2007年12月27日

2007年〆

さあて、大掃除するぜ! と思って2日。 一応ちょっとずつしているが、全然片付いている気分がしないのはなじぇ?  

良いお年をお迎えください。 また来年。

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2007年12月19日

いろいろなアドベント

オーストラリア人の友人Bはかれこれ15年くらいのお友達。 さすがに歳をとったがそれでも友人の中で飛びぬけての男前であります。 私の友人で飛びぬけて男前=ゲイの確立が高く、彼もそうであります。 スコットランドに彼氏と住んでいたころにはよく遊びに行かせてもらいました。 今は2人でオーストリアに引っ越しており「どうしてこっちにはこないのよ?」と言われますが、なかなか行けませんなあ。 長い休暇とれないからさあ、日本人働きすぎだと思うよ。 って私はあんまり働いてないけどさ(涙)
 
そんな彼らよりアドベント・カレンダー・カードが届いてました。 アドベント・カードとは「クリスマスまでのカウントダウンができるカード」とでもいいましょうか、カードに作られている日にちをついた窓を1日に1つずつ開けて最後の窓が開いたらクリスマスになるってものです。 その窓をあけると「小さなお楽しみ」がついてきます。 大きなカードやカレンダーなどだと本物のキャンディとか小物が入っているものもあるし、小さなカードはかわいい動物のイラストが書いてあったり。 とにかく細工が細かくて楽しいです。 本当はクリスマスまでのカウントダウンで1日1枚づつめくるのですが、私はアドベントカードを貰うとその場で全部いっぺんに開いてしまいます。 本当に堪え性のない人だこと…(他人事…) 

で、彼の送ってくれたちょいと大きめなアドベントカードもサンタさんや、ツリー、プレゼントなどかわいいイラストに窓がついていて一枚一枚めくれるようになっていますよ。 かわいいものが大好きな彼らしいねえ。 ワクワク。 

…と、何も考えずにめくったよ…

突然! マッチョな上半身裸の男性…が目に飛び込んできたよ…

どひゃぁ~。 こういうカードがあるのがすごいよなあ…

とか思いつつも全部しっかり窓を開きましたがな。 (もらったんだから当然だろう^^) まー、毎回毎回すってきに男前がでてくるアドベントカードでございました。 ご馳走様。 男前は私も好きです。 


 


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これは他の友人よりもらった「かわいい版アドベントカード」 さすがにもう一枚のほうはUPするのは自粛

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2007年12月16日

本日は御日柄もよく蹴球日和

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『TOYOTAプレゼンツFIFAクラブワールドカップ ジャパン2007』
あいかわらずいろんな大人の理由がありありの長いタイトルだぜ。

いやあ、トヨタ杯時代も含めここ数年で一番いい天気よかないか?なお天気。

時間ができたときに追加記事書く予定。

ACミランVSボカジュニアーズ 以前もあったこの組み合わせ。
ボカ・サポは大好きだけれど、 
勝ってよかったね@マルディーニ な今回。

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2007年12月15日

喉元すぎればポチッとな

12152007.jpg「懲りてないよねえ…」


ええ、懲りませんとも! 自分の腹が痛まない限りはな! 体は切って痛んでるけどな!…とか言うと、「あまり笑えないから言うな。」と言われるこのところ。 むぅ。

このごろ「おバカなエゲレスコメディ」熱が再発している。 気晴らしばかりしているけれど、正直まだ完全には自由がきかないもんだから、そうとう変なストレスが溜まっておるよのう。  数年前にピカデリーサーカスのVIRGINにて買ったおバカコメディDVDを繰り返し見ていたのだが、amazonUKのサイトなんぞを覗いてしまったもんだから…あれもほしいこれもほしいとうっとり。 さすがにこのところは我に返ってきたので、そんなに散財もできないから、とりあえず20年くらい前に大笑いしていた番組のDVDだけを購入。 ここに何度か書いておりますが、マルチリージョン+PALでもNTSCでも問題なくみれるDVDプレーヤーを所有しております。 テレビっ子必須アイテム! 

