2006年10月14日
織田哲郎ライブ@渋谷AX
Damn! というと、『24』でおなじみのジャック・バウワーが犯人を逃がしちゃったりすると叫ぶDamn it! って台詞がやけに耳に残りますが、他にも、なんだか、すこぶる素晴らしくて、どうしようもなくて、もう「参った、すっげぃわ!」的なときにも利用したりします。
昨日、織田哲郎のライブへ行ってきました。 織田哲郎、前回行ったときはW杯の真っ最中で頭の中でサッカーボールが転がる状態でしたのでblogに書くことはなかったのですが、今年はこれが2回目となります。 今回は今まで他の方へ提供した楽曲のセルフ・カバーのCD発売もかねてのライブでした。
Merodies /織田哲郎
1. 負けないで(ZARD)
2. シーズン・イン・ザ・サン(TUBE)
3. ボクの背中には羽根がある(Kinki Kids)
4. 愛のために。(上戸彩)
5. 碧いうさぎ (酒井法子)
6. 突然(FIELD OF VIEW)
7. 世界中の誰よりきっと(中山美穂&WANDS)
8. この愛に泳ぎ疲れても(ZARD)
9. Anniversary(Kinki Kids)
10. 世界が終るまでは…(WANDS)
11. 恋心(相川七瀬)
12. このまま君だけを奪い去りたい(DEEN)
カバーと言えど、アルバムの新譜としては13年ぶり。 以前のライブで「近々オリジナルの新譜を出す!」と明言されていたのですが、前回6月のライブで発表された通り、セルフ・カバーの方が先に発売となりました。 そして今度は来春14年ぶりのオリジナル新譜をださなかったら「ちょんまげ結う」といろんなところで、公言していらっしゃる模様(笑) ちょんまげ結ったら是非14年前の最新アルバムひっさげて、紋付・袴でライブしていただきたいとか思うけれどさ。 (ここをご覧になっている織田ファンの方、これも別バージョンのファンの気持ちとしてご理解ください。)
この人の声は昔の声も、いろいろとあった後の今の声も好きなわけで、このところのご活躍は非常に嬉しいものがあります。 ぶっちゃけ、80年後半か90年前半、最初に興味を持ったのは"好みの骨格"だったからなんだが…。 だって、日本の音楽情報なんて(その前から知っているアーティストは別にして)全然入ってこない場所にいたから、里帰り中にお店で結構CDジャケットを見てsixth senseだけで選んでいたりしたもんです。 大体の場合、好きな骨格の声ってのは好きなのですわ。 有名人しかり、プライベートしかり… 時々「失敗したか…」ってのも…(以下自粛)
で、ライブ。 うむー、よかったですわ。チャランゴ、サンポーニャなんて名前は知らなかったけど、NYの地下鉄のホームで聞いていた楽器の音色。 それにギター、ケーナ、チェロ、ウッドベース、サックス、パーカッション、キーボードなどなどが一緒になる不思議感覚。 あ~南米~♪、あ~ポルトガル~♪と駆け巡る記憶。 コーラスの諌山さんという女性の声にも驚いた。 一体どこからそんなに深い声がでているの? 大江戸線の六本木駅くらい、奥深いところから沸いてくるような声です。 バラードあり、ロック色満載あり、3時間弱のライブでした。 もうね、「Damn! He's good!」 って言うしかないライブでしたわ。
そして、日本人のライブで英語曲をカバーしている場合、この方ほど発音が素晴らしいと思う人もなかなかおりません。 帰国子女ってものあるだろうが、耳がいいから発音も綺麗なんだろうなあ。 また近いうちに行けたらいいなあ…たとえそれが"ちょんまげライブ"でもアタシは行きますよ。
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