2005年07月08日
ジョン・レノンのミュージカル
NYブロードウェイで7月7日から始まる新しいミュージカル Lennon-The Musical。 ジョンレノンの生涯を綴るとかのミュージカルです。 昔ブロードウェイでバディ・ホリーを扱ったミュージカル「Buddy」を観たことがありますが、ステージで演奏するバディ・ホリーがミュージカルを観にきた観客をそのまま当時のコンサート会場に集まった観客のようにしての演出もあったりで楽しめたので、今回もそういう演出があるかしらー。 次回NYに行くときには是非観たい♪ NYの舞台はシビアなので、人気がないとなったらあっという間に終わってしまう、先週始まったと思ったのにもう終わりですか!なんて事もざらにあるからさっさとNYに行って観なくては!と思っております。
でもオフィシャル・サイトのキャストを見ている限り、オノ・ヨーコさん役は日系人ではないのだな。 ちょっと残念だな。
(昔のことなので詳しくは覚えてないんだが)以前こんなことがありました。 ロングランになるミュージカル「ミス・サイゴン」のオリジナルキャストでアジア人とのハーフのポン引き役「ザック」を演じたのはロンドン公演でも同じ役を演じた俳優ジョナサン・プライスでした。 ロンドン公演の時は東洋人役ということもありメイクも東洋人風(つまりは目が細くて釣り上がり。。。のステレオタイプ、やだやだ)だったのだのですが、ブロードウェイ公演前に東洋人役を白人が演じるとはどういうこった!と演劇組合だか何かが大騒ぎをしまして、アメリカは組合(ユニオン)が非常に強い力を持っていることもあり随分とニュースになりました。
それを知ったジョナサン・プライスと関係者側は「演じるのにその人種である必要があるかい!」と真っ向から戦って、ブロードウェイ公演での彼のメイクは東洋人を意識するようなメイクすらをもやめてしまったのでした。 実際このオリジナル・キャストが演じている間に劇場へ何度か通いましたが、全くもってその通り!顔なんて作らなくたって素晴らしい演技だったのでした。
でも、やっぱり私は日本人。 世界中の老若男女に共通で名前の知られている日本人の一人といえばオノ・ヨーコさんじゃないかしら? SONYがアメリカの会社だと信じて疑わないアメリカ人の子供(実話)ですらオノ・ヨーコは日本人と理解している。 東洋人がショービジネスに厳しいブロードウェイに出演するチャンスなんてなかなか巡ってはこない。 「ミス・サイゴン」でもジョナサン・プライスの降板後に東洋人が役を演じたこともあったので、今回もロングランになったら、オノ・ヨーコさんを演じる東洋人の女優さんが現れるかもしれないとちょっと期待しているのです。(^-^)
ミュージカル「Lennon」で演奏される曲
Mother
Look at Me
Money
Twist and Shout
Instant Karma
India, India
Real Love (Boys and Girls)
Oh My Love
Mind Games
The Ballad of John and Yoko
How Do You Sleep?
God
Give Peace a Chance
New York City
Power to the People
Woman Is the Nigger of the World
Attica State
Gimme Some Truth
I'm Losing You/I'm Moving On
I'm Stepping Out
I Don't Want to lose You
Whatever Gets You Through the Night
Woman
Beautiful Boy
Watching the Wheels
(Just Like) Starting Over
Grow Old with Me
Imagine
India, India" and "I Don't Want to Lose You" は個人的に録音されていただけで今までリリースされなかったジョンの曲、"Cookin' (in the Kitchen of Love)," は1978年にリンゴスターにより録音されたが、ジョンとしては絡んでいたなかったという楽曲のようです。
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