2008年10月02日
歌舞伎マラソン
かっこいいよのう、仁左衛門さん♪
本日朝から晩まで浅草です。 平成中村座の公演です。 しかも場所は浅草寺境内!
境内といってもさすがに裏のほうではありますが(通常は大型バスの駐車場らしい)ちゃんと芝居小屋をつくっての公演です。
今回の中村座公演、先月の赤坂での公演に引き続き観劇予定はなかったのです。 いつもの出会ったころはお互い制服姿もういういしいロック小娘→今は歌舞伎フリークな友人Hちゃんから前々から公演の話を(たぶん今年の頭か去年末)聞いていても「ほー、それはそれは♪ おもしろそうだね」と答えたものの聞き流しぎみでした。 がっ!、10月公演には仁左衛門さんがご出演とわかった途端に手のひら返して、チケットとってもらってHちゃんと初日っからの観劇です。 それも昼公演(11時~15時)と夜公演(16時半~21時すぎ)ぶっつづけです。 浅草寺歌舞伎マラソンです! ちなみに私は歌舞伎座ですらぶっつづけの歌舞伎マラソンはしたこたありません。 腰痛くなるし、集中力持続時間は猫より短い… それなのに「仁左衛門さん」で「忠臣蔵」(仮名手本忠臣蔵)で、いつもと違った「芝居小屋」で…となんだかわからないけれど、面白そう( ̄ー ̄)となってチケットをとってもらったのでした。 (しかし今回の歌舞伎、ちょっと「お高め設定」でしたので、少しお財布具合が…(--;))
11時開演ですが、Hちゃんから「集合9時ね!」ってメールがきたから「はいよ!」って9時(笑) うおう!平日のこの時間!久しぶりの通勤ラッシュ体験。 おまけに寝不足に今日のピーカン秋晴れの太陽はキツイもんがあるよ~ ってことで朝8時半というのにサングラス装着…怪しさ満載で仲見世を闊歩して境内へ。 お参りしたあと待ち合わせ場所へと向かいます。
彼女のお目当ては一番太鼓っていう昔から中村座の芝居小屋の初日だけ登場する大太鼓だったそうです。(写真)
「あれ?言わなかったっけ?」とHちゃん。
「ええ…( ̄- ̄;)」と私。
会場では靴を脱ぎ、手渡されたビニール袋にいれて中に入ります。
内部の写真は撮ってはだめだったので写真はありませんが、一階は畳の上に背もたれ付きの座椅子とお座布団、後ろのほうは味のある木製の長いすにお座布団。 2階もそんな感じの長いすでした。 まわりは真っ赤なちょうちんで囲まれ、天井の真ん中にはNYの公演でも観たでっかい「中村座」の名前のはいったちょうちん。 江戸時代の芝居小屋の雰囲気の再現だそうです。 うん、いい感じ。
お芝居は仁左衛門さんの大星由良之助(忠臣蔵の大石倉之助)が素敵! かっこええ! と、目がハートでありました。 いつも上のほうの席ばかりなので、小さい芝居小屋でこんなに前(前から3列目)だったから、仁左衛門さん、勘三郎さんはじめ役者さんの歌舞伎座では観ているこっちに伝わる迫力はすざまじいものがあります。 ひさしぶりの贅沢な日でした。
10月の公演は忠臣蔵でもいろいろな配役や組み合わせパターンがあり、トータル4番組もあるので友人Hちゃんはじめ本当のご贔屓さんは嬉しいだろうけれど大変ね。 11月は同じ芝居小屋にて「法界坊」です。 NYやベルリンでも上演され、評判になった番組です。 1日だけNYバージョン、途中英語で台詞があり、があります。 せっかくの英語の台詞、外国人サンにきてもらいたいですなあ。 私はNYで観てきましたので今回は11月の公演は行かない予定です。
余談ですが、浅草寺境内で偶然に知人に会いました。 私結構そういうことがあります。 「元気かなー」ってその人のことを思いだしたりして数日のうちにメールしてみるかな、とか思ったりすると、数日のうちにばったり会ったり、向こうからメールがきたりします。 昨日も「なにしてるかなあ」とふと思った学生時代のルームメートが10ヶ月くらいぶりにメールがあったりしたばっかりで、今日は「元気かなー」っ思った人に…最後に会ったのは2年前のNY(その時も偶然)ですよ…あらびっくり。 彼女がもしも男性だったら(変な日本語だな)「これは運命♪」とかときめいてしまうところです。( ・∀・)
お久しぶりです~。
平成中村座。おぉ~、聞いただけでもわくわくします。
やっぱりJAPANはいいなぁ~。行きたいなぁ~とつぶやいてます。
しか~~し、株は暴落ドルは弱い、お先真っ暗感強いNYですわ。
円高ですよぉ~。遊びに来たら?うふっ。
柿さん
午前と午後どちらも観劇のかたでお着物(そして座敷席で正座)なおばーちゃんがおられましたよ。 マネできない…
ドル、99円です。 今はサーチャージが高くて遊びにいけませんなあ…でも次回のためにも両替しておきます。