2007年10月11日
POTTERと書いて…
2週間くらい前「ミス・ポター」を観た。 POTTERと書いてポター。 魔法使いのあの子はポッター… 同じスペルなのにねぇ。
STORY
青い上着をはおった愛らしいうさぎ、ピーターラビット。 世界で一番有名なこのうさぎを生み出した女性こそが、ビアトリクス・ポターである。時は1902年、新世紀になってもヴィクトリア朝の封建的な空気が漂うイギリス。ポターのような上流階級の女性が仕事を持つことなどあり得ない時代だ。しかし彼女の夢は、幼い頃に湖水地方で出逢った大好きな動物たちの絵に物語を添えて、絵本として世に出すこと。親がすすめる縁談を断り、アーティストとして生きることを目指しているのだ。ついに出版を引き受ける会社が現れ、ピーターラビットと仲間たちの物語は、たちまちベストセラーとなる。
で、感想
印税生活というのは今も昔もスゴイのよう…ってそういう感想かい?
ピーター・ラビット好きよ♪ 絵本も勿の論で持っているよ。 ウェッジウッドのピーター・ラビットのカップ&ソーサー他、何点か実は持っている。 (そういや映画でお茶のシーンの食器がウェッジウッドでしたなあ。 うっとり♪)
住んでいた家がナショナルトラスト(◆)になっているのは聞いたことあったが、ナショナルトラストの設立に貢献したとは知らなんだ。 伝記もののせいなのか?非常に淡々とした映画で、主人公思い入れの在る無しや映画という娯楽感の見方によってはダルダルになるけど、湖水地方が美しかったから淡々とした映画でもよろし。 さすがは英国政府観光庁が一押ししとるだけのことはある。
レニー・ゼルウィガーがエゲレス英語を話すと、ビアトリクス・ポターが湖水地方の『ブリジット・ジョーンズ』に思えちゃうのがちょっとあったけど、まっいいか。(笑) アニメなウサギもかわいいしね。 デジタル・アニメ全盛の今、セル画で動いてるあたりも大自然にお似合いでした。
◆ナショナル・トラスト ナショナル・トラストは、歴史的建造物や自然の保護を目的とする民間組織。 寄付金や入場料収入で買い取ったり、寄贈によって取得した建造物や土地を管理し後世へと伝えるために守っている。 民間の団体組織ではあるが、国家のナショナル・トラスト法により国からの援助を一切受けないことを条件とし管理される財産は譲与、転売はできず更には貴族・文化人等より寄贈される場合の譲与税もかからないという法律にも守られている。
大貫妙子の「ピーター・ラビットと私」も大好きです。