない!ドス黒い。 腫れて痛みもズンズンとでてきております。 いやーこりゃすげいわ~。
もっとすげい!だったのは一番強打したのは腰だったのにアザもまだ薄く、そして痛みがほとんどないのです。 救急隊大家さんの行動とあの薬のおかげなのが明白です。 何塗ったんだかわからないけどすごかったのでした。
ってわけですよ!先生! で、ついでに聞くようで申し訳けないのですが、この風邪は風邪ですよね? 決してへんなもんもらってませんよね? 成田でイエローカードもらってはいますけど… も一応聞いてきました 血液検査やレントゲンも取っているので来週の検査結果でやばかったら教えてもらえるでしょう (って、シャレになんなかったらだうしよう?)
写真は砂丘へ行く前によったチャム族・チャンパ王国時代の遺跡
2009年04月08日
砂丘大脱出物語 (ベトナム備忘録)
この桜を見に行って花冷えして風邪をぶり返し、3日間寝込んだバカ者still continuedです。 治らないねえ… それでも昨日昼よりふらりふらりと復帰。 人様には気がつかれませんが本人的には随分と日焼けをしているので顔色はいつもよりもよかったりするのですなこれが。
続ベトナム備忘録
ファンラン郊外の海の前のホテルから運転手付きの四駆をチャーターして行った砂丘です。 もともとタクシーを時間チャーターをするつもりが、ウルトラ暇・暇・暇!!!なホテルのスタッフからの提案でホテルスタッフの方を運転手とし、ホテルの四駆をチャータさせていただきました。 「彼は英語は話せないけれどよろしくね」とベルマンに言われての出発です。
ホテル本当にお客がほとんどいなかったのです。 こんなんで経営やっていけるのか?ってくらい宿泊客がいない。(週末になったら結構いました) 当日予約もなしに、それも「どこかお勧めのホテル連れてって~」とタクシードライバーに言って朝5時半にタクシー乗りつけでやってきた私たちにアーリーチェックインの追加代金もないどころかスイートルームにアップグレードしてもらっちまいました。 滞在中警備員さんやらレストランのスタッフやらみなさんにお世話になりました。)
30分くらい田舎の舗装されていない道、牛が農作業をしている田畑の真ん中を通って目の前に突然現れた砂丘。 予想以上に奥の奥まで車は進んでいって(さすがは四駆! タクシーだったらこうはいかなかった。)適当なところでとまり、砂丘のてっぺんまで歩いていきます。 途中運転手さんが私のサンダルを指差すので「ハテ?」と思っていたら「裸足で歩いてみるといいよ」と言いたかった模様。 裸足で上まで一気に上ったのが気持ちよかったですわ。 冷えたテンピュールマットの上を歩く感じというのが一番近いかな…フワフワで気持ちのいい感覚で足が砂に埋まっていくのでありました。
砂丘の頂上は、いやま~綺麗でした。 延々と作り出される風紋はずっと見ていても飽きません。 見渡す限り砂丘には友人と私とポツンと座って休憩中の運転手さんの3人だけ。 もう走り回るわ転げまわるわのやりたい放題をしました。
静かに砂は風に流され、足跡だらけにした砂丘も数時間で何もなかったように綺麗になるのまで見ていたかったけれど、そんなことをしていたら日が暮れてしまう。 充分に満足したので「そろそろ帰りましょう」と運転手さんにゼスチャー。
で、帰りに四駆は砂に埋まるのです(笑) 「押そうか?」とゼスチャーつきで表現してみましたが、まだそのころは「大丈夫」と手を横にふりふり。 運転手さん、最初はその辺の草やら枝をかませて砂から抜けだそうとするけれどますますタイヤが埋まっていきます。 30分経過…
遠まわしに見ていた近くで遊んでいた子どもが運転手さんに声をかけ、自分の家からスコップを貸してくれました。 タイヤにかませる材木も運転手さんが運んできましたよ。 その後に通りすがりの会社帰りだろう若者たちも「ガイジンが困ってるよ~」って感じでバイクから降りてきて、私たちも含めて6人で空回りするタイヤの撒き散らす砂で砂まみれになりつつ車を押します。 抜けた~!と思ったらまた次にはまるを数度繰り返しての小一時間の格闘後やっと砂から抜け出したのでした。
英語も日本語もどーにもならん!でもサバイバルできるもんだな な 面白い体験でした ( ̄ー ̄)
2009年04月04日
足はバイク (ベトナム備忘録)
