2008年04月09日
歌舞伎とっちゃったもん
(後日姑息に更新なblog)
歌舞伎座にて『四月大歌舞伎 夜の部』にて歌舞伎鑑賞。 今回は昼も夜も豪華ですから行かないわけにはいかんのだよ。 おまけに日本史苦手な私でも今回はすんなりわかる時代背景なのですよ、うひゃひゃ。 (この歌舞伎のチケットをこっそりととっていたために京都行きが前泊できず翌朝6時発とかになったのだが、チケットとったときに京都行きなぞ決まってなかったのだから仕方ない)
一、将軍江戸を去る(しょうぐんえどをさる)
徳川慶喜 三津五郎
高橋伊勢守 彌十郎
宇佐見常三郎 巳之助
間宮金八郎 宗之助
天野八郎 亀 蔵
山岡鉄太郎 橋之助
二、歌舞伎十八番の内 勧進帳(かんじんちょう)
武蔵坊弁慶 仁左衛門
富樫左衛門 勘三郎
亀井六郎 友右衛門
片岡八郎 権十郎
駿河次郎 高麗蔵
常陸坊海尊 團 蔵
源義経 玉三郎
三、浮かれ心中(うかれしんじゅう)
中村勘三郎ちゅう乗り相勤め申し候栄次郎 勘三郎
おすず 時 蔵
大工清六 橋之助
三浦屋帚木 七之助
お琴 梅 枝
番頭吾平 亀 蔵
佐野準之助 彌十郎
太助 三津五郎
伊勢屋太右衛門 彦三郎
以下かるーい感想。
将軍江戸を去る
橋之助さんというと、顔つきからどうしても松岡修三とだぶるという私の脳内シナプスのつながりで申しわけないのけれど(あまり私に賛成してくれる人おらんがな)、血気盛んな山岡鉄太郎役で「うーん、修三!」とか思ったりした。 江戸を去る徳川慶喜(三津五郎さん)の哀愁にちょっとだけ涙。
勧進帳
源義経=玉三郎、弁慶=仁左衛門、富樫=勘三郎
うひゃー♪ 非常に豪華な勧進帳であるよ。 現在NHK教育で「歌舞伎入門」の案内役をされている仁左衛門さん。 歌舞伎の説明をおっとりとした顔でされてる時と、隈ふちの弁慶になっての迫力ある大見得は同じ人とは思えない。 役者ってのはすごいよのう。
浮かれ心中
中村勘三郎ちゅう乗り相勤め申し候
井上ひさしの直木賞受賞作「手鎖心中」を歌舞伎化した作品で、ずっと観てみたいを思っていた演目。 笑える演目で、特に勘三郎さんのおバカ役っていつも最高♪ ブラボー!バカ息子なおバカっぷりに毎回大笑い。 今回の名物は「ちゅう乗り」 It's a small worldが長唄版でかかっちゃうし、 ちゅう に乗って 宙 乗りよぉ。 ネズミ嫌いだけど、そのネズミがかわいく見える。
うむ、やはり翌朝の出発を始発にしてもこれをキャンセルにしなくてよかった♪としみじみ思うのだった。