2008年04月14日
京都奈良備忘録1<知恩院とかばん屋>
歌舞伎夜の部を鑑賞した翌日、朝6時の新幹線(無論「のぞみ700系!」)で京都へ。 生憎の雨ですよ。 「関西いったら雨もなかろう」と天気予報をチェックすれば日本全国どこでも傘マーク…orz
京都…到着したらどしゃぶりだった(--) さっさと目的地にタクシーで行っちゃえ!と思ったら、タクシー乗り場の行列がすごいことになっている。
それも…
全員若いお嬢さん(cみの) なんであるよ。 てっきりその行列はチケットオフィスでもあって何かのチケット争奪戦だろうとか思っていたからタクシー待ちと知ってちょっとびっくり。 ビジネスマン系が並んでいないよ… とオロオロしつつ乗車したタクシーの運転手さんに「京都でお仕事している女性はみなタクシー通勤ですか?」とマヌケに聞いてみた。
「学生さんや…こんな日はバスもこないから」とかなんとか。
雨だし、始業式だし、バス待ってても乗れやしないし…でみなタクシーに乗ったのでは?ってことでした。 でも学生さんが乗り合いでこぞってタクシーってのだけでも別の意味でびっくり。
さっさと目的地に到着し、さっさと用事をすませたら昼前に終わっちゃったよ。 雨も11時くらいには降ったりやんだりになったのでよかったけれど、おかげで桜は随分散ってしまったので残念。
今回は京都観光はほとんどしませんよ。
と、書きつつ前々回時間が足りなくて行けなかった知恩院には行った。 知恩院は浄土宗なので、一緒に行った人のひとりの本家が浄土宗だとかで信仰あんのかないのか知らないけど喜ばれる結果となった。 自分勝手に決めてるのに喜ばれるってのは、こう胃の後ろあたりがかゆくなるもんだなあ。
もちろん知恩院近くの『一澤信三郎帆布』にも行ったわよぉ。 以前使っていた一澤帆布のバック、頑丈でお気に入り。 でも、例のお家騒動で、そんな相続騒動の前に購入したバックだというのに、「あ、そのかばん屋、 そこって週刊誌で読んだことありますよぉ。」などと人様からいろいろ聞かれるのが面倒になってしばらく使用を控えたりしていた。
一緒に行ったAが「初めてきたからそっち(長男経営店)もとりあえず見てから購入を考えたい。」というので信三郎帆布で買い物をする前に長男経営の店にも行った。 (タクシーの運転手さん曰く「だいたいみんな同じことしとる」)
でも、行って後悔した。 揃っている商品は今もかわらずの商品なのだが、店員ったら挨拶なしなのですよ。 店員何人もいるのに「いらしゃいませ」もないのだよ! 目があっても笑いもせず見ているだけ…
奈良の鹿だって鹿せんべいもらう前にはお辞儀するぜ…
接客態度なってない~! と説教したい気分になったが、店員の態度=経営者の態度って思い、「いらっしゃいませもない店なんかで買いたくないよ!」とボソリ言い残し、すぐに出てきた。 (注:通常の私は悪い店の情報なぞはオブラートに包むがごとくの書き方をするが、今回はあまりにもだったから書いた。)
で、さっさと信三郎帆布で買い物。 店の前の警備員さんから店員さんまで皆さん元気で活気があって気もちよかったです。 別にね、相続だのなんだのでもめていたとしても、もめているご当人や周辺の人には申し訳ないけれど、製品のよさを知っていれば購入者としてはどちらもいいものを作ってくれたらいいとかも思ったりする。 「いやー、どっちで買うか迷うわ~」ってなると思う。 で、商品に甲乙つけがたいときは最終的には店員さんや雰囲気などで財布もゆるむってもんだろうよ。
そして、やっと知恩院にも行けたので、その後は奈良へとビューンと移動!