昨日起きたらちょっとばかり調子がよくなっていたので、前々から誘われていた郊外にしだれ桜を見に行って、また夜中に風邪をぶり返したバカ者continuedですorz だって、本当に朝は調子よくなってたのだもの…帰りに焼き鳥屋によらないで戻ってくればこのぶり返しは避けられたと思うと余計にしくじった感満載であります。 でも桜は本当に綺麗だったよ。
さて、ベトナム備忘録
機内で一緒になった横須賀基地勤めのアメリカ人のおっちゃんから「ベトナムは始めて? じゃ、バイクに気をつけるんだよ。 本当に目の前をすり抜けていくから。」と言われました。
で、ホーチミン市内はどこもかしこもこんな感じ。 いやま、すごいもんだ。 パラリラパラリラなクラクションだったらどんだけすごい暴走族の集会よ? なくらいにバイク・バイク・バイクです。
信号のないところで渡るのに苦労しました。 最初は一生渡れる気がしませんでした。
バイクも2人のりは当たり前、強力なのは3人のり4人のりもザラです。 川の流れのように途切れることのないバイクの流れを目の前に「中国雑技団かよ?」とひとりぼやきます。
ヘルメットは去年から法律で必要となったそうですが、子どものヘルメットは法律では必要がないようです。 子どもはすぐに大きくなるからもったいないってのが理由とか…ノーヘルの子どもを運転している前と後に2人乗っけてるバイクが沢山います。 ヘルメットは中国製がほとんどだけど「安いけどすぐに割れます」なんて話も…頭がクラッときたのは暑さだけじゃないようです。 もう笑うしかありません
排ガス防止なのか顔半分くらいまであるマスクをしている女性が多く、そのマスクのうさぎのアップリケやカラフル模様にも道を渡るのを忘れてしまうくらいに凝視してしまったのでした。 さっさと渡れって…
市内在の友人Mちょんによれば「ゆっくりバイクや車のくる方向を見ながら渡って、絶対に急に走ったり止まったりしなければ事故にもならないし、向こうがうまいことよけてくれるから大丈夫」と言われました。 なるほどよく見ていると車もバイクも歩行者も外国人には決して理解できないリズムを持っているようで乱雑な中に確かなルールがあるのがわかります。
最初はMちょんの腕持ったり、誰か渡る人を探して一緒に歩幅をあわせたりと、必死でしたが、慣れてくるとこっちがのこのこ歩いていてもバイクがよけてくれます。 それでも怖いもんは怖い。 クラクションなぞならさせたら止まったり小走りをしてしまう国からやってきてるのさ。 タクシーもよく利用したのですが、前後左右をバイクに囲まれるなか運転するのは神経使うだろうなあ と感心。
絶対この国で運転はしたくない! てか、できない! と運転好きな私でも思える国でありました。 (どっちにしろ国際免許証はベトナムでは意味のないものらしいです。)
2009年04月02日
ただいま
昨日の朝便で成田についた途端、「ニホン サムイデス…」とか思いつつリムジンバスにのりこみ、家について数時間後には風邪ひいていたバカ者です…orz だってコートとかもってなかったんだものゲホゲホ。
ベトナム、ものすごく面白かったです! アジアのパワーというか、想定外というか…何もかも無駄に面白い! ご飯も美味しいし人もそれなりに親切 特に田舎で観光化されていない場所の自由っぷりといったら、こっちも一緒になってダルダルです。 気温40℃だったけれど、不快な暑さじゃなかったです。 コンクリート照り返しやクーラーの吹き出し口の熱波とかそんなのが少ないからかもしれません。
ソウルよりもディープなところでどうなるのだ?と心配していたのですが、行って見たらベトナムの方が気が楽でした。 ハテ?この楽な気分は一体なんなのだろう?と思ったところ表記がアルファベット読みすりゃなんとかなるってことが大きいことに気がつきました。 ナントカ読めるからそれをナントカしゃべって、あとはナントカしてもらう…で、ナントカなる
すばらしい!
意思の疎通が完了したときのお互いの「ニヤリ」の笑いがたまりませんでした。
ディープな話や国民性の違いもあり、「なんだかねぇ…」な気持ちもなかったわけではないのですが、たぶん外国人が日本にやってきて「なんだかねぇ…」なレベルのものと同じと思われます。
日本円に換算すると1500円の寝台列車に乗って夜明け前についた田舎のビーチで見た朝日。
ボチボチここに面白かったことも書いていこうと思います。 その前に風邪治さないとと… ゲホゲホ