2009年04月18日
映画「DROP」
マンガは絵づらが受け入れられず早々と降参したのだった。 で、映画。 DVDまで待つ予定が友人知人から好評なのでひさしぶりに映画。 で、ポイントカード再入会(有料) とほほ。
決して中学生を演じていると思うとありえないアンチャンやオッサンなんだが、(それより話自体が私のような平和な、昭和な、田舎の中学育ちにはありえないのだった)それでも予想していた以上によかった。
たぶん男前な出演者への贔屓目があったりもしたけれど、それを抜いても面白かった。
贔屓目ではない(失礼)お笑い芸人さんの中には演技の上手な人も多数でびっくり。 出ちゃってよかったのかな な演技の人もいたけれど、ま、見ている人たちの笑いをとってたからよいのであろう。 観ているうちに最低でも10歳は上の実年齢の演じる中学生が「やってることは中学生の考えだよなあ」と思って違和感のなくなっていく不思議、成宮君がちょとしたしぐさの演じ方で品川さんに見えてくる不思議。 って感じで楽しめた。
でも指定がPG12:12歳(小学生)以下のお子さんはできる限り保護者同伴で、な映倫のレートにはちょいとばかり日本の「甘さ」を感じてしまった。 中学生が暴力満載にタバコに酒だもの おまけに主役の二人は人気者、友人同士での小中学生も沢山見にくるだろうにねえ。 ああ、見にくるからこのレートなのか? ま、日本のレートはあくまでも自主規制だから権限はないといえ、あれだけの激しい殴る蹴るを観ていいのかなあ とおばちゃん心配。 よくよく考えると自分が小中学生のころは007とかゴッドファーザーとか… 任侠ものは観ていないけれど、洋画は結構無茶してたかも?思い返せば…じゃ今のお子はこのくらい大丈夫なのか?
ニッポンのお母さんたちそこんとこどーなの?
リアリスティックとバーチャルの境界線を容易に引ける時代に子ども時代をすごしてる私たちからすると今は境界線がカオスだものなあとは思う。
隣に座った絶対に『出演者の誰かのファンであろう彼女に無理やり連れてこられた彼』という構成のカップル。 それだけでも微笑ましいかったのだが、途中で彼の方が「グズン」と泣いたことにますます微笑ましかったのだった。 理由はどうであれ、一緒に楽しんでくれる相方は最高であるね( ̄ー ̄)
来週も映画に誘われております。 行きだすと途端に行きだすものだね。