2008年10月10日
貧血とジョット
ドックは終わったばかりですが、今回は術後1年検査。 しょっぱなに血液をとられすぎで軽く貧血チックになり、その後の検査中にどんどん具合が悪くなり、休診の先生の診察室のベットを占領しました。 ああ、恥ずかしい。
超音波室の暗い部屋で先生に「ダメだ! ますます調子悪い~」って降参告白したところ、「待っててね! 休める部屋探してもらうわ! いま車椅子もってくるから!」ってことに。 さすがに「自分で歩きます!」と頑張りましたが、その後ベット横になってから1時間は記憶ないくらいに寝てしまった模様。 がっ!と目が覚めた時は一瞬どこにいるのかすらわかりませんでしたが、その後は元気復活。 検査も事務の方が全部変更してくださったので1時間半遅れで全部周れました。 よかった、よかった。
ま、元気になったからいいか、と、予定通りその後に損保ジャパン東郷青児美術館での『ジョットとその遺産展~ジョットからルネサンス初めまでのフィレンツェ絵画~』」に向います。
ジョット・ディ・ボンドーネは13~14世紀にイタリア全土で活躍した画家。西洋史上初めて繊細な感情と立体的な肉体を備えた崇高な人間像を描き、西洋絵画の流れを大きく変えたといわれる。ルネサンスの幕を開けた人物の一人として、レオナルド・ダ・ヴィンチやゴッホ、ミケランジェロ、マティスなど後世の芸術家に多大な影響を与え続けた。ジョットの最初期の作品(壁画)が残るサン・フランチェスコ聖堂は世界遺産に指定されている。同展は、現存する数少ないジョット作品から日本でほとんど見ることのできなかった「聖母子」「嘆きの聖母」「殉教助祭聖人」など4点を招来し、代表的な聖堂壁画の写真パネルとともに展示する。併せて同時代~15世紀初めの作家約20人の作品も同時展示。「盛期ルネサンスへの礎となった時代の美術を紹介する貴重な機会」(同展広報担当者)という。
ジョット好きです。 この人を授業で知ってから「宗教画ってすごい!」となり、印象派からイタリアンルネサンスに興味が移り、今までスルーしていた美術館の宗教画コーナーに入り浸るようになり、仕舞にはフィレンツェに送り込まれ宗教画三昧、目からウロコな日々。
ま、もう前世紀のことだから忘れたことのが多いけれど、そんな時代があったのですなあ。
でも日本でこのあたりの展覧会をするなんて一般受けはしないのに勇気あるなあと思ったりもする。 でもありがとうございました。 なんだか絵を見ていたらスーッと気持ちがよくなりました。 決して貧血ぎみだからじゃない…と思いますですよ。
るねっさーーんす!!
ジョット。持ってるよぉ~とつい口走りました。
もちろん私個人がじゃなく、(分かってるよね。)メトロポリタン美術館~。
今日の私なんだかヘンだなぁ~と思っていたら、やっぱり満月でした。
こちらにはちょくちょく月のカレンダーを拝見にあがります。私のような人にはありがたい。
お体お大事に。レバー食べてね。
>柿さん
「日本のお笑い、知りすぎでないかぁーい!」
とワイングラスで乾杯したいくらいに知ってますねえ^^; METやDCのナショナルGのジョットの前では危ない人のよーにはっついて観ておりましたよ。
月の満ち欠けで人間ドラマ一冊かけるくらいにいろいろと遭遇しとります(笑)だからこのカレンダー私にもすごく便利です。
レバー…食べられない(;;)