とろちゃんの
アロマ話
 

 


アロマテラピーをはじめるための初級なお話を、とろちゃん 監修のもとに。

special thanks to toro as O嬢

Contents エッセンシャルオイルってなに?  
ノートってなに?
キャリアオイルってなに?
主な使用法

エッセンシャルオイルってなに?

精油とよばれるエッセンシャルオイル。 このオイルを薄めたり、空気にふれて揮発させた楽しんだりします。  アロマテラピーって直訳すると「芳香療法」ってことなんです。 香りを使用して人が生まれつき持っている自然治癒力をよびだすためのものです。 
エッセンシャルオイルは花びら、茎、葉、枝、果実などなど植物のいろいろな場所から抽出されます。  一番ポピュラーな抽出方法は「水蒸気蒸留法」、これは植物の花、葉、枝などに水蒸気をあてて植物の表面にある香りの成分の入っている油胞の成分をとりだします。  「圧搾法」は無農薬で育てた果物の皮をつぶして搾り取ったものから作られます。 他にもアルコール溶剤などを使用してオイルをとりだす「アブソリュート」などもあります。

ノートってなに?

ノートはエッセンシャルオイルが空気にふれて揮発し香りがでてくるまでの速度を3段階に表した「香り方の速度目安」です。  

ノート 特徴 タイプ 主なエッセンシャルオイル 持続時間
トップノート 揮発度が高く、フルーティな香りやツンとくる香り 柑橘系
シトラス系
ハーブ系
ミント系
ラベンダー、ローズウッド、オレンジ、グレープフルーツ、レモン、ベルガモット、レモングラス、ペパーミント、ユーカリ、ティーツリー、バジルなど 1〜3時間
ミドルノート
揮発がバランスがとれているおだやかな香り
トップとベースの中間
フローラル系
ハーブ系
ウッディー系
カモミール、ローズマリー、ジャスミン、メリッサ、ゼラニウム、ローズ、イランイラン、ネロリ、クラリーセージ、ジュニパーなど 3〜4時間
ベースノート
香りの持続性があり、数時間後もほんのりと残る濃厚な香り スパイシー系
樹脂系
ウッデイ系
サンダルウッド、フランキンセンス、ブラックペッパー、パチュリー、シダーウッド、アンジェリカなど 5〜6時間

 

キャリアオイルってなに?

100パーセント天然のエッセンシャルオイルは刺激が強いのでマッサージなど、肌に直接つける時にはキャリアオイルとよばれる常温抽出し、精製されていない植物油のことで、ベースオイルとも呼ばれています。 これを数滴エッセンシャルオイルと混ぜて使用します。 粘り気、肌への浸透性、色など20数種類以上のキャリアオイルがあるといわれていますが、始めてのキャリアオイルはホホバオイルがさらさらしていて独自の香りも少ないのでオススメです。 

オイル名 特徴 抽出方法  
ホホバオイル 酸化しにくい

肌と髪を保護するあらゆる肌に使用できる

無色透明で香りもなく肌につけてもベタつかない。
メキシコ、南米、アリゾナなどの砂漠に生える權木の実から抽出 全ての肌質に対応

抗アレルギー、炎症、湿疹、ヘアケア
グレープシード
オイル
無色透明(精製されたもの)
さらっとしていて無臭

料理用のオイルとは別の室温で絞った(冷搾)タイプを使用する
ブドウの種を圧縮 かゆみを抑える
引き締め効果あり
油性肌むき
セサミオイル
インドの伝統医学、アーユルベーダで使用されるオイル

料理用のオイルとは別の室温で絞った(冷搾)タイプを使用する
胡麻の種 体をあたためる
乾燥肌むき
オリーブス
クラワン
料理用のオイルとは別の精製されたオイルを使用する。

長期保存が可能
オリーブ油から分離抽出 乾燥肌・敏感肌むき
ローズヒップ
オイル
ビタミンAが豊富

香りが強く、高価なので他のキャリアオイルに少し加えくらいで使用
薔薇が咲いた後の実の部分を圧搾 乾燥肌、老化した肌
小じわ、しみ、ひびわれ、やけど等
他にもアボカトオイル、スィートアーモンドオイル、カレンデュラオイル、カメリアオイル、ココナッツオイル、ピーナッツオイル、小麦麦芽オイル、月見草オイル、大豆オイル等々いろいろなキャリアオイルがあります。
主な使用法

準備中です。


参考文献: 成美堂出版:アロマテラピー辞典 (篠原直子著)
        新星出版社:アロマテラピー (児玉良治 監修)


 

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