2009年04月04日
足はバイク (ベトナム備忘録)
昨日起きたらちょっとばかり調子がよくなっていたので、前々から誘われていた郊外にしだれ桜を見に行って、また夜中に風邪をぶり返したバカ者continuedですorz だって、本当に朝は調子よくなってたのだもの…帰りに焼き鳥屋によらないで戻ってくればこのぶり返しは避けられたと思うと余計にしくじった感満載であります。 でも桜は本当に綺麗だったよ。
さて、ベトナム備忘録
機内で一緒になった横須賀基地勤めのアメリカ人のおっちゃんから「ベトナムは始めて? じゃ、バイクに気をつけるんだよ。 本当に目の前をすり抜けていくから。」と言われました。
で、ホーチミン市内はどこもかしこもこんな感じ。 いやま、すごいもんだ。 パラリラパラリラなクラクションだったらどんだけすごい暴走族の集会よ? なくらいにバイク・バイク・バイクです。
信号のないところで渡るのに苦労しました。 最初は一生渡れる気がしませんでした。
バイクも2人のりは当たり前、強力なのは3人のり4人のりもザラです。 川の流れのように途切れることのないバイクの流れを目の前に「中国雑技団かよ?」とひとりぼやきます。
ヘルメットは去年から法律で必要となったそうですが、子どものヘルメットは法律では必要がないようです。 子どもはすぐに大きくなるからもったいないってのが理由とか…ノーヘルの子どもを運転している前と後に2人乗っけてるバイクが沢山います。 ヘルメットは中国製がほとんどだけど「安いけどすぐに割れます」なんて話も…頭がクラッときたのは暑さだけじゃないようです。 もう笑うしかありません
排ガス防止なのか顔半分くらいまであるマスクをしている女性が多く、そのマスクのうさぎのアップリケやカラフル模様にも道を渡るのを忘れてしまうくらいに凝視してしまったのでした。 さっさと渡れって…
市内在の友人Mちょんによれば「ゆっくりバイクや車のくる方向を見ながら渡って、絶対に急に走ったり止まったりしなければ事故にもならないし、向こうがうまいことよけてくれるから大丈夫」と言われました。 なるほどよく見ていると車もバイクも歩行者も外国人には決して理解できないリズムを持っているようで乱雑な中に確かなルールがあるのがわかります。
最初はMちょんの腕持ったり、誰か渡る人を探して一緒に歩幅をあわせたりと、必死でしたが、慣れてくるとこっちがのこのこ歩いていてもバイクがよけてくれます。 それでも怖いもんは怖い。 クラクションなぞならさせたら止まったり小走りをしてしまう国からやってきてるのさ。 タクシーもよく利用したのですが、前後左右をバイクに囲まれるなか運転するのは神経使うだろうなあ と感心。
絶対この国で運転はしたくない! てか、できない! と運転好きな私でも思える国でありました。 (どっちにしろ国際免許証はベトナムでは意味のないものらしいです。)