メトロポリタン美術館。 

これも美術館内にあります。 美術館内でプチ世界旅行が可能。

紀元前15世紀に建てられた神殿
手前のPAや照明は今晩あるプライベートパーティの準備 。いつもはありません。


後ろがボッティチェルリの絵、ガラスに入っているあたりが特別扱い。

メソポタミア文明の部屋。 イラクの美術館があんなことになってしまい残念。
まっすぐな道と青い空。マンハッタンが好きな理由のひとつでもあります。



 
◆メトロポリタン美術館◆
今日は月曜日、メトロポリタン美術館は休館日なんであるがー、入れちゃったりするのよ。 知人のツテで休館日に見学できることになった。 うほほほ、これぞ裏口見学♪
特別展示中のゴヤとマネのところは同じようなツテで入った見学者や館内案内ガイドの研修中の人が随分いたが、常設展示の方なんぞ一人もいない場所が多い。 「ようこそ私のギャラリーへ」状態で単純に嬉しい。 (でも西洋鎧甲の部屋とかはこの静けさの中、動き出したら恐いだろうなあ、とかも思っちゃう)
お気に入りの部屋を休館日に中に入れてくれたSさんと話ながらゆっくりと見学していたら中世宗教画の部屋に辿りついた。
「ここは見ないでしょ?」とさっさと歩いていこうとするSさん。
違う。。。私はここが大好きなのだ(^◇^;)ああ、そんな驚きの目でアタシを見ないで〜。 印象派あたりに行くものと思っていたSさんには珍しがられたが、学生の時フィレンツェで中世宗教画に始めて出会った時、始めは興味がなかったものの、絵が好きになった始まりの印象派も結局全てここから始まっていると気がついてからは、はまりっぱなしなのよ。
そしてここにはあの「ビーナスの誕生」を描いたボッティチェルリの絵だってあるのだよー。
その後もできる限りの部屋を回って堪能堪能♪ 人があまりいないことをいいことにエジプトの部屋で下のような写真をとるという暴挙にもでてみた。(館内は特別な部屋以外、フラッシュなしなら写真撮影は許可されています) 警備員さんも笑っていたけど、デジカメだったのでその場で見せたらほめられたわよ♪ 



◆近代美術館 QUEENS◆

じっくりゆっくり鑑賞後、Sさんとお別れしてIちゃんに急いで電話。 本日はもうひとつ美術館に行く予定にしていたのだが、五番街の交通渋滞で待ち合わせの時間に遅れそう。 現在増設・改装工事中(というより完全に取り壊して新築中)で再オープンする2005年までは川をわたったQUEENSの工場跡地に引越しをしている近代美術館(MOMA)で開催されているピカソとマティスの展覧会に行くことを急遽昨日決めていたからだ。 マティスとピカソの2人は生存中に有名になった数少ない画家のうちの二人で、お互い仲良しでもありライバルでもあっていつも互いを意識し、影響をうけあい、同じ様な構図や題材の絵画を同時期に描いていたりしている。 それを年代や題材ごとに2大画家の両作品を左右に並べて展示するという、おもしろい方法で話題になっている展覧会らしい。

本当のところ私はこの2人の作品を今になってはあまり興味をもっておらず、それでも以前はバルセロナのピカソ美術館、フレンチリビエラにあるマティス美術館にも足を運んだりしたこともあったりしたものだから、いかなくてもいいかなあとか思っていた。単にイースト川越えしてQUEENSまでいくのが面倒だ、というのもあったけど、贅沢とは思うがピカソもマティスも私の中ではお腹いっぱいに近かったのもあった。 ところが会う友達、会う友達が口々に展示の仕方が面白いから見ておくべきだとかを連発するので、「じゃあ行ってみますかねえ」と重い腰をあげた。 丁度Iちゃんもまだ見ていないというので一緒に行くことにした。
予約が必要とのことだったので、まずはマンハッタンにあるMOMAのギフトショップでIちゃんと当日予約のために待ち合わせ。 数ヶ月前から予約して行っている人がいるのだから予約が無理でも当たり前なのに、わりとあっさり取れちゃった♪おまけに私たちが予約をしている途中で「本日の予約は終了」のアナウンスがでた。 後ろはまだ長蛇の列だったのに〜、おおラッキー♪

地下鉄に乗ってQUEENSのMOMAへ。 
ピカソとマティスの作品を同じ時期に同じような題材の絵を描いている2人の作品を並べているから一目瞭然でおもしろかった。 でもやっぱり私にとってあの筆遣いはお腹いっぱいになってしまっているんだなあ。


◆信じるものは救われる?◆
NYにものすごーく当たると評判の占い師さんがいる。 確かに私の周りを見ていてもよく当たっている。 噂で聞いた話などは当たりすぎて怖いというものもある。 このところ迷える子羊ちゃん(−−;)だったので、NY到着後早々と予約をいれておいた。 それを知ったO嬢も「富士の樹海に入った子羊ちゃん」だったので同じ日に予約をとって一緒に行くことにした。 
<<<そして感想>>>
むー、うー、うひー。 この人は私のこの数年間に隠しカメラでもつけていたのかね?と思ったことがあり話を聞いているうちにちょっと鳥肌がたった。 こちらが一言も話をしていないのに何故わかる? 見えちゃうらしいよ、見える人には。 今後のことについての結果は自分が動いてみないとついてこないのはわかっているけど、ポジティブに気持ちを持っていってもらえたので行ってよかったと思う。 やる気があるうちに日本に帰ったら行動をおこしてみましょう(^−^)