3月29日金曜日夜10時半。 東京もドシャブリの雨だよ。 残業も終わり、コンビニで夜食を買い込んで東京駅でO嬢、M子と待ち合わせ。 深夜バスなんてそんなに乗っていないと思ったのになーんとその日の夜10時50分発の京都行きのバスは1号車から5号車までありました。 チケット見てみりゃ3号車ってなってるじゃん。 それすら気がつかなかったよ。 一緒に旅行するO嬢とM子はNY時代の同僚でアメリカの長距離バスには慣れていたけど、都内の高速道路の渋滞と大雨で閉所恐怖症ぎみな私はドキドキしていた。
だってさ乗客の乗るバスの2階は高さも手伝って揺れがすごい。 「首都高ってこんなに道ボコボコなんだー」って実感したくらいに振動が伝わってくる。 おまけに前も横も全部カーテンで仕切られていて密室だ。 外がどんな渋滞なのか、どうして運転手さんが、ブレーキを踏んだのかがわからないで揺れる。ああ、お外が見たい!一体どこを走っているんだろう。 気分は拉致状態。 下(一階)だったら揺れも少ないし運転席から外も見えるんだろな、と思っていたらどうも一階は座席ってのはないらしい。 運転手さんが交代で休むスペースとなっているようだ。
出発してから30分もすると車内灯が消えた。 夕食がわりのコンビニおにぎりも食べたし、3人とも日ごろよりも睡眠時間がとれるという事に気がついてそのままガイドブックも読まず寝る。 雨の音がバスの天井に響いているよぉ。 桜!散らないで待ってねぇ。
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