2007年03月22日
華麗=加齢? ま、いいじゃん
映画『華麗なる恋の舞台で』を観て来ました。
なんだか、映画好きblogのようだな…はいー、また映画行っちゃいましたよぉ。 行ったのは先週だったのですが…
ここのところ、神経性胃炎だの眼精疲労だの… でパソコン開くなら寝ますぜ!な一週間でした。 胃は痛いし、ピクピク顔は動くし、ストレス性らしいっすよ。 現実逃避な失踪をそろそろしたいわねえ。
で、お布団滞在時間が多かったので、その一週間前の映画についていまごろ書くのだった。
友人に「負けた、気分的にすっきりできないねぇ!」と前回、前々回の映画の感想をぼやいていたら、「じゃ、これがすっきりしそうよ。私も久しぶりに映画に行きたいの~」と、小2の娘ちゃんが学校に行っている間に渋谷へ来てお付き合いしてくれたMちゃん。 単館上映なもんで、都内じゃここしかやっとらんかったのだった。 当日はどこかの卒業式だったらしく、袴姿の女の子たちが一心不乱にスペイン坂を上ってました。 しかし、みなさん可愛いんだが…化粧が濃い。。 可愛いためには濃い化粧なのか? わからん。 それだけ渋谷は久しぶりさ。
映画は
1938年ロンドン。満たされながらも変化のない生活にうんざりしていた人気女優ジュリアは、親子ほども年の違う米国人青年トムと出逢い、恋に落ちる。だが、それもつかの間、トムは若い女優と恋仲になり、ジュリアは傷心。それでもジュリアは、その女優を彼女の舞台に抜擢してほしいというトムの勝手な願いを聞きいれ、余裕の素振りを見せるのだった。現実を受け入れ、すべてを譲ってしまうかに見えたジュリアだったが、傷ついただけでは終わらないのが、大人の恋。彼女の人生の第2幕は、まるで華麗な舞台のように、ドラマティックな結末を用意して、今、幕をあけようとしていた―
以下ネタバレ
ストーリーとしては単純でハラハラ・ドキドキなものは何もないのだが、楽しい映画でした。 ってこういうの、楽しいって思うのはイジワルかね? むほほ。 主人公がキーキーと髪振り乱して嫉妬したり復讐したりしたら嫌だけれど、さらりとイジワルするこの大人ぶり。 面白かったです。
大人の女性をなめんじゃないわよ!なフツフツとした女優の思い。 最後の最後での大どんでんがえしな舞台演出。 新人女優の天然なんだか、策略なんだかの行動は見ているこっちも少しづつイラッとしていたので、舞台でたたみかけるような展開に大笑いしておりました。 同じ歳くらいの女性が大うけしている理由がわからんでもないわー。 あとゲイのみなさんにも好評とかです。 納得だわ。
2007年03月10日
Are you REALLY happy?
『ハッピー・フィート』を時間がぽっかり空いたので、先行ロードショーで観にいった。
ほんわかしたくて観にいった。
今のCG映像ってすごいんですなあ。 おまけにペンギンが歌を歌ったりタップ踏んだりと楽しいのだ。知っている歌ばかりってのも楽しい一因。
QUEENの"Somebody to love" はやはりいつ聞いてもいいのだなぁ。
以下、ネタバレ。
と思ったのだが、単に「ほんわか」したくて観にいったら環境問題とか社会問題を訴える内容だった。あら、びっくり。 つーか、週末の夜にこれはちっと重かった。 勝手にほのぼのしてホロリとして「あー、よかった。」な内容を求めて観にいったからラスト30分くらいの部分は予想外であった。 「おいおい、そうくるのかい?」
「どうして、そんなにお魚をとるの~?」by マンブル
ああ、魚が好きさ。 鯨も青い魚も大好きだよ。 でも昔から食べている人種なんだよ。 「スゥシィー」とか言って健康ブームで食いだしたりとか、人口1.5億が一斉に食いだしたりとかのブームと一緒に考えては欲しくないもんだよ。 どうもこのあたりがひっかかる。 アメリカ人向け教育テレビ見ちゃいましたって感覚。
いや、ホント映像も音楽もペンギンだけじゃなく動物の動きも、迫力ある氷河もみんなよかったんですよ。 自然環境は守らないといかんですよ。 ゴミは捨ててはいけませんよ。 団体からノケモノにしてはいけませんよ。 でもドキュメントでなく、アニメでここまで露骨だといやーな気分になるのは、やっぱり心当たりがある人間(=彼らの言うエイリアン)だからなのだろう。
ハッピー・フィートというタイトル、本当にこれでハッピー? 最後のあの姿はちと辛いんですけれど…?
