2007年07月21日
深夜の本屋さん
2007年7月21日00:00:01にハリーポッターの最終巻『Harry Potter and the Deathly Hallows』の発売日だったわけで、しっかり当日の夜中に行きました。 いままでの6巻まではUK版で読んでいたのですが、最終巻はアメリカにいるということでUS版。 とかなんとか書いてるけれど、実は日本のamazonにてUK版もしっかり予約&購入しておりますがな。 (それも実家に着払いで送りつけたという…ごめんよ母)
で、夜10時くらいから本屋さんに行ってたわけですが、それなりにカウントダウンな雰囲気です。 それは誰のコスプレ?とかの人もチラホラ。
主人公他のイメージにあわせたらしいドリンクなんぞもあります。 私が注文したのは『Parseltongue』 日本語訳でなんとなっているかわからないのですが、ハリーがヘビとお話できる語学(蛇語?)を話すときに使用されていた原作者の造語です。 中味はフローズン・ストロベリー・バナナ…(写真左)ヘビの舌が赤いから? ま、深いことはどーでもいいじゃん…ってアバウトさが素敵です。 本当はここにテンコモリのホイップクリームがのっかるところをホイップなしにしてもらいました。 どうせ甘いのだから、と思ってホイップなしにしましたが、案の定激甘ドリンクです。 全部飲みきれませんでした。
で、そのドリンク片手に発売時間まで店内を巡ります。おや、日本マンガのコーナーがありますよ。 もともとヨーロッパでは日本アニメの人気は昔からでしたが、ここ数年アメリカでも日本のコミックスが英訳されて発売されています。 最初は日本人向け書店(ぶっちゃければ紀伊国屋NY店)や一部の薄暗いオタク様用のお店だけでの発売でしたが、このところは堂々とアメリカの本屋さんでも日の目を見ております。KARAOKEやTSUNAMI同様、今じゃ MANGAやANIMEもしっかりと英語になりました。なんだか嬉しいな。
しかし、その数分後、本棚に並ぶいろんなマンガを見ていたその横でとんでもなく脱力するのでした。 この雑誌は一体?
『OTAKU USA』…なんじゃコリャ?
おまけにDVDとかフィギュアのところの看板は、
『OTAKU accessories』…
オタクアクセサリーって…
激しく脱力です。 そうか、OTAKUも英語になったんだ。しかし、なんか違う気もするんだが… ちなみに前記「日本人向け書店」には『I LOVE NY』のTシャツよろしく、「I(はあと)オタク」とか「I(はあと)変態」とかのTシャツもみかけました。 フィギュアの前にはアメリカ人のオタクなみなさんが狂喜乱舞して何を買おうか品定めしとりました。(「I(はあと)変態」のTシャツの前に警備員が腕組んで警備していたので写真が撮れなかったのが残念でならん!)
いいのか日本文化… ま、いいんだろうな…
そんなことをしているうちにカウントダウンも始まり無事に最終巻を購入し夜中の店内を後にしたのでした。
2007年04月11日
ハリポタ7巻発売決定♪
Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK) (ハードカバー) J.K. Rowling (著) |
ハリー・ポッター・シリーズ最終巻が7月21日に発売決定となりましたですよ。 amazonでも原作の予約が始まっております。 翻訳版は毎度のことだとまた1年後とかになるかもです。毎回思うが、翻訳者、翻訳遅すぎですぜ。 邦題は「ハリー・ポッターと死の秘宝(仮題)」とのこと。 このところブルーな内容も多く、どこが子どもむけじゃ?と思ったりもしているし、今回もダークな噂や正式発表もありますが、いずれにせよ、楽しみですなあ。
丁度その頃に映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の上映もあるわけで、久しぶりにハリポタ・モードになれるなぁ♪ でも7巻を読み始める前に6巻をもう一回パラパラと読んでおかないとちと忘れている部分も多いかもだよ。 いま拙blogにて確認してみたら2005年の7月に読んでたのだよ。 blogに全部の日常を書いているわけではないけれど、忘備録にもなって便利じゃん(^-^)
そんな、今年の7月、誕生日月間ってこともあり丁度そのあたりに「偉大なる妄想につぐ妄想(と豪語中)」な予定をバリバリ入れているので、実際にはどんな7月になるのか楽しみだ。 実際にはしょぼい7月になったとしても予約した本は届くからいいかー。 (と、妄想段階で諦めてどーする?)
