2007年04月29日

昭和は遠くなりにけり

04292007.jpg職場の大学生バイトさんが「どうして昭和の日っていうんですか?」と言っているのを聞いた。
丁度そこにいた私とN君は凍りついた。 彼女が立ち去ったあと、ボソボソと話す。
私「ねぃねぃ、あれって冗談だよね?」
N君「でも、大学生って平成生まれなわけですよね?」
私「来年は平成生まれが成人式だもんね…」
N君「昭和生まれは完全に中年オヤジってことか…」

うわぁぁああああああ! 頼むから冗談だと言ってくれ!



昭和の日なので昭和を懐かしんで…

『ラブソングができるまで』 ヒュー・グラントの、お気楽なラブコメだ!

一世を風靡した80年代は遠く去り、いまや、往年の“ギャル”たち相手にしょぼくれたイベントを賑わせるしかない元ポップスターのアレックス。  20年以上たった今も、彼の肩書きは、“解散した人気バンドPoPの元ボーカル、アレックス”のまま、変化も進歩もいっさいなし。そんな時代に取り残された彼に、ついに返り咲きのチャンスが訪れた! 当代きってのスーパースターで、若者に絶大な人気を誇るカリスマ歌姫コーラから、新曲を提供してほしいという依頼が舞い込んだ のだ。とはいえ、彼の作曲の才能は長いあいだ放ったらかしにされたまま。しかも、作詞は大の苦手。そんなとき彼のアパートにたまたま鉢植えの水やりに来ていたアルバイトのソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスのハートを直撃。彼女こそ、復活の救世主となるパートナー!? ラブソングなど書く気はないというソフィーの拒絶をよそに、80年代以降、止まったままだったアレックスのメロディーが再び動き出した!

以下まったくもって軽い感想

映画館で1人迷惑に笑わせていただきました。 映画の中のヒュー・グラント演じるアレックスの在籍していたバンド「POP」は実在しないバンドでも、他のバンドの名前は当時人気だった名前ばかり。 当時、それらを身近に知っていた者としてはやはり笑ってしまう。懐かしいし、あの時代は「素敵♪」と思ってもいまじゃダサダサのファッションといい笑うしかない。 しかし80年代のミュージック・クリップは今でも素晴らしい出来だよ!と思うものが多い。 
オープニングのミュージック・クリップももう80年代色満載の作りで懐かしい曲なわけはないのに、どこかが懐かしい。 80年代のシーンのため、ギリギリと顔の皺を後ろにゴムで引っ張ったというヒュー・グラントも若くみえなくもない。 相手役のドリュー・バリモアもかわいかったわぁ。 

若干年取った感はあるが、やはりヒュー・グラントはロマンティック・コメディの王様だ~。

Posted by toto at 23:34 | Comments [2] | Trackbacks [1]

2007年04月21日

レクター博士も若かった

04212007.jpg天気がいいから光合成せにゃいけん…
本当のところ、光合成じゃないのですが、人間、日光に浴びてセロトニンとかの物質の出をよくしないと落ち込みが激しくなるらしい。 と、いうことで気分もいいので某所のスタバの外にあるテーブルでボーッとラテを飲みつつ読書したりのまっとうな週末を送ってみたりした。

1時間ほどダラダラしたあとに映画『ハンニバル・ライジング』を観にいく。 今回タダ券での鑑賞さぁ~♪  以前映画を観にいったとき全然気がつかなかったのだが、どうもスクリーンに虫の影が入っていたらしい。 映写機にくっついていたとかで、上映後に映画館からお詫びの招待券をもらっていたのだ。 いやー、本当に全然気がつかなかったのですけどねえ。

1944年のリトアニア。名門貴族の家系に生まれたハンニバルは戦争の悲劇により両親を失う。幼い妹ミーシャを連れて山小屋で生活を始めたハンニバルだったが、逃亡兵たちがやって来て2人を監禁。そこでのある出来事を経て孤児院に送られ、成長したハンニバル(ギャスパー・ウリエル)は、やがて逃亡兵たちへの復讐を誓う。