全然違う話でのめりこませておいて、「実は本題はこっちなんです。」 っていう悪徳商法というか、宗教勧誘というか…重くなってどうも感想まとまりませーん。
ハッピー・フィート
環境問題等々なにひとつの情報ありません、楽しいだけです!なオフィシャル・サイト
2007年03月08日
視覚と嗅覚
映画に行くのも久しぶりだなあ。 私も自他共に認める「犬鼻」な嗅覚持ちでありますが、映画の主人公の嗅覚には「アタシはここまで犬じゃねーよ!」と思いました。 今後は「猫鼻」くらいにしておこうと思います。
でもすでに製造中止となった「某香水」が今でも一番好きな私としては、こういう犬鼻の調香師がいたら是非とも調香をお願いしたいものです。
パフューム ある人殺しの物語
18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。 驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。
『劇場で香りを体感せよ』ってなみたいなキャッチコピーはその通りでした。 香りもそうだが、悪臭とかの臭いもな… 映像だけを見て、つまりは視覚から入って嗅覚と同じような状態になる体験ってのは面白いなあと思えましたです。 エグイ映像で絶えられないくらいの悪臭なニオイを思い出し、一面の花畑で幸せなカオリを思い出し… 気分悪くなったり、楽しくなったり…脳みそというのはすげいです。
これから見に行かれるかたはここからは読まないほうがいいですよ。
でもね~、映画としてはあまり後味よろしくなかった。 つーか、ヘンタイだ!ヘンタイ!と、香りフェチな主人公の行動全てに思っていたのだった。 自分の欲望をとことんまで極めるために、いいことも悪いこともわからなくなるってのはこういう事なんでしょうかね? いい事、悪い事ってのは人それぞれなのかもしれないけれど、倫理ってのが一切ない主人公に感情移入はできないもんですよ。 『ハンニバル』のレクター博士を愛する私が言うのもなんなんだがな… 最大の原因は主人公の顔が好みでないというのがあったからか? 後から知ったのだが『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』の映画でローリング・ストーンズのキース・リチャーズを演じた役者なのだそうだ。 あの時はほとんど台詞もなかったし、キースに似ているといえば似ているなあ…くらいしか思わなかったがね。
本当に少しだけの、たぶん3%くらいだけしかの映画の前情報しか入れずに観にいったものの、それでもそのたった3%で、ある程度の予想のできてしまったラスト。 興行成績意識するばっかりにクライマックスぎりぎりのところまで事前にばらしてしまう宣伝方法っていかがなものかの? まあ、本当に何一つ前情報入れないで観にいきたい映画には封切当日とか先行ロードショーに行ってしまうから、このあたりの”ちょっとだけ興味あります”あたりの映画が一番そう思ってしまうのだな。
ただ、ダスティン・ホフマンとアラン・ニックマン(ハリポタのシリウス先生でもあるよ、彼のエゲレス英語は素敵♪)が登場していたことと、アロマセラピーの抽出方法で学んだ水蒸気蒸留法と冷浸法(アンフルラージュ)の映像が見られたのにはちょっと嬉しかった。 そんなの抽出すんじゃないよ!と呆れましたが…
私個人としては星2つ☆☆。 一緒に行った友人は星4つ☆☆☆☆。
ちょっとしたことだったのだが、原作を読んでみないとわからない部分があった。 これは字幕担当の某戸○女史のセンスの問題なのか、本当にそうなのかわからなかった。 英語だけで見ていればあまり気にならない台詞なのだが、とにかく原作を読んでみようと思う。
2007年03月07日
やめられません…
にょほほほほほ♪(壊)
アメリカより『ブツ』がきたのです!
2月末まで自制がきかなくなるとさすがにマズイので送ってもらうのを遅くしてもらっていた例の『ブツ』です。
到着した途端、「ちょっとだけ…ちょっとだけなら大丈夫だよね?」と思っていたのですがやっぱりダメした。
もう、ズルズルと…体に悪いと思いつつ…やめられませんでした。 嗚呼、眠れず体がボロボロです。 心臓もずっとドキドキしっぱなしでした。
24シーズンⅥのビデオですが… なにか?
てなわけで、毎度毎度このシリーズを録画してくれている友人より届いた1~7話までの24シーズンⅥのビデオを一気に見てしまったら朝になった。
案の定、「ぎゃー!」だの「うがあ!」だの夜中に大騒ぎしつつの鑑賞。 シーズンⅤが(見ていない人で、地上波放送を楽しみにお待ちの方も沢山いらっしゃるだろうから詳細は書かないものの)「どーなんのよ?シーズンⅥ!」という思いも強かったので、首がキリンになるくらいに待ちわびておったよ。
今回からの登場人物も、登場する人する人、皆さんステキに胡散臭い♪BRAVO♪
さーて、週末にでももう一回見直すわ~♪
2007年03月04日
13時間がますます苦痛
さて、今年も1/6終わっちまいました。 2007年2ヶ月目終了と思うとそうでもないが、1/6終わったと思うとちょっと焦るのはどうしてだろう?
やっと遊べる状態に戻った。 って、いままで遊んでいないのか?と聞かないように。
しかし、どこからどう遊びに手をつけていいのか、わからん。
読みたい本も山積みだし、映画も行きたいし、コンサートだろ、お芝居だろ…
それよりもまた飛行機に乗ってブーンっと飛んでいって…(妄想ちう)
アタクシ、国際線の機内には1リットルのペットボトルの水と500mのペットボトルのお茶を持ち込むのが常でした。
しかしこのご時勢、平凡な思想を持つ(それすら持ってないかもよ?)私の予想をはるかに超えている思想をお持ちな人のとばっちりを食うわけで、とうとう日本もあのちっこいビニール袋に入れて規制されて乗り込むことになりましたがな。
すでにロンドン→NY線とかは随分前からそのようでしたが、その時のニュースが流れてからずっと「水LOVERなアンタどうするのだろうね?」と周りに心配されて(笑われて)いたというのに… (国際線に乗った人からの機内持込ニュースはこの数ヶ月ずっとうちのメールに配信されとりました。)
フライトアテンダントにピンポン攻撃になるのは目に見えておりますぜ。
「水ください。 もう何度も呼ぶのも申し訳ないので(面倒なので)いっそ、そのボトルごとください。」
って感じでしょうか? 乾燥肌だからクリームもかかせないし、目薬もかかせない(これは袋にいれなくてもよいようだ。)むぅ。 機内にゴタゴタもちこむ人間にとっては事前のチェックは大変そうです。
それでなくても飛行機嫌いなのにねえ。 免税店で購入できそうな道はまだ残っている模様、アルコールよりも水を買う日がくるとは飛行機の旅は辛いもんになってきたなあ…
国際線の航空機内への液体物持込制限の導入について 国土交通省
同サイト内詳細