やはりカードの入力は怖いけれど、とりあえずamazonでやられたわけでもないしさ。これからちょくちょくインターネットの利用明細照会サービスで確認すれば大丈夫だよね。 とか数秒ほど一応しおらしく思ってみてポチっと購入。

確認メールも届き、Shipped via International Mail (estimated arrival date: 14-December-2007).
とメールにあったように14日に到着しました。 このクリスマス・シーズンの混みあう時期に素晴らしい♪ ロイヤルメールも日本郵便も優秀優秀♪

日本のamazonは梱包があまりにも丁寧に箱に入ってくるのがもったいないと感じていたので、UKのamazonの利口なパッケージに感心。 ダンボール素材で折りたたみ式のパッケージ。 郵送代もROYAL Mailの通常エアメールにしたからそんなに高くないのでありがたい。 

メールの返事もかかないで、引篭もってDVDみていると心配されてまたメールを貰う。
「PCは毎日開かないけど、携帯メールにメールくれれば生存確認簡単だよ。」と返信すると、これもまた「あまり笑えないから言うな」と言われるこのところ。 むう。

復職する気はボチボチあるのだが、主治医と産業医は「もう少し待て」とお預け状態。 ちょっとだけ どよーん。

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2007年12月14日

グズタレ

グズの人にはわけがある
数年前に読みましたが、あいかわらずグズです。

クリスマスカードと年賀状の作業を涙目でやってます。 (年賀状は親兄弟の分まであるが、さすがに迷惑かけると逆ギレされるのでこっちは先週やった。) 今年は人様よりずっと時間があったのにいかがなものか? それどころか、いつもよりも遅いじゃんよ。

それでもメールは使わない。 これだけは自分のポリシー。

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民営化したからか?今年のクリスマス切手はかわいいな。 ここにエアメール分追加切手を貼らないと投函できない。 買うのを忘れてこれまたグズグズ。

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2007年12月12日

ZEP再結成ライブ

エゲレスのニュースサイトで先日のZEPの再結成コンサートの記事を読み漁り、写真で「誰?このうちの近所のホーム○○のおっちゃんみたいな人は? … うぇええええ!ロバート・プラントだとぉ!」とか、
「ジミー・ペイジ髪の毛真っ白じゃん」とか、
若干の時代の流れへのショックを感じつつ、「そういうアンタもすっかりオバちゃんしとるからね。」とか言われる言葉は完全に無視しつつ記事を読んでいると、やはり2008年は再結成のツアーがあるような噂もチラホラ。
コンサートの評も比較的好評、これで気をよくしてツアーでも組んでくれりゃいいけどな。


YouTube ・BBCニュースでの映像

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2007年12月11日

メディアのちから

先日映画に行った帰り、一緒にお茶をしていた時Nちゃんが、
「レッズ今度勝ったら次はACミランと戦うんだよね」突然言ってきた。 
あたしゃ君の口からレッズはともかく、ACミランという単語がでてきたことに驚いたと同時に嬉しいよ。
「でも、何にも知らないんだけどね~」とNちゃんは笑った。

朝、Mちゃんより至急聞きたいことがあると電話。 もちろん寝ていた。
「起こしてごめん。 今週はサッカー観戦で体力使ってんのにね」と電話口のMちゃんが言う。



メディアの力はすごいよのう。 全然興味のなかった友人も日本でクラブチームの大会をしていることがわかっている。 

トヨタカップ時代から欧州VS南米しか目にないし、ただ今回作らなくてもいいと激しく反対だった開催国枠を使わずにアジアリーグチャンピオンになったレッズはエライと思いつつ、無駄な大騒ぎをしている感じもなくはないテレビ局。 

やはり日本チームがでるというだけで知名度や人気もあがる。 視聴率重視の今メディアと連盟が一所懸命になるのも仕方ないのか。 

しかしレッズサポはすごいやね。 ある意味羨ましい。

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2007年12月09日

首都高萌え?

12092007_1.jpgなにかと師走。 昨日も夜までお出かけしとったのだが、8時には起きました。
今日行ったのは首都高。 ええ、首都高を走ってどこかへ行ったではなくて首都高に行ったのです。
12月22日より中央環状線(C2)の新宿線-池袋線が開通します。 閉所恐怖症にはいかがなものか?な、ずーっとトンネルな首都高。 でも、これができると私の移動はものすごく楽になるので山手通りでの工事風景を見るたび「早くできないものかのう。」と思って早数年経ちました。 この地に越してきてから大江戸線が開通し、もうすぐ首都高も開通。 便利になっていくねえ。 

12092007_2.jpg先月末あたりに郵便受けに首都高速道路(株)からのチラシが入って、それが「開通する前に歩きにおいで」ってな内容でした。 今回開通する7キロ中、距離にして3キロを歩かせてもらえるのだそうですよ。 うほー!、こんな機会は滅多にないので絶対に行く!っと楽しみにしてたのでした。 閉所恐怖症気味だけど…