さーて、仕事さっさとやっつけて、今晩はタイ料理食べに行ってくるー♪
2007年04月06日
原作読んで映画に備える
もうすぐ映画も公開だからハンニバル・ライジングを読み始めた。 いつもは洋書で読むが、今回は時間もないから翻訳版。 そのうち洋書にも手をだす予定。 レクター博士が「ああなっちゃった。」理由がわかるかもしれないという幼少時代の話。
うほほ。 多分数日で読破だろうなあ。
US時代に興奮して「羊たちの沈黙」を一緒に映画館でみたMちゃんが、「あんた、このマンガ絶対好きだわ。」と送ってきたマンガ。 ええ、とっても気に入りましたぜ。 3巻までイッキ読みいたしました。
2007年02月16日
スペインはじめて物語
すでに10数年前だったりするのだが、初めてスペインに行った時は一人旅だった。
休暇プランはマドリッドからトレド、コルドバ、そしてセビリア。 セビリアからはレンタカーを借りてハエンとかカルモナとかスペイン田舎巡りをした。 今ほどPCやインターネットが身近だったわけでもなく情報集めに苦労した。 会社にネット接続可能のパソコンは数台あったのだが(なんせダイヤルアップなナローバンド時代ですから…笑)旅行記とか書いてる個人サイトなぞほとんどなく、堅苦しい企業や政府がらみのサイトばかりだった。それもほとんど英語、orz。 おまけに行こうと思っている場所が思いっきり偏っていたので「地球の○き方」等ガイドブックすら参考にならんのだった。
とにかく、行きゃぁなんとかなる! と思うものの、初日のマドリッドくらいはホテルの予約をしておいた方がいいだろうなあ、と、当時勤めていた会社のマドリッド支店に「はじめまして、突然ですがNY支店のものです。 マドリッドのホテルどこがいいですかね?」とかのふざけたFAXまで送り、相談だけの予定がコーポレート料金(企業割引価格)でホテル予約までしてもらっちゃたりした。(感謝) でも、その時親切にしてくださった方とお互いその会社を離れた今も交流があるってのも人生面白いのだな。
で、スペイン・アンダルシア。 マニュアル車のレンタカーで城壁に囲まれた石畳の道を気ままに運転しつつ、途中延々と続く一本道の路肩に停車し、ひまわり畑の真ん中でハチにさされないか?とドキドキしながら写真をとったりした。 今はどうか知らないが当時のアンダルシアは田舎に行けば行くほど、しっかりシエスタの習慣が残っていたので、午後2時ごろは街中から見事なくらいに人がいなくなる。 家の真っ白い壁とその前の石畳、ギラギラな太陽照りつける中、フラフラしているのは私とどこかの猫くらい。 あっちへフラフラ、こっちへフラフラしつつ、一本道の向こう側から歩いてきた気のよさそうなオヤジに「こーんなところで何してんだ? ま、ついて来い」と言われるがままに付いていってアンダルシアの陶器をつくっている工房を見学させてもらったりした。 当時から私の勝手な一人旅の鉄則は”夜はふらつかない”なので、夜はホテルでテレビ三昧。 テレビっ子だからこれはあまり苦にならない。 おまけにスペインにはサッカーがあるし♪ それでも、今考えると随分無茶苦茶な旅をした。 一応スペイン語は話せたとはいえ、今、同じことしろ!と言われたらちと考えるだろうな。
長くなったが、何故そんな旅をしたいと思ったかというと、マンガ『アルカサル-王城-(青池保子)』にはまっていたからだった。 14世紀のスペイン、ドン・ペドロ1世の半生について描かれているマンガの舞台を見てみたいって簡単な理由。 王城だったセビリアのアルカサルでぼーっとし、彼にかかわる教会を訪ねたり、パラドール(歴史的、文化的建築物を改装した国営ホテル)になっているカルモナの王城のロビーで1人うひうひ笑いお茶を飲み、なんともミーハーで楽しい旅だった。
そのマンガが休載になって早12~3年(曖昧なくらい昔)。 当時から既に歴史本や文献を読んで主人公のペドロ1世の史実としての最後は悲劇とわかってはいたものの、やはり青池さんのマンガでも続きが読みたい…と密かに思っていた。
そしたら、やっとでましたよ!。 本日発売のプリンセス・ゴールド3・4月号で前編として100ページ! 6月発売の7・8号で後編100ページの200ページで完結となるそうで、ずっと気になっていた物語の完結を見られることは嬉しい。 いつもマンガはコミックスになったら買うものの、今回はしっかり買って帰ってきた♪ さっきざっと読んだが、これから今までのコミックスも押入れから引っ張り出して反芻してまたカスティリア王国の世界に久しぶりに入ろうと思います。
実はやることが沢山あるのだが、今日はいいだろう! と勝手に自分に甘くしてみる…。
2006年10月13日
家事が一切できない家政婦って…?
先日、以前から気になっていた洋書をやっと購入。 以前、紀伊国屋の洋書コーナーで隣にいたアメリカ人の女の子が「面白いのよ、これ」って言ってたんだよ。
Undomestic Goddess
久しぶりに一気読み。 気がついたら他のことは何もせずの読破でした。
私好みのイギリスのラブコメものです。
ロンドンの優秀な弁護士がひょんなことからカントリーでの家政婦さんとして雇われてしまう話。 とれたボタンもつけたことはないし、ましてや料理なんて「トースト」くらい。 洗濯機もアイロンも、掃除機も使い方がわからないのに家政婦になってしまった。
シングルトン(結婚適齢期(死語と思いたい(--;)を過ぎた女性)が親と仕事と恋とでドタバタと… って「お約束」な単純明快な話で、ブリジット・ジョーンズに似ているといや似ている。 でも、あまり物事をシリアスに考えたくないときの読書にはこういうのがありがたい。 で、読みながら笑った。 夜中に声をだして笑ってしまい、寝るのも惜しくなって読んでしまいました。
コレ映画になったら面白いのに…と思っていたらユニバーサルがすでに権利を持っているようで…キャストが誰か想像するだけで楽しみだわ~。
まだ翻訳版はでていないようですが、著者のお買い物依存症シリーズは翻訳されているので、多分こっちも映画公開となれば発行されるかも?