猫展Travel

◆Golden Pavillion◆
なぜ金閣寺はGolden TempleではなくてGolden Pavillionと訳すのだろう？　謎だ。　なんぞと思いつつ金閣寺へ。　　　
1987年の全面お色直しをしてからの金閣寺というのは見たことがなかったのだが、あれから20年近くにもなるのに綺麗だった。　庭園をぬけてキラキラ光る金閣寺がでてきた時は私も「ほー♪」とため息がでた。　タクシーの運転手さんが「昔と今の金箔を貼る接着剤や技術も進歩したのがわかりますよ」と言っていたが本当だねえ。
2人もいろんなところで記念写真をとっていた。　そして「ここでNekotaroも写真を撮るべきだ！」とちと興奮ぎみ（爆）　龍安寺では突然私のバックからぬいぐるみがでてきて最初はびっくりした2人だったが、「この子の名前はなんていうの？、HPにのせたら是非URLを教えてね」とだんだん一緒におもしろがってきたのだった。　（ってことは英語ページ作るの？（－－；）それは嫌。。。）

時間があれば銀閣寺にも行きたかったが今回は断念。　これもタクシーの運転手さんと話していたのだが、金閣寺は西洋菓子、銀閣寺は和菓子って感じがします、きらびやかな金閣寺と渋い銀閣寺、好みはあるでしょうが、やはりどちらもいいものです。　私は西洋菓子も和菓子も好きです(。-＿-。)

◆Gion◆
午前中にサクサクと2つのお寺にいけたので少し時間に余裕ができた。　お昼は金閣寺周辺で湯豆腐と思っていたが祇園まで足を伸ばすことにした。　鴨川を眺めながら歩き、花見小路通のお茶屋さん街でお昼のお店を探す。　数件のメニューをチェックしている私に「今日のお礼にお昼はおごるから好きなところにしていいよぉ、せっかくだからコース料理にしよう！」と言われた。　そう言われても日本には「時価」という危険なメニューや、一見さんお断りってーところもあるのだぞ、やはり後が怖いからメニューと値段はチェックしないといけないのです。　それにクレジットカードが受けつけてもらえるところのチェックも大事なのだ。
刺身を苦手とする嫁と鳥を苦手とするダンナ。　今日はアメリカではサンクスギビング（感謝祭）の休日だ。　私的には七面鳥は無理でも京都にいるのだから鴨を食べたいが、チキンでも苦手な人に鴨はきついだろう。　そうなると必然的に牛系。　牛ねえ、牛。昨日浅草でお昼にすき焼きに連れていっちゃたもんなあ、ますますお店を見つけるのが大変よ。　それでもなんとか店の雰囲気も値段もよろしいお店を見つけて中に入る。　外の昔ながらの建物からは想像できないオープンキッチンのお洒落なお店でお食事開始。　昼からコース料理を注文し、ビールも飲むだけ飲み、しこたま堪能して、お勘定をとカードを店員さんに出す。

「すみません、カードは昼は受けつけていないんです」
（￣□￣；）！！ガーン！それを訳す私の身にもなってー。
ドアに利用可能なクレジットカードの一覧シールが張ってあったから入ったのよ～、お昼はダメならどっかに書いておいてよ！、それでなくても彼らは明日アメリカへ帰るので余分な円を持っていないのだ。　チマチマとした小物やお土産を買う円はあっても町屋の食事処でキャッシュでどーんと払う円は持っていないのだよ。　実は昨日も東京で私が立て替えておいた新幹線代を日本円で返してくれる為に海外の銀行から引き出せるATMを探すのに四苦八苦したのだった。　私の銀行がそうだったもので、今のご時世、どの銀行でもだいたいは海外と提携していて現金が引き出せるものだと思っていたのだが、そうでもないようだった。　で、東京では都市銀行3件でだめだったので、CITIBANKで引き出したのだ。　（後日知ったのだが海外銀行のキャッシュカードは郵便局のほうが簡単に引き出せる場合があるそうだ。　びっくりでした）　安全上の理由もあり数ドルの買い物でもカードを使う国からきた人たちには大枚の現金が飛び交う国ってのはめずらしいのかもしれない。

おごる予定でカード（それもアメックスのプラチナカードだ！）を出したのに使えないとわかって悲しそうに「お金あとで返すから立て替えておいて」としょんぼりするダンナ、かわいそうすぎるー。　立て替えでも割り勘でもいいが（申しわけないが、ここで奢るだけの財力は私にはないのだった（爆））とにかくこの場は私が現金で支払うしかない。　お勘定は数万円でした（－－；）　いつもはそんなに大金を持っていないのだが、昨日返してもらったのぞみ乗車券分の現金もまだ銀行に入金していなかったので、お財布に入っていたのだ。　はー、現金持っててよかった。　危うく京都で食い逃げか皿洗いするところでした。

気持ちを切り替えて祇園をお散歩する。　数件の私の買いたいものリストのお店に彼らを引きづりまわすのは気の毒なので20分解散。　その間に彼らは彼らで小物を何点か買ったようだった。　お昼というのに車が少ない、やはり週末じゃない京都というのがゆっくりできるポイントね♪　甘味屋さんにも行って甘いものでも食べたいと思ったが時間もせまってくるから清水寺に向かうことにした。　ゆっくり京都の旅はいつできるのだろう。