ハンニバル・ライジング オフィシャルサイト

以下毎度のネタバレ


若い、若いよハンニバル。 やはり年齢を重ねて美食家の天才なレクター博士も若いころはガキでしたなあ、とか思う。 復讐だけに燃える若造が今後天才レクター博士になっていく物語ができればいいのになあ。 映画でのストーリーは原作よりもうすっぺらになってしまってますます若造になってしまっていた。 でも若き日のハンニバル役のギャスパー・ウリエルの演技はよかった、アンソニー・ホプキンズの演じるレクター博士のしぐさと同じように演じているあたりはゾクゾクできた。 あの首をかしげて考える姿… あれはゾクゾクものですわな。 いい役者だったからもう少しエレガントな青年の部分も欲しかった。 復讐に燃える姿ばかりが目立ってしまい、小説読んでいる限りではあった青年だけどエレガントな部分が映画ではそこまでは描けなかったのが残念。 上映時間が2時間以上もあっても小説からはしょっている部分は多いので、原作を読まずに映画を観にいくと謎な部分も多々あるかもしれませんよ。

日本文化のジャポニズム・ジャポニズムしているところは小説を読んでいるときに「ここまで映像にされたら笑うぞ」と思っていた部分までは深くしてなくてちょっと安心。 でもやっぱりよくわからん日本文化+アジア風味満載ってのはありました。 

なんか、自分が「怖い」と思う状況が変化してしまっているようで、○○(←自粛)食いちぎっているくらいじゃゾクゾクしないってのもちと問題かしら…

Posted by toto at 23:38 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2007年04月19日

QUEENに行く!

04192007.jpgとアタシが言うと「えー、また来てんの~?」な返答が多い。 いや、今回はフレディ・マーキュリー関連のあっちのQUEENではなくて、女王のQUEENの映画だわさ。

ロードショーよりも早めに上映している映画館があるのでさっさと行ってきた。 今週末から観たい映画が沢山あるし、GWはいろいろ他の用事もあるから上映してるんだったら「行かなくちゃ!」となった。 おまけに、ここ数日例のバージニアでの事件で気持ちがどんよりしているもんでねえ。 私の住んでいたのは海側で今回の事件は山側のバージニアだが、どちらにせよのんびりしたところだけに衝撃だった。 気持ちがどんよりしていたので買い物と映画で気分転換もしたかったし…

1997年8月31日 チャールズ皇太子と離婚後充実した人生の真っ只中にいたダイアナ元皇太子妃がパパラッチとの激しいカーチェイスの末自動車事故によって急逝した。

事故直後、英国国民の関心は一斉にエリザベス女王に向けられ、たびたび取り沙汰されていたエリザベス女王とダイアナの不仲説への好奇心の対象となった。ダイアナはいつでもエリザベス女王にとって頭痛の種であったし、チャールズ皇太子との離婚後、民間人となった彼女の死に対して英国王室ができることは何もないはずであった。エリザベス女王はダイアナについてのコメントを避け続けたが、絶大な人気を誇るダイアナの死を無視することは、結果的に国民を無視することとなってしまう。民衆の不信感は急激に増大し、エリザベス女王は窮地に追い込まれてしまった。この空気をいち早く察知し、王室と民衆の橋渡し的な役割を担ったのが、首相になったばかりの若きトニー・ブレアであった。ダイアナの事故直後の7日間のエリザベス女王の“本当の姿”、そしてダイアナとエリザベス女王の間に確実に存在した確執をはじめて描いた作品。

クィ-ン THE QUEEN・オフィシャルサイト

うーむ、当時のニュースを思い出すなぁ。 映画のシーンでも当時のニュース映像を巧みに組み込んでいるから思い出すものも多い。 役者の演じるエリザベス女王、ブレア首相、クィーン・マザー、フィリップ殿下、チャールズ皇太子等々、顔だけみていりゃ似てるんだか、似てないんだかなのだが、演技はみな素晴らしい。 みなさん相当本人の映像でしぐさや口調を勉強したのだろう。 エリザベス女王がバッキンガム宮殿に国民の捧げた花束の横を見ながら歩く部分とか、女王の声明文とか当時のニュースで流れた映像をそのまま役者が演じるシーンはそっくりそのままの映像かと思うほどだった。