オープン時間10時に間に合うようにダラダラと歩いてもそんなにかからないトンネル入口へ向い、早速中へ入ります。 入口からゆるやかな坂道となっており、地下30mの場所となるそうです。 うおー! なんだかよくわからないアドレナリンがでてきます。 排ガスで真っ黒になってしまう運命のガードレール、壁、照明etc みんな綺麗です。 全線トンネル構造なので、火災などのときの防災設備に力を入れているとのことです。 


12092007_3.jpgトンネルの上部にはずーっとスプリングクラーが設置されているのですねえ。 ずっと上向いて歩いてみたり、後ろ歩きしたりやりたい放題です。  火災報知機や消火器などなど、自ら運転しているとわからず走り抜けてしまう場所も見ることができます。 その場その場でスタッフさんが丁寧に説明をしてくれるからありがたい。 非常口や非常通路など、お世話になりたくないけど見ておくだけでもためになる施設も見せてもらえました。 上下線の間にある非常通路はあと一車線はつくれる広さです。 なんだか防空壕のようです。 うむ、工場萌えとはまた違う萌えがここにはありますですよ。 


説明用パンフレット、卓上カレンダー、ハンカチなどもお土産としていただきました。 運転でこのトンネルに入るのはたぶんクリスマスイブくらいでしょうか… 運転は運転でまた楽しみです。 閉所恐怖症ぎみだけど…。 

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2007年12月08日

いざ鎌倉!

12082007.jpg鎌倉が近くになっていた…

最後に行ったのが16歳のときで、なんだかものすごく遠かった。
当時既に親元を離れており、人里離れた山の寮で猿と変わらないような野生味あふれる生活をしていた。 今のようにナンチャラ線とナントカ線乗り入れ直通なんて便利な世の中ではなかったし、出発駅と到着駅入力して「ぽちっとな!」とボタンを押せばご丁寧に乗り換え駅から所要時間まで全て教えてもらえるわけもなく、ルームメイトらと時刻表を片手に鎌倉くんだりまで出かけたわけだからすごく遠かったと感じたのかもしれない。 

ちょっと行きたい理由もあり、いままでだったら「遠い!」で却下だったけど、行く気になった。 で、重い腰を持ち上げてyahoo!の路線検索をすると…近いじゃん鎌倉…それも乗換えすらなくいけるんじゃないの…びっくりだわ。

せっかく行くのだからちょっと早めに行って猫太郎w/大仏でも撮るか…と昼からでかけます。 12月だというのに紅葉がまだまだ楽しめるこのところ。 なにかがおかしかないか? 

大仏…思ったよりも小さかったな。 16のとき見たときはすごく大きいと思ったけど脳内ではそれ以上に巨大化していたみたいだ。 通常、遠縁のおばちゃんとかに久しぶりに会って「え、おばちゃん、こんな小さかったっけ?」と思うのは自分が成長したからなのだが、今回それはあてはまらない…よね? そこまでアタシ成長してない…よね? ダイエットが必要なのは痛感中だけど。


大仏の大きさはすっかり忘れていたけれど、16歳のときも鎌倉で蕎麦を食べたのは覚えている。 あのとき壁に貼ってあったお品書きを見て、興味本位で頼んだ「蕎麦がき」のインパクトが強烈だったから。  あれは酒飲みのもので決して高校生の食べ物ではなかったのだなあ、と思いながら蕎麦がきを注文してみたりした。 新蕎麦の季節、やはりこの時期は蕎麦がよろしいです。 

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2007年12月07日

カクカクな人々

12072007.jpgNちゃんより映画のお誘い。 このごろ映画はとんとご無沙汰。 全然映画館行ってないからなんでもいいよ。 まかせるよ。 と他力本願で決めた映画は『ベオウルフ』
前情報は監督がロバート・ゼメキスで、主演にアンソニー・ホプキンス、アンジェリーナ・ジョリー。 な、これなら平気やろ…ってのがNちゃんの言い分。 私もハンニバル博士がでているんじゃ文句ないわよぉ♪と即決。

