◆ノーザンバージニアとワシントンDC◆
毎日毎日波の音を聞きながら眠っていた恩師の家を出発し、娘さんの住むバージニア州北部へと3時間半のドライブ。 娘さんに最後に会ったのは新婚ホヤホヤのダンナさんと、今は亡き恩師のお母さんと一緒にNYに来たとき以来なので7年くらい前になるから「どう変わったかなあ」と思っていたがあまり変化がなかった。。。と思えるのは本人たちだけとはすでに学習ずみだが、それでも今回もお互い「変わらないねえ」と称えあう(。-_-。)

上の子供が幼稚園児で最初の晩に粘土細工に付き合って猫だの象だのいろいろ動物を作ったら尊敬のまなざしでみられてしまい、それから滞在中毎日子供と粘土細工し、ヨーロッパのチャンピオンズリーグ(サッカー)の放送のある日には録画しておいた試合を夜に娘さんのダンナと大騒ぎをして見る、そんな滞在となった。 蹴球が不毛な土地だが、ダンナさんはこのご時世にはなんとも複雑な(と自分でも言っていた)イギリス人とイラク人のハーフであり、子供のころアメリカに帰化したヨーロッパな人だったことが私には幸いした。 ダンナもいつもはサッカーなぞ興味のない嫁と姑に遠慮しつつ、一人で夜中にこっそりと見るのに一緒に話せる相手ができてくれて嬉しかったらしい。 いやあアタシも嬉しかったわよおヾ(@^▽^@)ノ


◆スミソニアン博物館◆


娘さんの家からワシントンDCまでは車で20分くらいなのでお散歩がてらに美術館に行くことにした。 ワシントンDCにあるスミソニアンの博物館や美術館はひとつの場所に集中しているからとっても便利。 人工的に作られた特別区なので国会議事堂とワシントン記念塔の間のだだっぴろい芝生の両側に博物館や美術館がズラリと並んでいる。
おまけに全て入場料はすべて無料ってのもありがたい(^−^)
ナショナルギャラリー
航空博物館
自然史博物館
なんぞを久しぶりに見てまわった。

ホロコースト博物館とかもあるが、これはオープンして10年近くは経つだろうに博物館の外まで見学者の列が続いているくらい人気がある。 あまりの行列であきらめた。 さ来年くらいにはネイティブアメリカン博物館もできるそうだ。 ネイティブアメリカンとはアメリカンインディアンのこと。 現在は「使ってはいけない言葉」の中に入ってしまった。 「インディアン嘘つかない」はもう使えない言葉なのですよ。 


◆誰か教えてあげてちょうだい◆
ワシントンDCといえば日本からプレゼントされた桜が有名。 残念ながらすでにソメイヨシノは終わってしまっていたが、八重桜は見事に咲いていていい季節♪。
毎年開催される「桜祭り」も今年は寒波の影響もあって開花が遅かったのでつぼみのままのお祭りとなってしまったそうだが、まだスミソニアン博物館のギフトショップには桜祭関連のお土産、桜が中に入ったキャンドルやTシャツ、マグカップなどが並んでいた。 なかなかデザイン的にも可愛いものが多い。
しかしTシャツや布バックに書かれた日本語をみて「おいおい。。。」と苦笑いしてしまう。 この写真の友情ギフトの文字がそれなのだが、どーしたもんだか、誰が書いたのか!な見事な手書き文字。10数年前にはよく見かけたけど今もそうなのねー、とちょっとだけ笑ってしまった。



◆アムトラックにてNYへ◆
名残おしいがみんなに見送られユニオン駅からアムトラック(電車)に乗ってNYへ戻る日になった。 NYまで4時間ゆっくり寝て帰ろう。
途中ちょっとだけムッとすることがあった。 フィラデルフィアで電車が満席になったのだが、私の隣の席にこの世のものとは思えないほど太ったオバサン(本人に聞かれたら控訴ものの発言だが、私も控訴したいくらいに腹ただしかったのであえて使う)が座ろうとした。 その時何の気なしに私が咳払いをしたらオバサンあわてふためいて席を立って逃げたのだ!
「?、ああ、東洋人顔だし、SARSでも運んできたとでも思ったのかね」と思った。 まあ気持ちがわからないでもないけどその慌てようはどうよ? その後も「ああ、私はもう感染してしまったのかしら」といわんばかりの挙動不審な態度。 通路に立っているほかの乗客に何かをコソコソと話している。 話かけられたほうのおじさんもこのオバサンをどう対処していいのか困惑顔だ。 不愉快ねえ、実に不愉快きわまりないわよ! 感染しているのは東洋人だけじゃないのにさあ。そんなに恐いなら家から一歩もでなきゃいいじゃん。 または民間の交通手段なぞ使わずに飛行機でも電車でもリムジンでもチャーターすればよかろう!ガスマスクでも被ってやってこい!とムッとしたが、その話しかけられたおじさんが何事もなかったように私の隣の席に座ったのでまあいいか、オバサンはそのまま立っとれ!( ̄ー ̄)

ちなみにアメリカの街でマスク姿というのは見かけることはありません。 花粉症や風邪でもマスクはしないので、ホームセンターとかでの工場用や作業用のマスクしか見たこともないです。  逆にマスクをしていると「この人は感染症な病気でも持っているの?」と不安になるようです。 

 
後に見えるは国会議事堂、広大な芝生をはさんだ正面には写真のワシントン記念塔があります。

恐竜LOVE♪ しかしお気に入りのステゴザウルスは補修中とかで展示されていなかった(涙)

たのむから食わんでください〜

政治的なことはおいておいても、大統領の顔写真いりのマグカップでコーヒーを飲みたいとは思わないのだった。

ライト兄弟が飛んだ飛行機

「翼よ、あれがパリの灯だ」
1927年、初めてNYからパリまでノンストップで飛んだリンドバーグの飛行機。 こんなパラパラで飛んだなんて!!!

Mitsubishi A6M5 Zero(零戦)
他にもメッサーシュミット(旧ドイツ)もある大戦の部屋は暗い気持ちになってしまう。 部屋も暗いし。。。


恩師の孫お食事ちう。 顔がベビーフードまみれ。。。

これは娘さんの住む家の近く、素敵な食器のあるお店が沢山あって買って帰りたかったよお。