以下若干ネタバレ

ブレア首相に説得されバッキンガム宮殿に戻ってくる前の別荘にて王室ファミリーの会話が本当にあんな会話だったのかはわからないけれど、王室に生まれレールのひかれている人生を歩み、伝統を継承していく立場の女王の苦しみやとまどいは映画のようなものなんだろうなあ…とは思う。 


最後のほうで、とうとうバッキンガム宮殿に戻った女王とそこに居合わせた小さな子どものやりとりがジーンとした。 数年前にロンドンへ行ったとき、バッキンガム宮殿で衛兵交代を見たあと偶然にも宮殿にお戻りになる女王の車を見かけたとたん、その場にいた幼稚園児たちがものすごく嬉しそうに飛び跳ねながら手をふったことを思い出した。 女王って愛されているんだなあと思った瞬間だった。


しかし、女王が山道でランド・ローバーを自分で運転したりするんですなあ…それにはびっくりしたのだった。 犬好きなところもしっかり映画に取り込まれていた。 女王にまとわりついて歩くコーギーがかわいいかったよ。

Posted by toto at 20:59 | Comments [0]

2007年04月11日

ハリポタ7巻発売決定♪

Harry Potter and the Deathly Hallows
(Harry Potter 7)(UK) (ハードカバー)
J.K. Rowling (著)

ハリー・ポッター・シリーズ最終巻が7月21日に発売決定となりましたですよ。 amazonでも原作の予約が始まっております。 翻訳版は毎度のことだとまた1年後とかになるかもです。毎回思うが、翻訳者、翻訳遅すぎですぜ。 邦題は「ハリー・ポッターと死の秘宝(仮題)」とのこと。 このところブルーな内容も多く、どこが子どもむけじゃ?と思ったりもしているし、今回もダークな噂や正式発表もありますが、いずれにせよ、楽しみですなあ。

丁度その頃に映画『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の上映もあるわけで、久しぶりにハリポタ・モードになれるなぁ♪ でも7巻を読み始める前に6巻をもう一回パラパラと読んでおかないとちと忘れている部分も多いかもだよ。  いま拙blogにて確認してみたら2005年の7月に読んでたのだよ。 blogに全部の日常を書いているわけではないけれど、忘備録にもなって便利じゃん(^-^)

そんな、今年の7月、誕生日月間ってこともあり丁度そのあたりに「偉大なる妄想につぐ妄想(と豪語中)」な予定をバリバリ入れているので、実際にはどんな7月になるのか楽しみだ。 実際にはしょぼい7月になったとしても予約した本は届くからいいかー。 (と、妄想段階で諦めてどーする?)


さーて、仕事さっさとやっつけて、今晩はタイ料理食べに行ってくるー♪ 

Posted by toto at 07:45 | Comments [0] | Trackbacks [1]

2007年04月10日

歯の浮くジャポニズム

羊たちの沈黙
出演: ジョディ・フォスター, アンソニー・ホプキンス
監督: ジョナサン・デミ
これを始めて観たときは「うひー、怖いよ、怖すぎるよ。」だった気がする。
ハンニバル
出演: アンソニー・ホプキンス, ジュリアン・ムーア
監督: リドリー・スコット
で、これを見た時には「うひひひひ、ああ、だうしましょ? でも好きだわ♪」になって
レッド・ドラゴン
出演: アンソニー・ホプキンス, エドワード・ノートン
監督: ブレット・ラトナー
で、これを見た時には「うぎゃー! やめろ!やめてくれぇぇええええ!、といいつつやっぱり好き♪」になったのだ。

さて、今回の映画はどんなもんか?