古代デンマーク。戦士ベオウルフは、時の王フロースガールの命によって、人々を襲い続ける呪われし巨人グレンデルの討伐に立ち上がる。そして激戦の末、グレンデルを見事に打ち負かすのだった。しかし、平安が訪れたのも束の間、ベオウルフの部下たちが皆殺しにされる。それは、魔性なグレンデルの母による仕業だった。さらにはベオウルフも冷酷で妖艶な彼女の魅惑に引き込まれ、彼女を愛せば永遠の力を持つ王になれる、という悪魔の誘いを受け入れてしまう。はたして、突然命を落としたフロースガールの後継者として王の座に就くベオウルフ。だが、やがてある時、ドラゴンが現われ、民衆を襲撃し始める…。


以下感想

開始数分で二人して数人しかいない映画館の中で迷惑にならないくらいの小声でひそひそ。
「え、これって…」
「まさか全部CG?」

知らなかったのだな。 全編CG映画だって…。 もともとRPGをしないものとしては人物のCGはすごい違和感がある。 というか、人物のCGの動きがきらいだからその手のRPGをしない。  これが恐竜や動物、または宇宙人ものとかだったらあまり感じないが、人物だとまだ動作が不自然で受け入れられないなあ。 不自然にカクカク動く映像に開始10分くらいで気分が悪くなってきた。 「うーむ、Nちゃんには悪いがこれは寝るなあ」と思いつつ椅子から2段階で体がずり下がっていく。 (あとで聞いたがNちゃんも寝る準備万端だったそうだ。)

しかし、結局寝なかった。 途中から映像に違和感はあるものの、ストーリーは面白く感じてきたのだった。 ドラゴン好きとしては生き生き動くドラゴンには目を奪われた。 カクカクな動きは最後まで気分が悪かったけれど、それなりに慣れた。 

アンジェリーナ・ジョリーはもともとCGみたいだから違和感ないねえ。 でも、アンソニー・ホプキンスの太り具合はCGだからだと思いたい。 

★☆☆☆☆

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2007年12月06日

歌舞伎とお芝居の違い? さあ…

12062007.jpg「12月の公演、ある意味豪華スターキャストです(笑)。」

歌舞伎にはまって東へ西へどこにでも行っているHちゃんからお知らせメールをもらったので早速チケットを手配してもらった。 後援会に入っている人に頼むと先々行チケットがとれるのでありがたいのう。 

ほほー、さすがにお勧めしてくれるだけのことはある。 若手勢ぞろいな豪華さじゃわ。 

備忘録かねてのblogなのであらすじは歌舞伎座オフィシャルサイトより抜粋。 (問題あれば削除します。)

『菅原伝授手習鑑-寺子屋』

菅丞相の家臣・武部源蔵(海老蔵)は、妻の戸浪(勘太郎)と寺子屋を営みながら、主人の子菅秀才をかくまっています。それを知った敵の藤原時平は、菅秀才の首を出すよう命じ、臣下の松王丸(勘三郎)を首実検に差し向けます。源蔵は苦悩の末、今日、母の千代(福助)に連れられ寺入りした小太郎を身替わりにします。実はこの子の親こそ、松王丸。心ならずも敵方に与する松王丸の、これは命を賭けた償いの行動だったのです。
わが子を犠牲にする松王丸夫妻の慟哭と、他人の子を殺さざるを得なかった、源蔵夫妻の宮仕えのつらさ。胸を打つ義太夫狂言の名作です。

周りのおじさん、おばさんもすすり泣く。 上司の子どもを助けるために他の子どもを身代わりにし、あげくその子は敵方の大将の部下が、それを知っていて自分の子どもを差し向けたってわけで。 やりきれない話よのう。

『粟餅』
威勢よく現れたのは、二人組の粟餅売りの杵造(三津五郎)と臼造(橋之助)。搗きたての粟餅をちぎっては、粉が入った鉢に投げ入れる曲搗きを見せたり、交互に六歌仙を演じ分けたりと、きびきび軽やかに踊ります。
 江戸時代、曲搗きで知られた粟餅売りの風俗を写した常磐津舞踊。踊り巧者、三津五郎と橋之助の息の合った組み合わせが楽しみです。

