◇食あれこれ◇

本場もんの沖縄料理を楽しみにしていたが、なんたって母は80パーセントはベジタリアン。 お肉はほとんど受けつけないし、魚も刺身とかの生では気分が乗らない限りは食べない。雑食の私を生んだとは思えないくらいの偏食女王なので、なんと一日目の夕食の沖縄料理(それも豚肉なしの沖縄そば)でギブアップ寸前となってしまった。 お肉の中でも豚肉が一番苦手な事と、10年前に沖縄へ婦人会でやってきた時のトラウマもあるらしく、「これ以上豚肉を食べるくらいなら某Mどなるどでフィレオフィッシュが食べたい」とかいうんですぜ(−−;) アンタはアメリカ人か。。。。。

しかし、ヨーロッパもアメリカでも「食」のせいで雰囲気が最悪になった経験もあったのでこんなことは慣れたもんです。 スペインで合流したときなぞ(両親は日本から、私は当時住んでいたNYから)過去の経験を生かし、アメリカから日本食料品屋でふりかけ、梅干、そしてお湯で暖めるタイプの白米パックを買って持っていって、食事の苦情を言いはじめるだろう3日目あたりでホテルの部屋でおにぎり握ったくらいだから日本じゃまだまだ選択枠はあるってもんですぜ。 食だけ満足にさせておけば旅行が好きな母からは苦情がでないし、父は何を食べても旨いという人なので旅行が楽になる。 24時間勤務な添乗員さんは自分がいかに楽に進められるかを考えるのです(−−)

よって、2日目の夕食は首里城近くの日航ホテルの中華料理レストランでした。 美味しかったけどね、でも私はやはり本場での沖縄料理がまだ食べたいのよね。 タコス好きとしてはタコライスもまた食べたいし、ゴーヤチャンプルー以外のチャンプルーも食べてみたい、南国な魚も味わってみたい〜! 一人じゃあれこれ頼んで食べられないのが難点だ。 

それでも3日目.4日目の夕食は別行動にしてもらった。ホテルから一人沖縄料理の夕食がしたくて国際通り周辺まで出向く。 もちろん飲みたいから徒歩。 意気揚揚に向かったけれど、やはりそんなに暴飲暴食できるものでもないから、さっさと食べて自分用の「古酒」を選びにフラフラ。 どのお土産屋にもズラリ〜と並んでいてどれがいいのか、どうやって選べばいいのかわっからーん! 

なんでもかんでも形から入るのが大好きなので自分用に買うとなったら壷で買いたい。 本当はこの壷にお酒を継ぎ足していって自分なりの酒を造っていくそうだが、そこまで酒のみでもないから数ヶ月もすりゃ花瓶に変身するだろう、と考え直して小さめの瓶を数本買うことにした。 一応試飲はしたものの、どれを飲んでも口から火をふくような度数のお酒ばかりなので、あまり好みがわからない。 原料が違うものは味も違うが、どれを飲んでも「強い!」ってのばかり。 水割りよりもロックでチビチビ飲むのが好きなのでお店の方のお勧めを数本購入。 その中にも素焼きの小さめの壷に入った古酒があったのだが「これは必ずまっすぐに立てて持って帰ってくださいね、横にすると漏れます^^」とアドバイスをされた。 そして「早めに飲まないと蒸発しますから^^」とも言われた。 「こーんな小さなの蒸発する前に飲んじゃうとは思います!」とはさすがに言いませんでした。 ほほほ。

ふらっと入った場所で飲んだのは度数43でした。 お店の人曰く「割って飲むから実はお得なんですよ」なんだそうです。 他にも小さなグラスに入った「飲み比べセット」なんぞもありましたが、あまり飲んでもホテルに帰ってから酒臭いといわれそうで自粛(T△T)

◇自販機だけでも楽しい◇

自動販売機でジュースを選ぶのにも、見たことがないドリンクが沢山あるのでしばし考えるのです。 せっかくだからいつもと違うものを試してみたい。 シークワーサーは昨日飲んだし、さんぴん茶、うこん茶、グアバ。。。。毎回毎回違う味を飲んでは「美味しい」だの「変わった味だ」を繰り返しました。 シークワーサーでもメーカーによって好みができたのでした。



◇ご当地もの◇

ホテルの近所のコンビニにあった「ラ王」の沖縄そば。 観光地はご当地商品ってのはいろいろありますね。 他にもパイナップル味のプリッツやハイチュウ、黒糖味の森永キャラメルとか。。。ちょっとしたお土産にもなるのでチマチマ買いましたがカップ麺はかさばるので買いませんでした。 どんな味だったのか今度どこかで見つけたら食べてみたいです。