リチャード・ハリスのハンニバル・シリーズ、最新作『ハンニバル・ライジング』を読み終わりました。 途中何度も「げーっ!!!!」と思いつつ足をバタバタさせたりしつつ読みましたが、今回の映画はたぶん若干の苦笑いは否めないかも。
それもこれも、私がジャパニーズということだからなんだなあ。 今回の映画のポスターや劇場予告で鎧・兜が全面的にでてくるのだが、全然チェックしていなかったもんで、小説を読んで今回の主要登場人物で日本人がいるからだと知った。 (っていっても、映画で演じるのはコン・リー。 サユリに出演していた女性。 渡辺謙さんのような世界に知られる日本人の女優さんの登場もほしいもんだな。)

こうさ、西洋人の極東ジャパーンへの関心とか、昔から西洋美術でもあったジャポニズムつーか、彼らの描く日本にはどうも日本人にしてみると歯がゆいような、照れくさいような、「勘弁してくださいよ、それ。」って感覚がでてしまう。  ま、同じようにフランス人が宝塚の『ベルサイユのバラ』を観たら「勘弁してくださいよ、それ。」となるんだろうと思う。 今回小説を読んでも「勘弁してくださいよ、そこ。」だったので、映像で観てしまうとそれはもっと感じることになるだろう。 それでも勿論観ますけれどね。 といっても、今回は少年→青年時代のハンニバル・レクターのお話。 前3作で俳優アンソニー・ホプキンズは映画化1作目の『羊たちの沈黙(1991年)』から原作としては時代を溯り演じることになった『ハンニバル(1999年)』その後、1作目のその後の潜伏時代の『レッド・ドラゴン(2001年)』と実年齢と逆行もあったりでもハンニバルを演じたことになった。 でも今回は他の俳優が演じる。 いくらアンソニー・ホプキンズが名優でも今回ばかりはもしも演じてしまったらそれこそ「勘弁してくださいよ、もう。」になりますですよ。 タイムマシンもあれば、アンソニー・ホプキンズ版でも観て見たいとは思う。 助けて、ドラえもん。

映画『ハンニバル・ライジング』オフィシャル・サイト

Posted by toto at 23:03 | Comments [0] | Trackbacks [52]

2007年04月07日

人生色々、キャラも色々

04062007.jpg日付は昨日となりましたが、あんどうさんと、たんばちゃんとで『どうぶつの森大会』をしたのでした。
去年末にいともカンタンにDS-liteを購入できてしまい、最初は脳年齢70歳!とかにしかならない脳トレをやっていただけだったのだが、あんどうさんのblogで楽しいソフトと書いてあったので購入してみたのでした。 最初は家たててもらって借金返さないといけないし、そのためには魚つったり貝殻ひろって金にしたりで、空しくなるゲームだのう…とか思っていたものの、そのうち暇をみてはコツコツやっているうちに楽しくなって、通信してみたいーと思い、あんどうさんに連絡したのでした。 たんばちゃんもやっているということで、3人集まっての大会が開催となったのでした。

場所は秋葉原、行くの久しぶりです。 おまけに、先週用意しておいたお二人にわたす予定のブツを玄関に忘れてきました。 気がついたのは秋葉原のホーム…ダメダメです。 集合時間まで25分しかないからとりに戻れません。

自分のアホさ加減にブルーになりました。 おまけに久しぶりの秋葉原で集合場所と反対方向の出口にでてしまいました。 うがっー!  集合場所のビルは線路をはさんだ向こう側、ぽこぽこ歩いてやっとだとりつきました。 まだ約束の時間までには10分ほどあります。 

約束場所のすぐ近くで女の子がDSをやってます。 たんばちゃん?  彼女に会うのはたぶん4年くらいぶりなので自信がありません。 なぜか私にインプットされている彼女の身長は私よりも高く170センチくらいあったのでそのあたりで声をかけるかどうか悩みます。 

「でもこの場所でDSやってんだから間違いないんじゃないか?」とオドオドと声をかけたらたんばちゃんでした。 

(じゃあ、以前会ったことのある170センチの女性は一体誰だったんだろう?) その後すぐにあんどうさんもやってきて、まずは軽く食事。

メイド喫茶に行ってきましたです。 実は1年ちょい前にアメリカから仲良しの男友達がきたときに「数年ぶりなので、一番HOTな日本に連れて行ってくれ。」とリクエストされていた時に1回行ってます。 その時もあんどうさんに相談して教えていただいた場所に行ったんでした、自分の知ってた日本と違う日本に新鮮だったらしく喜んで帰国しました。 