20分ほどの短い踊り。 ぼーっとみてたらあっという間に終わってしもうた。

『ふるあめりかに袖はぬらさじ』

文久元年(一八六一)。江戸幕府が開港した三港のうちのひとつ、横浜にある遊郭岩亀楼には、外国人相手の「唐人口」と呼ばれる遊女もいて、連日賑わっています。気風がよく三味線の名手でもあるお園(玉三郎)は、ここ岩亀楼の名物芸者。面倒見のいいお園は、病に伏せっている同僚の遊女亀遊(七之助)を見舞いに行き、亀遊と、医者を目指す通辞の藤吉(獅童)との仲に気づきます。
その翌年。岩亀楼に登楼したアメリカ人イルウス(彌十郎)は、唐人口の遊女マリア(福助)を気に入らず、病み上がりの亀遊に一目惚れして、藤吉に身請け話の通訳をさせます。金に目の眩んだ岩亀楼の主人(勘三郎)が身請けを承知すると、藤吉との恋に絶望した亀遊はその場を飛び出し、自害してしまいます。
その七十五日後。亀遊の死を、〝万金を積まれてもアメリカ人への身請けを断り自害した攘夷女郎〟と事実を歪曲して伝える瓦版が出回ります。「露をだにいとふ倭の女郎花ふるあめりかに袖はぬらさじ」というウソの辞世の句まで添えられている周到さは、攘夷派志士を煽るためのねつ造に違いありません。が、この瓦版のお蔭で評判になった岩亀楼では、商売促進に励む主人はもとより、亀遊の死の真実を知るお園までもが、ウソで塗り固められた「亀遊物語」の語り部となってゆきます…。
玉三郎の当たり役のお園に、一座勢揃いの顔ぶれによる注目の舞台。今回は初の歌舞伎座での上演です。

作者:有吉佐和子。 
もともと縁のない暮らしをしていりゃそんなもので、有吉佐和子といえば学校の休暇であろう時期に実家に帰っていた時「笑っていいとも!」のテレフォンショッキングにて、延々と番組ジャックをしている姿をまさにライブで見てしまい「なんだろう、このエキセントリックなおばさんは?」 と、おののき胃のあたりがきゅぅ~っとした。 そのトラウマか、彼女の作品を手にとったことはなく、作品も「恍惚の人」くらいしか知らない。 だから観る前は多少胃の奥がきゅぅ~っとした。 

しかし、いや~、面白かった! 「歌舞伎」というより「お芝居」感覚で面白かった。(このふたつがどう違うのか?とつっこまれても説明できないけれどさ。 現代語でわかりやすいということと、台詞が長いこと… あとは私の動物に近い感覚) 
いつもは玉三郎の花魁姿にうっとりしているわけだけれど、今回は大笑いさせてもらった。 おまけにアメリカ人役の彌十郎さんの英語の発音が上手だったこと♪ 「上演時間長いな。」とため息もついていたのが嘘のようにあっという間に時間が過ぎていきましたわ。



なんだかこのごろ人並みに師走っぽい。 通院とほんの少しの労働、そして半分以上を占めているこの数ヶ月のウサをはらす日々。  インフルエンザの予防注射もしましたぜい。

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2007年12月05日

兎とカエルと猿と猫

他にもキツネとかネズミとか… 楽しいなあ。

大人の塗り絵ノート
「鳥獣戯画」編 (大型本)

六本木ミッドタウンのサントリー美術館で開催中の『鳥獣戯画がやってきた!― 国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌』を見てきました。 実は2回目。  前回行ったときは週末だったこともありものすごい人・人・人で…  絵巻を見るといるより人の頭を見に行った感じで、敗北感に打ちひしがれて15分くらいですごすごと美術館を後にしたのでした。 だから本日はリベンジ。

鳥獣戯画、小さい頃から大好きなのです。 もうあの兎といいカエルといい、「なんでそんなに楽しそうなんだ?」ってこっちの気分も楽しくなります。

今回は兎やカエルが生き生きと描かれている一番有名な甲巻のほか、甲乙丙丁巻がすべてそろっての展示で、ほかにも断簡部分、現存していない部分の断簡、模本とかもあります。後半は人物絵巻になっており、そちらのストーリーも見ていて面白いのですが、やっぱり動物の擬人化部分が好きだわ。 

初めてみる絵の部分も、何度もみているおなじみの絵のところも見ていると「うほー、ほんとかわいいよのう♪」 と1人ニヤニヤしてしまうのでした。 描かれている動物たちも筆で一発勝負!で描かれていて切れ目がほとんどないその正確さにも感動♪。

美術館のスペースもそんなに広いわけでもなく、絵巻だから期間中前期と後期にわけて展示する絵の部分を変えたりもしてましたが、できればもっと広いスペースのたとえば体育館とかでもいいから、ずーっとはじからはじまで見てみたかったです。

16日まで開催中です。 




鳥獣戯画がやってきた!―国宝『鳥獣人物戯画絵巻』の全貌
オフィシャルサイト ここの「見どころ」の甲巻のフラッシュ絵巻でニヤニヤ♪

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