今回行った場所も違う新鮮さがあったので、次回海外からの客人がきたときに利用させてもらおうと思います。 ケチャップでうさぎちゃんの書いてあるグラタン食べました。 

で、その後場所をファミレスに代えてメインの通信大会です。 もう大笑いです。 お互いの村に遊びに行って、3人で団体旅行一行様如く一列になって歩くのですが、もう歩いているだけで大笑いです。 近くに座っていた子どもがボーゼンとして私たちを見つめています。 お互いの家や住んでいる住人の家にいったり、買い物したり、何をやっても大笑い。 たんばちゃんのキャラクターはあんどうさんと私の村の店で「そんなカッコになれるんだ!」ってほどの大変身をしちまいました。 あんどうさんのキャラは本人と同じような可愛い感じです。 同じゲームだってのにお互いのツボの違いがとっても新鮮です。

いや~面白かったよ。 あんどうさん、たんばちゃんお付き合いどうもありがとうございました。 

写真:あんどうさんのマネっこをして撮ってみた。

Posted by toto at 00:59 | Comments [2] | Trackbacks [0]

2007年04月06日

原作読んで映画に備える

もうすぐ映画も公開だからハンニバル・ライジングを読み始めた。 いつもは洋書で読むが、今回は時間もないから翻訳版。 そのうち洋書にも手をだす予定。  レクター博士が「ああなっちゃった。」理由がわかるかもしれないという幼少時代の話。
うほほ。 多分数日で読破だろうなあ。

US時代に興奮して「羊たちの沈黙」を一緒に映画館でみたMちゃんが、「あんた、このマンガ絶対好きだわ。」と送ってきたマンガ。 ええ、とっても気に入りましたぜ。 3巻までイッキ読みいたしました。










Posted by toto at 23:00 | Comments [0]

2007年04月05日

歌舞伎は半年ぶりなのだ

04052007.jpg今日もお家ラブな人間がお出かけです。 
それも朝からいそいそと歌舞伎だ!
だって、勘三郎さんと仁左衛門さんがでるんだもの♪ 勘三郎さんの大ファンな友人Hちゃんによれば、「今回の後、当分歌舞伎座では演じないわよ~」って連絡もあったので行くことにしたのだった。 おまけに、昨年の11月末から今年の2月まで仕事も詰まり気味だし、試験勉強とかしてたりもあったりで観劇は久しぶり。 つーか、試験が終わるまで何をやっててもそっちが気になってしまって楽しめないから極力お出かけは控えていた。(おかげで合格したがな。) ま、自粛していたとはいいつつ、たまの映画は気分転換になってたし、サッカー(クラブトヨタ杯)は別腹扱いなので仕方がない。(ほほほ。) でも観劇は時間を半日以上は使ってしまうので行かなかったのだった。 てなわけで、現在枷が外れたようにお誘いと言うお誘いをホイホイ♪と受けておる。 お誘いがなくての「お一人様」でもどこでも行っちまう。 今日歌舞伎に一緒に行ったOちゃんは私が「遊び自粛生活」していた時に、1人でいってもツマランと、一緒に自粛モードに入っていたので、お互い久しぶりになった歌舞伎鑑賞とあいなりました。  

四月大歌舞伎 中村信二郎 改め 二代目 中村錦之助襲名披露

一、當年祝春駒(あたるとしいわうはるこま)
         

二、頼朝の死
           
三、男女道成寺(めおとどうじょうじ)
    
四、鬼一法眼三略巻
  菊畑(きくばたけ)
   劇中にて襲名口上申し上げ候
         

今回は二代目中村錦之助襲名披露公演なんですわ。 私にとって、先代の故萬屋錦之助は俳優であり、淡路恵子さんのダンナさんでもあるくらいの知識しかなかったのだが、今回その錦之助を襲名する中村信二郎はその甥にあたるそう。 中村獅童ちゃんのイトコってことですね。 毎回、親戚が親戚でそのまた親戚も親戚だったりする歌舞伎の世界ってのは歴史を感じるよ。 

萬屋錦之介(よろずや・きんのすけ, 1932年11月20日 - 1997年3月10日)は、日本の俳優。歌手。東映俳優労働組合委員長。映画・舞台制作プロダクション「中村プロダクション」社長。本名は小川錦一(おがわ・きんいち)。

歌舞伎俳優から映画・テレビの時代劇俳優に転じて成功。若い頃の芸名は中村錦之助(なかむら・きんのすけ)といい、新しい芸名の「萬屋」は1971年に制定した小川家の屋号から採った。父は三世中村時蔵であり、俳優の中村賀津雄(現・中村嘉葎雄)は弟、同じく俳優の中村獅童 (2代目)は甥にあたる。女優の有馬稲子、淡路恵子は元妻。


「萬屋錦之介」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』。 2007年4月2日 15:10 (UTC)

三番組目の『男女道成寺』が目当てだったので、勘三郎&仁左衛門が交互に登場しての素晴らしい舞いと演技にエネルギーが集中してしまい、おまけに休憩中にお弁当なぞ食べちゃったりしたもんだから、肝心の四番組目の襲名公演が演技途中の口上前あたりがチトうつろ…ごめんなさい。 でもやはり生で演じる舞台はその場にいるだけで元気がもらえる何かがつまっている場所で、今回も楽しく家へ帰ってきたのだった♪

さ~て、夜はテレビでチャンピオン・リーグ見るかぁ~♪ 

Posted by toto at 23:01 | Comments [0]

2007年04月04日

目の保養は桜だけではないのよ

04042007.jpgいつになったら冬物をクリーニングに持っていけるんだ? クローゼットがパンパンで早く冬物を片付けたい今日この頃。

郊外にまで桜見物で出かけた予定でした。
前々から約束をしていた『夜桜祭り・午後4時から園内無料』ってのにいそいそと出かけたのでした。 夕方にはどしゃどしゃ振りの雨もなんとか止んだし、今回も別にビニールシートひいて飲めや歌えやってわけでもなく園内散歩ってところなので、地面が濡れていようが関係ないわけよ。

ところがさ、到着したら照明点いていないんだわ…真っ暗であるよ? 

「本日天候悪化のため閉園しました」のちっこい張り紙が…

がっくしです。 確かに寒いよ。 暖をとりたいよ。 仕方がないので近所の映画館に行くことにしました。

映画館は同じような夜桜難民ですごい人。 おまけに春休みで、ストレス溜めまくったお子が走り回るわ、ギャースギャースと泣き叫ぶわでちと眩暈… しかし、家族連れの目当ては『ドラえもん』だから平気さ。

で、見た映画は『ホリデイ』 

ハリウッドの映画予告編製作会社の社長アマンダ(キャメロン・ディアス)と、ロンドン郊外に住む新聞記者のアイリス(ケイト・ウィンスレット)。クリスマス直前になってそれぞれ恋に破れた2人は、ネットを介して“ホーム・エクスチェンジ”をすることに。アマンダはロンドンに、アイリスはビバリーヒルズに旅立つが……。

今気がついたのだが、ホリデーでもホリディでもなくホリデイで[イ]が大文字なんだな。 富士フイルムのようだな。 

桜で目の保養はできなかったものの、ジュード・ロウで目の保養をしたからよしとする♪ そういや以前この監督(ナンシー・メイヤーズ)の『恋愛適齢期』でもキアヌ・リーブスのかっこよさに惚れ惚れしたのだったっけ。

以下ネタバレ含む



長期休暇や長期不在とかで人様に家を又貸しする「サブレット」はアメリカでも頻繁で、自分でも貸したり、借りたりしたことはあったものの、「ホームエクスチェンジ」というお互いの家を丸ごと交換するってシステムが本当にあるのは知らなかった。 知人とかその知り合いあたりまでには鍵を渡し、猫の面倒みてもらったり、自分も犬の散歩したりもしたが、インターネットで見ず知らずの人に鍵をわたすのはちと抵抗あるな。 でも、お互いの家を利用するならその点では少しは安心なのだろうか?  ジュード・ロウみたいなお兄さんのいる人の家ならそりゃ大歓迎ですがな、ほほほ。

ラブコメはやはりハッピー・エンドで終わってくれるのが観ているほうはホッとする。 2つのカップルはどちらもUS-UKの遠距離恋愛になっていくわけだから、その後のお話を想像すると「遠距離は難しいよな。」と思ってしまったりするのだが、そんなのは映画を観た客が勝手に想像すればよろしい。 よかった♪みんな幸せになってね♪と思う人もいるだろうし、アタシのような天邪鬼というか、良くも悪くも歳を重ねて酸いも甘いもある程度わかった(まだ、ある程度かよ?>オレ)もんが思ってしまうHopelessな思いもあったりいろいろだろう。 結構ラブコメはそういう、よくよく考えると「その後はどーよ?」なのが多い。 でもやはり終わりはハッピー・エンドが気持ちがいい。 後のこと考えてたら次には進めないってのも経験者は語る…

メインとなる4人の主人公が皆それぞれに魅力的で愛されるキャラクターであり楽しい映画であったが、アメリカで妻を亡くし、歩行器に頼ってヘルパーを道を歩く孤独な老人の姿に胸がしめつけられるシーンもあった。 UKからLAに来た女性が、その老人と交流し、だんだん打ち解けていくシーンには涙してしまった。 こういうジーサンにはいつもやられる…感動する。  ほんとアメリカにはこういう1人暮らしの老人が多い。 10代のころ、歩行器をガラガラ押しながら買い物に行く老人を見かけて「アメリカって老人もすごいなあ。 足が弱くなってもお出かけして偉いなあ。」とか自分勝手な想像で、自由の国の自由な人と思ったりしたのだったが、現実は子離れが早いから歳をとって1人になっても生きていくしかないから歩く、と、だんだん解ってきてからはなんだか寂しい気持ちになったりする。 と、言っても彼らにとってそれは当たり前のことであり、日本のように成人してからも親と一緒に住んだり、二世帯住宅にしたりの話をすると「それって面倒でできないわ。」と言われたりすることも事実だったりする。 大学に入学した途端、生活費、それどころか学費すら親からの援助はない友人も多数いた。 卒業して随分経った今、「親は定年したからフロリダに(アリゾナ・カリフォルニア等々暖かい場所が多し)に引っ越したよ」って友人が大半になった。 だから歩行器で歩く老人に思ってしまうシンパシーは中途半端に日本とアメリカを知っているからの勝手で余計なお世話な思いなのだとわかってはいても、どうしてもそういうジーサンの演技にはやられてしまう。  主人公とからむ年の功を重ねた脇役はどんな映画でも重要なんである。

Posted by toto at 23:30 | Comments [0] | Trackbacks [0]

2007年04月02日

桜と選挙でにぎやかだな

04022007.jpgヘリコプターの音で起きる今日この頃。
うおーっ!!
もう4月ではないか!  
と毎月恒例に書いてるにゃ。

桜咲いてますなあ…  シートをひいてじっくり花見ということはしておりゃしませんが、ポクポク歩いたりはしとります。
首都高速は1964年の東京オリンピック開催の時に一番土地の買収にてっとりばやいからというのもあって、都内を流れる川の上や周辺に建設されたとかで、いつもはガッーっと首都高飛ばしたいところ、渋滞で動かない高速道路とは名ばかりの道も、このシーズンは川沿いの桜並木が目の保養になっとります。 

あと、このところの「マイ周辺ブーム」は都知事選の政見放送。 いやね、東京ってすごいんだな…
先々週の第一回目放送の時、早朝に目が覚めてしまってなにげなくつけたテレビで見た政見放送で、不謹慎なのかもしらんが、大笑いしたのでした。 もう、東京ってスゴイと… いろんな意味で『い・ろ・ん・な』候補者のマニフェストに朝っぱらから「どうしよう?東京?」なのでした。
で、この思いを他人にも伝えたい!と複数の友人に興奮して話したところ、みな同じく楽しんでいる状況になっとります。

「けしからーん!」って血圧上げる人もいるんだろうなあ…
でもすべて候補者の政権公約なわけですから、しゃーないわけよ。 


それにしても、マニフェストなんてぇ言葉使わんで、政権公約って使えばいいのにな。 10数年来の「カタカナ撲滅委員会」代表としては(嘘ですわよぉ、そんな団体ありゃしません)どうも『うしろめたいこと』とか、『曖昧にしたいこと』はよくわかんないカタカナが使われるんだよなと思うわけです。

Posted by toto at 23:32 | Comments [2]